流星のメモリアル   作:スーサン

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写真の思い出をこれからも

 ベイサイドシティーの雑貨店でミソラは生活用品に必要なトイレットペーパーや消しゴムなどを買っていた。

「えっと、歯ブラシに石鹸、あ、カラーボックスとか買いたいな~~! スバル君に組み立ててもらっちゃったりして♪」

 キャッとテレ、買い物に戻った。

「次は本立てが欲しいかな……あ!」

 お風呂を洗うためのスポンジを探しているとミソラの目に可愛らしい花の柄の装飾を彩った写真立てが入った。

「これ、可愛いな……」

 写真立てを手に取り、値段を見てみた。

「手ごろな価格かな……ちょうど残り二つだし?」

 財布の中身と相談してみた。

(これを入れるとしたら……うん!)

 写真立てを二つ、買い物籠にいれ、ミソラはえへへと笑った。

 

 

「で、写真を撮りたくなったんだ?」

「いいでしょう、スバル君!」

 三脚のついたカメラをセットするスバルにミソラはおねだりするように手を合わせた。

「スバル君だって、いつでも私の顔を見ていたいでしょう?」

「ますますバッカプル化してるみたいで、ちょっとテレ臭いんだよ……」

「いいの! 私たちはバカップル程度がちょうどいいんだから!」

「なのかな~~……よし!」

 カメラを固定完了するとスバルはカメラのタイマーを回した。

 慌ててミソラの元へと戻り、咳払いした。

「ウホンッ!」

 顔を赤くし、ミソラの肩に手をかけた。

「……♪」

 ミソラもスバルの行動に嬉しそうに笑い、肩を身体にくっつけた。

 カシャッ!

 

 

「……」

 家の印刷機で写真の印刷を終えるとスバルは出来上がった写真を恥ずかしそうにミソラに渡した。

「はい、ミソラちゃん」

「ありがとう!」

 写真を受け取り、ミソラは嬉しそうに鼻の頭をかいた。

「ちゃんと撮れてるね!」

「それはまぁ、カメラのほうも奮発したからね!」

 満更でない顔をするスバルにミソラはいたずらっ子のように笑った。

「スバル君の腕がいいからじゃないの?」

「カメラはピント調整も自動にしてたから腕は関係ないよ」

「もう、ロマンがないな、スバル君は!」

 ぷくぅと頬を膨らませた。

「……」

 そっと人差し指をミソラの膨らんだ頬にくっつけてみた。

「ぷぅ……って!?」

 膨らんだ頬を突っつかれ、ミソラは真っ赤になって怒鳴った。

「もう、なにするのスバル君!」

「ふふっ♪ 怒ったミソラちゃんも可愛いなと思って」

「……もう!」

 グイッと胸倉を掴み、ミソラは怒った顔でスバルを睨んだ。

「私、やられたら、やり返すタイプだからね」

「やりかえす……てッ!?」

 キスをされ、スバルは目を見開いた。

「ぷはぁ……」

 糸を引いて唇を離すと、ミソラは可愛くウインクした。

「どう? 私の仕返し、利いた?」

「……もう一回、仕返しして欲しいな」

「もう、この変態さん♪」

 嬉しそうにまたキスをした。

 

 

「ふぅ~~……」

 お風呂から上がるとミソラはドライヤーで髪を乾かしながら、机の上に乗せてある写真立てを見た。

「ふふっ……これからも、ずっと仲良くいようね、スバル君!」

 トンッと指でスバルの顔を小突き、ミソラは幸せそうに微笑んだ。

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