「じゃ~~ん♪」
「うん……?」
いきなり効果音を叫んで居間に現れるミソラにスバルは何事かと振り返った。
「ブホォ!?」
飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった。
「ミ、ミソラちゃん、なんて格好してるの!?」
「えへへ、可愛いでしょう♪」
ブラとパンティー以外なにも着てないミソラの姿にスバルは怒鳴ってしまった。
「服着ろ!」
「イヤ!」
「あのねぇ……」
大きく膨らんだブラに隠れた胸を見て、スバルは言葉を探した。
「どう?」
ミソラも頬を染めながらポーズをとった。
「古いの合わなくなったから新しいのを数着買ったんだ♪」
「……」
スバルは自分の手をワキワキと動かした。
「スバルくんのムッツリ♪」
「ち、ちがう!」
慌てて反論するスバルにミソラはブラをつけた格好のまま、前屈みになった。
「よせてあげるタイプだからいつもよりも大きく見えるでしょう?」
「……」
見事な谷間が出来て小学生らしからぬ色気を出すミソラにスバルはゴクリと喉を鳴らした。
「ば、ばかやってないでふくをきてよ……」
「スバルくんの純情非チェリーめ!」
「ッ……!」
バカにされたのかわからないが言葉にバルは真っ赤になった。
(お、落ち着け……)
荒ぶるバーニングソウルを抑え、スバルは呼吸を整えた。
あとちょっとで王者と魔王が一つになるところであった。
(ここで乱れたらいつものミソラちゃんのパターンじゃないか!)
今まで散々、流されてきた過去の恥を思い出し、スバルは毅然とした態度をとった。
「いいから服に着替える!」
「実は違うブラも用意してるんだ♪」
自室に戻っていくミソラにスバルは肩を落とした。
「じゃ~~ん♪」
戻ってきたミソラは新しく着たブラを見せた。
「み、みそらちゃん!?」
今度のブラは極端に布地が少なく微妙に乳首のアレが見えそうで見えないかなりエロいブラであった。
「痴女か!?」
せめての反論であった。
「これくらい派手じゃないと男の子は堕とせないよ!」
「堕とさんでもいい!」
「もう、堕ちてるもんねぇ♪」
「くぅ……」
さっきのブラとは比べ物にならないほどの破壊力を持つ谷間が目の前に映った。
(む、むねがぁ……)
クリアマインドの境地を失いかけるスバルにミソラは濡れた唇をゆっくり開いた。
「どう……♪」
淫靡に下唇を舐めるミソラにスバルは目をギュっと瞑った。
「も、もういいかげんに……」
「え……アッ!?」
振り上げた手が偶然ミソラの着ていたブラの紐にかかった。
ぶちんっ……
「……」
「……」
ぷるんっとミソラの大きな胸がブラから落ち、綺麗な桃色のサクランボが露わになった。
「ッ……!?」
スバルは目をギョッとなった。
「……」
「……」
上半身裸になったミソラも次に取る行動を失い、固まってしまった。
「み、みそらちゃん……」
それでもプルプルと揺れるミソラの胸を見て、スバルもどう行動を取ればいいのかわからなくなった。
「すばるくんの……」
胸を隠した。
「ムッツリスケベ!」
怒鳴り声を上げ、ミソラは居間から出ていった。
「ボクが悪いのかよ……」
それでも目の奥に映ったミソラの胸の突起が今も熱く網膜の中に焼き付いていた。
「ごちそうさま……」
「……おそまつさまでした」
食事を終えるとミソラはボソリと呟いた。
「スバル君のエッチ……」
「……」
多少理不尽な気もしたが見てしまったのも事実なのでスバルはなにも言い返さず食器を片付けた。
「スバル君……」
「なに?」
「まだ、ブラが残ってるんだけど見てくれる?」
「あのねぇ……」
スバルは本気で新たな境地に目覚めそうになった。