普通科出身の生徒。   作:ぶっとばす!デンジャラス!

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よろしくお願いします。



第1話

僕は、強個性を持っている。

だが、雄英高校ヒーロー科という、その道のトップの学校に落ちた。

普通なら、最難関の高校は無理だと諦めがつく。

しかし、実技試験の内容があまりにも不公平であったため、こう思ってしまう。

"公平な条件。つまり人間同士、生身の戦いなら勝てるはず。"

そのため、俺は、雄英高校普通科にいった。

 

 

「ーーでは、体育祭2種目目を発表するわよ!

第2種目は……騎馬戦です!」

 

僕は、ヒーロー科に落ちた。そして、普通科に受かった。

普通科といえど、雄英高校はその人気も相まって、レベルが高い。

むしろ、ヒーロー基礎学等がないため、単純な学力等では、ヒーロー科を追い抜かしているかもしれない。それほど普通科のレベルは高い。

だが、僕は不満だった。

近いところで言えば、ヴィラン襲撃事件。

あの時、僕が居たら、もっと楽に解決し、相沢先生も重傷を負わなくて済んだ。

そうなる自信がある。

丁度こう思って居たときに、体育祭の事を聞いたのは、まさに僥倖といっていい。

僕は、此処で一番になって、ヒーロー科に転身して、声高に、雄英の試験は間違っていると主張してやる。

 

だが、第一種目目は、俺の個性に全くもって合っていなかった。

そのため、順位もギリギリのラインであった。

だが、今回は違う。騎馬戦なら、きっと僕の個性が使える。

さぁ!輝く時が来たのだ!

 

……だが、普通科のそれも予選突破ギリギリラインの人間を誘ってくれる奴はいなかった。

 

騎馬のグループを作る制限時間も迫っている。

頼みの綱の心操はもう騎馬を決めている。

あ、あそこに3人組が!誘って貰えるかな…?

 

「あの…僕まだ騎馬組めていないので、出来たら組んでくれないかな?…なんて…」

コミュ障。死にたい。

 

「私はいいけど、これは障子ちゃん次第かしら?」

「俺も別に構わん…しかし、お前の個性が俺らの騎馬のコンセプトにあっているかが重要だ。」

「それもそうね。君の個性は?」

俺は自分の個性について説明する。

「障子ちゃん…これは有りじゃないかしら?」

「ああ…」

「おいらは反対だぞ!梅雨ちゃんとの密室空間がなくなってしまう!」

「障子ちゃん是非入れましょう。」

「うむ。」

「何でだよ!」

「そこの葡萄は置いといて、俺は障子だ。今回、俺らが作る騎馬は少々特殊だ。そして、その内容はお前がうちの所に入ると決めてから説明する。少しでも情報の漏洩を防ぐためだ。理解してくれ。

その上で、うちの騎馬でいいか?」

 

先ほどの会話からして、僕のの個性は有用と判断されたのだろう。

なら答えはもちろん

「イエスだ。それから俺は指吸。よろしく。」

「よろしくね。私のことは梅雨ちゃんと呼んで。」

「ああ、梅雨ちゃんよろしくね。」

「二人と…あと1匹。もうすぐ試験だ。今のうちに指吸に作戦の内容説明をするぞ。」

障子君が葡萄君の事を一匹という扱いをしていた。

まあ、そんなことはどうでもいい。障子君と梅雨ちゃんから作戦の確認を受けた。確かにこれは有用だ。

 

『はーい!みんな準備はいい!?それでは第二種目騎馬戦開始!』

 

「よし、三人とも乗れ。」

「「「よろしくね」」」

 

競技中、隙をとって不意打ちを仕掛けるため最初は動かない。

みんながそれぞれの相手に集中し始めたあたりから…

 

「よし、行くぞ!」

障子君の掛け声を合図に始まる。

 

峰田君(さっき名前を教えてもらった)はもぎもぎを投げて相手を阻害し、ハチマキを奪取

梅雨ちゃんは長い舌で、ハチマキを釣り上げる。

 

そして、僕は相手の体力を吸収し、みんなの体力を回復させている。

 

ここで、僕の個性を紹介しようと思う。

僕の個性は、吸収回復。

 

簡単に言えば相手の体力を吸収し自分などの個人、あるいは味方全体にそれを均等に配分するのだ。

相手の体力を吸収するときに特別なアクションは必要ない。

極論ただ、見るだけでいい。そして、さらにいうと、指先を向けることで、更に多くの体力を吸収する。吸収対象の相手は自分が知覚できる範囲のもの全てだ。回復相手も同様。ただし相手は生物でないと効果はでない。そのため、ロボを使っていた入試では、受かることが不可能となったのだ。

 

この個性を使えば、相手の体力を僕を媒介にして、味方へ流すことが出来る。

 

そして、それを今まさに実行している。

 

「成る程。回復があるのとないのとで大きく違うな。全力の動きをずっと出せる!」

「指吸ちゃん凄いわ。さっき舌をつっちゃったけど、もう痛みがないもの。」

「血が出ない俺様は無敵だぜー!ひゃーヒャヒャヒャ!」

皆んなからの感触も好印象だ。

そして、相手は、

「っく、いつもより体のキレが悪い…緊張してるのか…?」

「スタミナの燃費が悪い!これが、対人戦って奴か!」

 

ごめんなさい。それ俺のせいです。

 

解説の方

 

「おいイレイザー、あそこの普通科の奴の個性。手元の資料を見るに相当ヤバイぜ。」

「ああ、こっちは体力を吸い取られてへこたれるのに、相手はむしろ回復するのだからな。そうなりゃやってられん。それに、観察するに、吸収する量も多い。しかし、こいつは普通科か。察するに入試の内容の所為だな。まったく、これだから非合理的だっていってんだよ。この個性が敵に行ったらどんなに厄介か。」

「ああ、流石に俺も真面目モードになっちまったぜ。

ん?この資料において、彼はこの体育祭での抱負は…『ヒーロー科よりも強い普通科生徒は普通にいることを証明する!』だとよ…こいつはシヴィー!!」

 

 




今更ながら、リカバリーガールはどうやってヒーローになったのだろうか。後クックなんちゃらさんも。
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