「チキチキ!番外編!流星の恋人編裏設定大公開スペシャ~~~~~~~ル!」
パフパフパッパッととラッパが鳴り、ミソラは楽しそうにスタジオの中を踊りだした。
「また、ここに来てしまった……」
逆にスバルは憂鬱な顔をしていた。
「毎回毎回、こんなグダグダなネタをやるなんて管理人の頭の中を疑うよ」
「十話毎に番外編を出すのが楽しみと目標だからね?」
ケラケラ笑うミソラにスバルはため息を吐いた。
「で、今回はなにをするの?」
「よく聞いてくれた!」
ビシッと指差した。
「今回の番外編は「ときめきの恋心編」から、「流星の恋人編」までの本編じゃ明かされてない裏設定を公開しようと思い……よっこいしょと」
ドスンッと箱いっぱいに詰まったのハガキを床に置いた。
「匿名「S」が用意した、この質問ハガキで答えようと思うんだ!」
「ふぅ~~ん……裏設定か?」
冷たい目をして箱の中に手を入れた。
「また、管理人の好きを優先させた企画を……」
「まぁまぁ、いいじゃない? それよりも、まず、最初の質問は?」
ハガキを取り出した。
「『ときめきの恋心編』と『流星の恋人編』は舞台設定はなんですか? ところどころ、逸脱してる部分がある気がするのですが?」
スバルの顔が渋くなった。
「一番、聞かれたくない質問をされたな?」
「なんで? ちゃんと答えられる質問じゃない?」
「……まぁ、確かにね?」
言い渋るスバルにミソラは胸を張った。
「この小説の舞台は「流星のロックマン3」の後日談を舞台にしてる話だよ」
「本編じゃ、まだ出てないけど、シドウさんやクインティア先生はWAXAで働いてる設定なんだ」
天井から一枚の紙がひらひらと落ちてきた。
「うん?」
宙に落ちる紙を拾うと読み出した。
「流星3の後日談にしては時季があるけど、これはどう説明するのか……だってさ」
スバルの顔があからさまに嫌そうになった。
「だから、この質問は嫌なんだ……聞いて困る内容を平然と聞く奴がいるから」
「もちろん、基本は流星3の後日談だけど、そこは永遠の五歳児と同じ設定ということで理解して。ちなみに時季ネタはは更新時期に合わせてるから、最近、ここを知った人は季節感に統一性が見れず不思議がるかもね?」
「人によっては「ご都合主義は邪道だ」という人もいるから、答えたくないんだよ」
「ちなみに管理人は「中の人ネタ」は知ってる人しか楽しめないから、出来るだけ出したくないネタの一つなんだってさ……まぁ、やって反響が返ったことはあるけど」
「中の人ネタは、シュールギャグの一つだからね?」
「さて、気を取り直して、次の質問ね?」
また、箱の中に手をいれ、ハガキを取り出した。
「スバル君の父親は普段は、どこにいるの? 劇中、存在するそぶりはあるけど、出たことないよね……だって?」
ミソラもぜひとも知りたいとスバルを見た。
「父さんは普段はWAXAの研究員として日夜、宇宙のことを研究をし、休日は家にいるときもあるんだよ」
「でも、私、会ったことないよ?」
紹介しろオーラを出すミソラにスバルは両肩に手を置いた。
「ミソラちゃんに質問!」
「なに?」
「アゴヒゲのゴッツイオッサンと一児の母にして美人のお母さん、絵的にどっちが綺麗?」
「ようするに親父は興を冷ますだけだから出したくないってことね?」
「そういうこと!」
肩から手を離し、コホンッと咳払いした。
「ちなみに設定じゃ、ミソラちゃんも何度か父さんにあってるよ?」
「ウソ!?」
「本当!」
「知らなかった……すでに挨拶を済ませてたなんて?」
「まぁ、公式でも全編通して登場回数は数える程度だからね?」
自嘲した。
「この話はなしなし! 次にいこう、次!」
新しいハガキを取り出した。
「お、ようやく、マトモな質問だ」
「どれどれ……私の住んでる場所を教えて?」
不可解そうな顔をした。
「そんなのベイサイドシティーに決まってるじゃない? 公式HPで簡単に調べられるよ?」
「そういう意味じゃないよ」
苦笑した。
「ミソラちゃんの住んでいる家とかそういうこと」
「あ、そういうことか?」
納得した顔で答えた。
「私は元々、ベイサイドシティーの小さいな一軒家に住んでたんだけど、「ときめきの恋心編」第8話「ミソラが泊まりに来た?」で悪質なパパラッチにあって、セキュリティーのしっかりしたマンションに引っ越したんだよ!」
「えっと……駅コンビニスーパー共に五分以内で警備会社と提携、三十階建ての八階の東向きの部屋……どれだけ、贅沢な部屋に住んでるの?」
「稼いでますから!」
えっへんと胸を張るミソラにスバルは頭が痛くなってきた。
「今更だけど、とんでもない娘と付き合ってるな僕……」
「3LDKだから、スバル君な、いつでも大歓迎だよ?」
「お断りします」
「ぶぅ~~……」
不貞腐れた顔をし、新しいハガキを取り出した。
「ミソラちゃんのマネージャーって本当に変わってるのだって?」
「そういえば、僕もそう聞いたな? どうなの、その点は?」
「うん!」
ニコッと笑った。
「ときめきの恋心編開始時は1で登場した金田さんがマネージャーだったけど、最近になって女性マネージャーに変わったんだよ。寛容で優秀な人だから、私とスバル君が会う時間をうまく調整してくれてるんだよ……まぁ、合わせてもらう時間は適当に言い訳して、スバル君の名前は伏せてるけど」
「君と僕の都合が面白いように合うのは、その人のおかげだったのか……」
見たことのないマネージャーに感謝し、新しいハガキを取り出した。
「事務所に僕たちの交際は報告してるのかだって?」
「してまん!」
「即答かよ!」
「だって、報告したら別れろといわれるの決まってるもん! 別れるくらいなら、芸能界なんて綺麗サッパリ足を洗ってやる!」
「また、そんなことを言って」
といいながらも満更でない顔をし、スバルは次のハガキを取り出した。
「これが最後ね……えっと」
≪内容が小学生に似つかわしくない! 中学生にしたほうがいいじゃないの?≫
「……」
「……」
二人とも返す言葉が見つからず、黙ってしまった。
「わかってる……僕たちも何度かそのことは検討した。でも」
「新シリーズはいってまだ、半年も経ってないのに、もう中学生じゃ、アレだし、そもそも、この小説は4の発売を前提に作ってるから」
「一部、無視してると思うけど、細かいことは気にしないで」
「だから、4で仮に六年生に進級したというなら私たちの年も進級したことにするけど、最低でも後二十話は話を進めないと次の段階には入れないかな?」
「目指すは百話だからね? 大ボリュームのエロ萌え激甘スバミソミソスバをお届けするのがこのサイトの目標だからね?」
「ということで中学生編を期待してる方は申し訳ないけど、当分は我慢してください」
ペコリと頭を下げ、スバルは顔を真っ青にした。
「でも、こう見るとウチの小説って、設定がダメダメだな?」
「仕方ないよ、書いてるのがいい加減を絵にしたダメ人間だもん……新シリーズ入っただけでも褒めてあげようよ?」
「そうだね? 褒めれば調子に乗るタイプだから、とりあえず、ドンドンお世辞を言ってあげて? そうすればドンドン小説を書くから、これを読んでくれている読者さん、どうか管理人スーサンに応援のメッセージとアイディア提供をお願いします」
「それでは今回はこの辺で」
「ありがとうございました!」
落ちてきた紐を引っ張り、パッと電気が消えた。