「るぅ~~るんるん♪」
お風呂に入りながら鼻歌を歌うミソラにスバルは浴室前の着替え室に入り、着替えとタオルを置いた。
「ミソラちゃん、タオルと着替え、ここ、置いておくからね!」
「ありがとう~~♪」
間の抜けた返事をするミソラにスバルは頭の後ろを掻いた。
(まったく、タオルと着替えくらい、自分で用意すればいいのに……うん?)
着替え室の籠に放り込まれた物を見て、スバルは目を凝らした。
「こ、これって……」
籠の中の衣類にスバルは喉を鳴らした。
「も、もしかして……」
そっと白く輝く宝物を取るとスバルの心臓が爆発した。
(ミソラちゃんのブラだ……)
まだ、成長途中だがそれでも胸を包むブラの深さは深く、スバルの目が血走った。
(いい匂い……)
ブラから漂う女の子の匂いにスバルはウットリした。
(こ、こっちは……)
ブラだけじゃ飽きたらず、今度はパンティーに手を伸ばした。
(温かい……)
まだ脱ぎたてのぬくもりの残ったミソラのパンティーを手に取り、スバルは息が荒くなった。
(こっちもいい匂い)
ミソラのパンティーの匂いもかぎ、スバルはなにかいけないことをしてるような気持ちになった。
「スバル君、まだ着替え室にいるの? 出てくれないとお風呂出れないんだけど?」
「い、今、出るよ!」
慌ててミソラの下着を返し、スバルは着替え室を出ていった。
(ボクはなにをしてたんだ!?)
自分のしてしまったことに今更恥ずかしくなり、顔を真っ赤にした。
「……」
慌てて出ていったスバルにミソラはちょっとヌルイ風呂のお湯を顔にかけた。
「どうしたんだろう、スバル君……」
ニタァと笑った。
「もしかして、私の下着でも見つけて興奮してたりして♪」
クスクスと自分の膨らんだ胸をムニュムニュと揉んだ。
「また新しいブラを買わないとなぁ♪」
今つけてるブラ、あげちゃおうかなと悪戯心にかられながら、ミソラは大きくなった自分の胸を揉み続けた。
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字数が足りないため、次の話も載せます。
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タイトル「悪夢に出るあの事件」
「うむにゅうむにゅ……みそらちゃん、もうきすはあしたからねぇ……」
ベッドの毛布に包まりながら身体を丸くするとスバルはテレたように笑い、また眠りの世界へと入っていった。
「うん……?」
背中を抱き付かれ、スバルは眠りかけの意識が覚醒した。
「どうしたの……?」
自分の腕にギュっと抱き付くミソラを認め、スバルは眠そうにあくびをした。
「ほんとう……さびしがりやなんだから」
ポンポンと頭を叩くとスバルはミソラのほうを向いて寝ようとした。
「いや……」
「うん?」
プルプル震えるミソラにスバルは違和感を覚えた。
「こないで……」
「ミソラちゃん?」
いやに怯えているミソラにスバルは眠い意識を完璧に覚醒させた。
「たすけて……すばるくん」
閉じていた目から涙が溢れ、スバルは慌ててミソラの身体を揺すった。
「ミソラちゃん、どうしたの、起きて!?」
「うぅ……」
真っ青な顔で目を覚ますとミソラはホッとした顔で微笑んだ。
「よかった……ゆめだった」
心底ホッとするミソラにスバルはどうしたのかと聞いた。
「どうしたの……怖い夢でも見たの?」
「……うん」
答えようか悩みながらも首を縦に振った。
「去年の年末に起きた事件、覚えてる?」
「う、うん……」
いやな事件だったと、あの事件はスバルにとっても心の傷だった。
「たまに見るんだ……あの時の夢を……フラッシュバックって言うのかな?」
ギュっとスバルの手を握った。
「誰かが一緒じゃないとたまにすごく怖くって動けなくなるんだ」
「……」
あの時の傷はまだ癒えてないとスバルは改めて犯人たちが憎くなった。
「でもね……大丈夫だよ」
「え……うむぅ!?」
唇にキスをされ、スバルはくぐもった声を出した。
「ぷはぁ」
唇を離し、ミソラはまた眠そうに目を細めた。
「わたしにはすばるくんが……いるから……だからこわくっても……こわくな……」
キスをして安心したのかまた眠りにつくミソラにスバルは心がドキドキして逆に眠れなくなった。
「ミソラちゃん……」
安心して眠るミソラの手を離し、身体を抱きしめるとスバルは優しく囁いた。
「ボクがいるよ……ボクが守るよ……例え、この世界全てを手に気に回しても君を守るから安心して」
「すばるくん……えっち」
「なんの夢を見てるんだ!?」
せっかくロマンティックな気持ちになってたのに台無しだとスバルはクスクスと笑った。