流星のメモリアル   作:スーサン

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凶兆の目覚め現れる

『ロックマンだ……』

 天地の放った言葉にロックマンもハープ・ノートも呆然とした。

「ど、どういうこと?」

 ハープ・ノートの言葉にロックマンは首を横に振った。

「わ、わからない……で、でも」

 首を縦に振った。

「天地さんがそれを言ったってことは事実なんだ。"ボクじゃないロックマンが存在する"」

「意外と察しがいいねぇ……」

「え……?」

 背中から爆風が飛んだ。

「グッ……!?」

 身体を吹き飛ばされ、ロックマンとハープ・ノートはウェーブロードの地上に着地した。

「今のは!?」

 膝をつきながら顔を上げると驚愕した。

「ロ、ロックマン……?」

 自分達を攻撃したもう一人のロックマンに本物のロックマンはハッとした。

「そ、その胸の紋様は!?」

「ふっ……♪」

 もう一人のロックマンのロックバスターがロックマンとハープ・ノートの身体にロックオンされた。

「ハープ・ノート、逃げるよ!」

「え、でも!?」

 ハープ・ノートの手を取り、ロックマンは旧サテライト・ペガサスから脱出した。

「あ……?」

 宇宙空間で爆散した旧サテライト・ペガサスにハープ・ノートは唖然とした。

「ペガサスが……」

「地球に戻るよ!」

 大気圏を突入し、青い空が出来上がるとロックマンは消え去った旧サテライトに涙を浮かべた。

 

 

 

 地球のウェーブ・ロードに戻るとハープ・ノートは混乱していた。

「アレは間違いなくスバル君が電波変換した姿だった。でも、本物はここにいる。でもアレは間違いなく……なんで二人もスバル君が!?」

 ウェーブ・ロードを降り、元の姿に戻るとミソラは今にも泣きだしそうな顔で頭を抱えた。

「もう訳が分からないよ!」

 この数時間で起きた不可解な事象に頭が処理しきれずヒステリーに泣きわめくミソラにウォーロックの冷たい声が響いた。

≪スバル……あの胸の紋様はもしかして≫

 スバルも首を縦に振った。

「その確証を得るためにまずはドンブラー湖に行こう!」

「え……?」

 ミソラはスバルとウォーロックを見た。

「どういうこと?」

 思い出すように口を開いた。

「あのロックマン……ダークサイドロックマンの胸にある紋様が浮かんでいた」

「え、そ、そういえば……」

 顔ばかり見て胸まで気づかなかったがなにか記憶に引っかかるものがあった。

「その紋様はずっと昔からボクの心の中で抱えていた疑問を払しょくするものがあるんだ」

「心の疑問……?」

 スバルはミソラの手を取った。

「そのためにドンブラー湖に行く!」

 ウォーロックも頷いた。

≪時間がないかもしれない。すぐに行こう!≫

 スバルの姿がロックマンに電波変換された。

「ミソラちゃんもついてきて。この状況ならボクと一緒にいたほうがずっと安全だ!」

「う、うん……」

 ミソラもハープと合体し、ハープ・ノートに電波変換した。

「最初はドンブラー湖だ。うまくいけばそこですべての謎が解ける!」

「ロックマン、あのダークサイドロックマンは?」

「すぐにわかるよ……」

 ロックマンとハープ・ノートは電波ロードに乗り、空を翔けていった。

 謎の真相を確証へと変えるために……

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