普通科出身の生徒。   作:ぶっとばす!デンジャラス!

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戦闘描写雑です。
また、ここから原作と大きく変わってきます。


第2話

騎馬戦中、僕らの騎馬は慎重に、追撃されないように立ち回っていて、気付けば全体の4位に位置していた。

「障子君。ここからはペースを落とそう。ポイントを取るよりも此方の安全を最優先に。」

僕は障子君に提案する。

「了解」

「それから、峰田君はもぎもぎをもう投げないでね。もぎもぎが飛んできた方向から相手は此方の位置を悟るかも知れないから。

ここからは、ハチマキを取るのは梅雨ちゃんのリーチに任せよう。

僕も、体力を吸収する相手はなるべく遠くの人にする。」

「おう!わかったぜ!」

「了解よ。指吸ちゃん。」

後、何故か僕が指示を出すようになっていた。

ヒーロー科のプライドが普通邪魔すると思うのに、皆んないい人だ。

また、梅雨ちゃん曰くに、「貴方の指示はなかなかに的確よ。」と褒めてもらえた時はマジで嬉しかった。

このまま、僕たちの騎馬は、相手に気づかれないままに、結果として全体の3位で最終トーナメントに残った。

1位のグループと4位のグループの白熱した展開も無く、周りからは「あ、居たんだ」的な感じで終わってしまったのは悲しい。

心操達はギリギリの5位か…惜しかった。

心操の分も普通科の代表として頑張らないと。

 

〜昼休憩〜

「「「指吸!決勝トーナメント進出おめでとう!!」」」

教室で心操と一緒にお弁当を食べていたら、ジュースやらお菓子やらを抱えた普通科の人達から祝福された。

その様子を見て、心操は少し悔しそうな顔をしたが直ぐに笑顔を浮かべ、俺の分まで頑張れと拳を突き出してきた。

もちろん。と僕は自分の拳を重ねる。

そこからは、軽いパーティー的なのが開かれた。

君たち…僕をパーティーの口実にしてないか…?

と思ったのもつかの間、みんなから自分の体力を吸収してくれ。といわれた。

パーティー的なのは体力を少しでも回復させるためで、これから決勝トーナメントを戦う僕に、より多くの体力を渡そう。という意味だったらしい。

思わず、うるっと来た僕は、有り難く皆んなから少しずつ体力を貰った。正直、騎馬戦中からずっと誰かの体力を奪っていた僕にとって、数値的な意味は全くなく、お節介とも言えるものであったが、貰った力は、今まで吸収したどんな物よりも、暖かく、そして柔らかいものであり、不思議と心の底から力が湧き出て来た。

 

正直、普通科の事を、みんなの事を下に見ていた僕だが、今になってそれは恥だと思った。ここは、どんな場所よりも暖かいではないか。

自分の為と頑張っていた体育祭だが、尚更に負けられない理由が出来た。

 

〜昼休憩終了後〜

決勝トーナメントの概要が説明された。

途中、A組女子がチアをしていたが、あの峰田君がそんな事をするとは…

まぁ、思えばそんな節もあったか…

だが、ここで予想外の事が発表された。

"敗者復活"

何でも、大会をより盛り上げる為に、雄英教師陣で独自に採点した人達がトーナメントに進出したのだ。

そして、総勢24人となり、一位と2位チームの8人は第1回戦免除のシードを獲得した。

ちなみに、

1位チーム 轟君チーム

2位チーム 爆豪君チーム

3位チーム 僕らのとこ

4位チーム 緑谷君チーム

そして、敗者復活で選ばれたのは

骨抜君

鉄哲君

塩崎さん

拳藤さん

小大さん

物間君

耳郎さん

そして…心操だった。

これには、普通科全員が喜び、僕を介して体力を普通科全員が心操に渡した。

心操も何処か照れていて、見てて新鮮であった。

 

 

さて、決勝トーナメントは、端的に言えば一対一のタイマン勝負だ。

厳正なるクジの結果、僕の相手は物間君という人に決まった。

しかも、第1試合…

これに勝ったらシードをとっている上鳴君との勝負だ。

電撃系は厄介だな…

まぁ、先を見てもダメだ。ここは第1回戦について集中しないと。

 

〜第1回戦〜

「ヒューヒュー。普通科が相手とはラッキーだぜ。ほら来いよお客さんよぉ〜?」

煽ってる…

最初こそ、よろしくって笑顔で握手してくれたのに。何故だ。

「あれあれ〜どうちたのー?緊張しちゃってるのかなー?あぁ、なるほど君は障子君のグループに寄生してたんだね。寄生とか厄介だなぁ。どうせ君実力ないんじゃない?早くリタイアしなよー。」

いらいら…

審判、こいつ殺っちゃっていいですか?

そんな目で、ミッドナイトを見たが、目線をそらされ、

「物間君。これ以上の悪質な煽り行為は、アンチヒーロー的行動として、失格にしますよ。」

一応注意はしてくれた…

そして、物間君の返答を待たぬまま、

「では、早速!第1回戦第1試合スタート!」

本当、何でも早速から始めるよね。

 

僕は、相手を見据える。

物間君。普通科の生徒が直前に教えてくれた情報によると、個性はコピー。相手の個性をコピーする能力だ。本来、厄介極まりない個性だが、僕の個性の関係上、例え、コピーされてもお互いに相殺しあう。

そうなれば体術の心得がある僕の方が有利だろう。

ならサシの殴り合いに持ち込める。付け加えて言うと個性の運用はこちらの方に一日の長があるため、僕の吸収量>コピー吸収量になる確率が非常に高い。なら初動は簡単。全力で相手の体力を奪う。

「『コピー』と。ねぇねぇ、自分の個性で体力が減らされるのってどんな気持ち?」

煽ってくるが無視。予想通り、奪われる体力より入ってくる体力の方が多い。

流石に物間君もそのことに気付いたのか、勝負をつけるため、たちまちに襲ってくる。

だが、僕は体術について、ある程度心得がある。

よって彼を背負い投げして、場外。

物間君は思った以上に咬ませ犬であった。




主人公は体力バカと相対した時のために、体術について勉強していた…という設定。
物間君。咬ませ犬にするにはあまりに便利な存在。
だが、私の致命的な戦闘描写のため、咬ませ犬感さえ出ない。

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