流星のメモリアル   作:スーサン

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鍋を食べたら

「今日のお夕飯はミソラちゃん特性お鍋だよ!」

「ご苦労様」

 テーブルの上に置かれた鍋の器を見て、スバルはニコニコした。

「おいしそうだね!」

「今回はバッチリ! 微妙じゃないものが出来たからね……」

 最後の部分だけボソリといい、ミソラはアハハと笑った。

「じゃ、食べよ!」

「そうだね!」

「お邪魔しまぁす!」

「え……?」

 テレビを囲った敷居から出てきた少年を認め、ミソラは嫌な顔をした。

「熱斗くん、また人の家に……」

「まぁまぁ、いいじゃないか!」

 ケラケラ笑いながら熱斗は二人が囲んでいる鍋を見つけた。

「ラッキー、今日は鍋か! 俺もいいよね?」

「うん……いいよ」

 ミソラは少し考えながら頷いた。

「もう、熱斗ったら、遠慮がないんだから!」

「あ、メイルちゃん……」

 熱斗の後ろからひょっこり現れた少女にスバルはニコッと笑った。

「どうせだからメイルちゃんもお鍋食べなよ! みんなで食べたほうが楽しいからさ!」

「え、いいの?」

 メイルの遠慮がちな態度にミソラはやけくそ気味に叫んだ。

「こうなったら誰でもいいからみんなで食べよ! こうなりゃやけだ!」

「よっしゃ! さっそく、肉食おうぜ!」

「こら、熱斗!」

「ミソラちゃん、ボクが盛ってあげるよ」

「ありがとう、スバル君!」

≪鍋ってそんなうまいのか?≫

≪電脳鍋ならボク達の時代に売ってるよ≫

≪昔は電脳世界にも食があったのねぇ?≫

≪ねぇねぇ、今度はウォーロックとハープも過去に来て楽しんでよ!≫

≪いいね、ロールちゃん! ボクが案内するよ!≫

≪それは楽しみね!≫

 にぎやかに鍋が始まった。

 

 

「ふぅ~~……」

 鍋を食べ終わるとミソラは寝そべったまま幸せそうに息を吐いた。

「もうお腹いっぱい……」

 スリスリとお腹を撫でるミソラにスバルは恥ずかしそうに怒鳴った。

「ミソラちゃん、牛になるよ!」

「だいじょ~~ぶ……ケプ♪」

「そういえば、ミソラって、少し胸が……アタッ!?」

 メイルの便所スリッパが熱斗の後頭部を打った。

「セクハラよ!」

「ぶつことないだろう……

 熱斗は痛そうに頭の後ろを摩った。

「そういうメイルちゃんも、スタイルいいよね……アタッ!?」

 今度はミソラの便所スリッパがスバルの顔面にヒットした。

「シドイ……」

「ふん……」

 アハハハと笑う食卓で熱斗は時間を確認した。

「やべ、もうそろそろ帰らないとママが心配する!」

「そうね、じゃあ、勝手にごちそうになって悪いけど私たち、もう帰るね」

「また来てね♪」

 笑顔で手を振るスバルにミソラは心の中で勝手に来ないでと思った。

 

 

「さて……熱斗くん達も帰ったし、これからどうしよう?」

「もう……眠い」

「お腹が膨れて眠くなったか。じゃあ、寝ようか?」

「あ……?」

 身体をお姫様抱っこされ、ミソラは赤くなった。

「スバル君、力持ちだよね?」

「そうかな?」

「だって……こんなに胸が厚いんだもん」

「男の子だからね」

「うん……」

 そっと目をつむり、ミソラは眠りに入っていった。

「おやすみ、ミソラちゃん……」

 ミソラを二人の寝室まで運び、ベッドに寝かせるとスバルはそっとキスをした。

「大好きだよ、ミソラちゃん」

 そういい、スバルもミソラの横に入り、眠りに入っていった。

 夢の中で二人がまた遊べるような気持ちになって……

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