「祝・流星のメモリアル160話達成♪」
パァンとクラッカーが鳴った。
「……」
身体に糸くずがつき、スバルは呆れた顔をした。
「また、番外編?」
「そう!」
ミソラは手に持ったクラッカーを捨てた。
「どう?」
「どうって……?」
「楽しい?」
「……」
考えるように腕を組んだ。
「私は楽しいよ!」
「まぁ、そうだねぇ……」
ミソラのテンションに合わせるようにスバルも首を縦に振った。
「いやぁ、このシリーズももう五年以上続いてるんだねぇ……♪」
「気づいたら160話だもんね。後40話で200話か……」
スバルは感嘆にフケた。
「最初はここまで人気が出るとは思わなかったよ!」
「Yahoo!検索でも「響ミソラ」と打てば検索順位4番だからね! しかも、そのうち三つは「ニコニコ大百科」や「Pixiv百科事典」、「ニコ動検索ページ」だから小説単体としては事実上トップだね!」
「自画自賛するだけの結果は出してるってことか?」
呆れ気味のスバルにミソラもニコニコと笑った。
「継続は力なり! どんなに才能がないやつでも160話もやればファンもつくよ♪」
「継続に勝るものなしか……」
今考えてもここまで話数が伸び、今後も伸び続けるであろうこのシリーズを思い浮かべ、スバルは改めて感心した。
「これも読んで応援してくれたファンのおかげだね!」
「そのファンに失礼のないよう、常に全力投球で作品を投げ続けるよ!」
「投げてどうする……」
「比喩のわからない奴……」
ペッとツバを吐き捨てるミソラにスバルはムカッとした。
「そんなわかりづらい比喩、いらないよ!」
呆れ返るスバルにミソラはクスクスと笑った。
「星空の下の日常編入って新キャラとしてエグゼキャラも加わってこの世界もますます混沌化してるね!」
「一応、公式でクロスオーバーした仲だからね!」
遠くを見た。
「ちなみに熱斗くんの身長はボクより高いっていうんだからビックリだよ」
星河スバル・145センチ、光熱斗・147センチ。
200年経っても身長の概念は変わらないらしい……
「少年主人公にしてはスバル君も背が高いもんね!」
「ミソラちゃんも……」
響ミソラ・143センチのミソラはクスクスと笑った。
「で、これからどうするつもりなの?」
「一部からバトル要素も加えてほしいって要望も多いからまたロックマンディヴォリューションでも書こうかな!」
「オリジナル要素を加えるのはこのサイトのお家芸だからね!」
「専売特許でないのが悔しいけどね……」
スバルは160話と書かれたタイトルに満足げに頷いた。
「これからもよろしくね、ミソラちゃん!」
「そっくりそのままお返しするね、スバル君!」
ギュッと手を握り合った。
まだまだ二人の話は続きそうである。