流星のメモリアル   作:スーサン

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体力勝負人気性分ヒーロー暇なし

 春到来。

 季節も変わり、進級したり進学したり社会人になったり引退したり上京したり……

 色んな人間が例外なく変わるこの季節。

 我らがスバルとミソラも新しい季節になり心機一転……

 ランニングをしていた。

「はひぃ……はひぃ……」

 情けない顔を浮かべ息を吐いて走るスバルにミソラは振り返り後ろ走り状態で叫んだ。

「さぁ、スバル君、もっと気合入れて!」

「ひはぁ……ひはぁ……」

 手を握られ無理やり走る速度を上げさせられるとスバルは今にも吐きそうな顔で涙目を浮かべた。

「もう、スバル君ったら♪」

 ミソラは呆れた顔で怒鳴った。

「四月が過ぎて、どの社会も新しい血が入れるから来年の終わりまで体力をつけようと言ったのは誰!?」

「きみだよ!」

「あ、そだけ?」

 スバルに手を引きながらミソラはふふっと笑った。

「風が気持ちいいねぇ♪」

 スバルの手のぬくもりを感じながらミソラは髪を靡かせる風にウットリした。

 だが、スバルは真っ青な顔で泣いた。

「て、てをはなしてぇ……も、もうはしれない……」

「引きずってでも走らせるから大丈夫だよ!」

「鬼!」

「アイドルだもぉ~~ん♪」

 さらにスバルの手を強く握った。

「ほら、スピードアップ♪」

「うひぃ……!?」

 目の前にGがかかったように歪んだ。

「うっひゃぁぁ……」

 意味の分からない悲鳴を上げ、スバルはミソラに引っ張られながら転ばないよう必死に足を前に出した。

「たまの休みくらい家でのんびりさせてぇぇぇぇぇ~~~~~~~~……」

「アハハ、だぁめ♪」

 スバルの泣き言などむしろ楽しいとすら言いたげにミソラは桜舞う路上を走り抜けていった。

 その笑顔はまさにドSそのものであった。

 

 

 ゴールに決めていた公園の芝生に倒れるとスバルはミソラの膝に頭を乗せ、息を深く吐いていた。

「こ、こんなにはしったの……うまれ……て……はじ……はじめ……てだぁ……」

 まるで泣いてる子供のように息を吐くスバルにミソラも楽しそうに笑った。

「充実したねぇ!」

「してない!」

 といいながらもスバルはミソラのひざの上で寝ながらたまの運動の充足感に頭がスッキリしていた。

「にしてもアイドルって体力勝負だねぇ……」

 華やかに見えてその裏、過酷な生き残り戦争が相次ぐ芸能生活。

 スバルには想像も出来ないドロドロしたものもミソラは案外、平気で切り抜けたのかもしれない。

(そう考えるとボクもまだ子供だなぁ……)

 額をコツンと小突かれた。

「なに言ってるの!」

 額の汗をスポーツタオルで拭った。

「ヒーローだって立派な体力勝負じゃん」

「もう戦いなんて忘れたよ……」

 実際はディーラーとの戦いから半年も経ってないはずなのにもう何年も平和を満喫してる気がする。

 不思議だ……

「うん?」

 ミソラの視線が遠くになった。

「あれって……もしかして……」

 ミソラの目がギョッとした。

「ひったくり!?」

「ッ!」

 スバルの身体が光となって消えた。

「え……?」

 膝の上から消え、光の道がバッグを盗んで逃げるひったくりへと伸びた。

「ありゃりゃ……?」

 ひったくりを組み伏せ、バッグを奪い返したロックマンを認め、ミソラは呆気にとられた。

「やっぱり、スバル君はヒーローだね……呆れるくらい自分に正直なところが」

 お礼とサインを求めるお婆さんに困った反応して笑うロックマンを認め、ミソラはふふっと笑った。

 

 

あとがき

 

 

 すごく私事だけどついに私の部屋のDVDレコーダーが逝かれました。

 しかも、逆転裁判のアニメ4つを撮りためておきながらそれをDVDに焼くこと無く逝かれました。

 さらにしかも今、色々入用で金がバカのように飛んでるのにさらに今度はブルーレイレコーダーも買わないといけないから余計に出費がかさむ……

 一体何なんだ、この金が必要なときに金がドンドンと飛んでいく悪夢は!?

 さらに最近、マイフェイバリットゲーム機・PSvitaもタッチ機能がおかしくなってきて買い換え時期に達してます。

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