兄を追って、次元戦争へ 作:トーイ
「取り敢えず一回、ルールの見直しをしない?美宇ちゃんもデュエルに関して不安じゃない?」
芽亜ちゃんは言った。
「わかった。その代わり、気分が悪くなったらやめていいよね。」
芽亜はうなづく。
「美宇ちゃん、アクションデュエルは苦手そうだから普通でいっか。」
私と芽亜
「デュエル」
「ボクのターン、星因子シャムを召喚。効果で1000ダメージ、そしてカードを2枚伏せてターン終了。」
私
Lp3000
「私は手札からエッジインプ・シザーとファーニマル・ベアを融合。現れろ、デストーイ・シザー・ベア。」
「そう来ると思ってたよ。伏せカード、ヘル・ポリマーを発動。シャムをリリースする事で美宇ちゃんの場のデストーイのコントロールを得る。伏せカードには注意しなよ。」
「ならば、墓地のエッジインプ・シザーの効果を発動するよ。手札1枚をデッキの上に戻して特殊召喚。カードを1枚…エンド。」
頭が焼き付けられるように痛い。まだ、私は生きたい。
「ボクのターン、星因子アルタイルで星因子シャムを蘇生。シャムの効果で1000ダメージだよ。シャムでシザーを攻撃。スターアーロー。更に、デストーイ・シザー・ベアで攻撃。」
「伏せカードを…動する。魔法の筒。」
「やるね。って、大丈夫か。」
芽亜さんはデュエルディスクを置いて近づいてきた。
「しんどいなら言ってよ。」
芽亜
LP1800
「ターン終了。」
少し、意識が朦朧とする。
「わ…しのターン。刺繍…合を…します。現れろ、デストーイ・シザー・タイガー。…そして、…の効果で3枚のカードを破壊。デストーイで攻撃。」
後々に聞いた話だと私を負かすことは出来たみたい。
でも、私のことを考えて終了させてくれたみたいね。
「 美宇、美宇ちゃん。目を覚ましてよね。」
素良にいちゃんの誕生日祝いということでケーキを食べる。
美味しいけど、程々にしないとね。虫歯になるから。
素良にいちゃんは上手に切り分けてくれた。
「本当にこのままでいいの?」
誰かが私を呼ぶ声がする。でも、今のままでいい。
「美宇ちゃん、素良にいちゃんに逢えなくなるよ。」
にいちゃんはそばにいる。そう思っていた。
人の一生は何があるかわからない、いつお別れが来るかもね。
次に目を覚ましたのは暗い闇の中だった。
「元気か。お前は無理し過ぎだ。」
折角、いい夢を見ていたのに。
「美宇の願いは叶うと思うかい?」
「それは君が決める事じゃない?」
五月雨支逢はふふって笑った。
「初めまして、美宇ちゃん。私は五月雨支逢。素良くんに逢いたい?」
並行世界の主人公が美宇に聞いていた。
「うん。支逢さんは如何して此処にいるの?」
「貴女を導いた張本人だから。」
支逢ちゃんは3枚のカードを取り出した。
「貴女の願いを叶えることが私は出来る。でも、貴女の臨んだ結末になるとは限らない。」
3枚のカードは優しい光を私に放った。
次回予告
想定外の結末
最終回ではないよ。もっとデュエル回増やして欲しいなら言ってください。
その分、美宇ちゃんが苦しみますがね。