文量が少ないながらも、それなりの量になったので投稿します。
二人に連れられ交流会会場に到着する。
「ついた~」
「交流会っていうくらいだからかなりの人がいるな」
会場内はではたくさんの人が対局をしている。
結構人がいるな。はぐれると面倒そうだ。
「麻雀卓あいとるかな?」怜
「あ!あそこ空いてる!」竜華
空いている卓をみつけた清水谷はその卓に小走りで近づく、俺と園城寺もその後ろについて行く。
空いている卓も見つかり、4人目もみつけたので対局が開始される。
竜華、怜、陣、モブ「「「「お願いします」」」」
序盤は清水谷と園城寺が調子よく上がったが高得点の役があまり出なかったので点差が大きくならなかった。
東ニ局
「ロン 8000オール」「ツモ2600」
さて、動くか。
「(この人攻防の切り替えが早くて、うまい!)」
竜華と怜は陣の動きに対応できずに苦戦をしいられる。
動きだしてからの陣は相手の小さな隙を見逃さずに攻め、一度守りに入ると直撃をほとんどいれられないなど、相手にして見れば打ち辛いことこのうえない。
しかし、後半になってから怜が多少ではあるが、対応出来るようになっていき、徐々に点差を縮めることに成功する。
「ロン ザンク」
「お!」
陣は少し驚いた顔をしながら怜の前に点棒を置く。
終局
結果からいえば陣が1位、怜が約2万点差で2位 竜華が3位 モブが4位となった。怜が追い上げたが勝利するまではいたらなかった。その後も何局か打ったが全て陣が1位だった。
その日の帰り道、陣は二人と話しながらあるいていた。
「成瀬君つよいな~」竜華
「学校で部活とかやってるんか?」
「やってはいないけど、仲間に設立の話は持ちかけられてはいる」
「じゃあ作るんか麻雀部?」
「正直迷っている」
俺が腕を組みながらそういうと。
「「「何で」」
二人は同タイミングで質問してくる
「俺は仲間と打ったり、麻雀教室や老人ホームの人達と打つ方が好きなんだ。部活を作って大会に出るようになると勝利に固執するような麻雀になる気がするんだ」
「俺の夢は世界一の麻雀の先生になることだが、教える生徒に勝ちに固執するようになって欲しくない、そのためにも俺自身が勝ちに固執するようになってはいけないと思うんだ「それ何か違くない」なに?」
俺の言葉に清水谷が反論する。
「確かに勝ちに固執した麻雀はうちもつまらないと思う。でも誰もがそうなるわけやない、それに世界一の麻雀の先生になるなら麻雀の高みをしっておくべきやとうちは思うんよ」
「私もや、教える立場を目指すなら強い人との対局経験をもっと学ぶべきや」
怜も続くように意見を述べる。
二人の意見を聞いた陣は腕を組んで考え始める。そして。
「そう・・・だな、二人の意見を参考にしてもう少し考えてみるよ」陣
「麻雀も楽しかったし、新しい意見も聞けた、二人とも今日は誘ってくれてありがとう」陣
「気にせんでええよ」竜華 「うちらも楽しかったわ」怜
話していると俺の携帯がなる。
「師範からか?・・・悪い!もう少し話をしたいけど早めに帰れとのお達しがあったからここで失礼する」
「そう?残念や」
「またな~」
「じゃあ!」
俺は家に向かってかなりのスピードで走り出した
「あ~(大声)」
陣を見送ったあとあることに気づく竜華
「なんや竜華。そない大きな声出して?」
「強い人と知り合いになれたのに、連絡先聞くの忘れた」
ショックを受けた竜華の後ろには<ガーン>という文字が見えたそうだ。
「ただいま」
「お帰り陣、月刊麻雀王は買えたかの?」
自宅に帰りつくと鍛錬が終わらせた師範が姿を見せる。
「買えたよ」
「いつもどうり、半額出すから後でわしにも見せてくれ」
武術の師であると同時に麻雀の師である源三は最新の麻雀の情報も取り込み日々、その腕を練磨させている。それゆえ源三の方が圧倒的に勝ち星が多い。
「了解、師範も見終わったの内容を検討だね」
月刊麻雀王がでると載っている牌譜を検討するのが俺と師範の日常だ。
夕食後に検討を開始する。
「ここをこうすれば陣の打ち方に応用できそうだのう」
「そうだね、ても今回の牌譜は師範の新しい打ち方の参考にはなりそうもないね」
「そういうこともある。しかし現代麻雀を学ぶには役立つから問題ない。それに知識と経験は麻雀の大きな武器になるからのう」
「どんなことにでも、向上心を忘れないところは師範を見習わないていけないな」
陣は祖父の凄さを再認識した。
「で?何か相談事か陣?」
「う!?」
行きなり図星をさされた!相変わらず鋭いなこの人。こんなに簡単に見抜かれると少しショックだな。
「ハッハッハ、なめるなバカ孫が何年お前と一緒にいると思っている。お前の隠し事なと一目でわかるわい」
師範は豪快に笑う。
この人には一生頭が上がりそうもないな。
「やっぱり隠せないか…なら早速相談にのってもらっていい師範?」
「うむ、内容によるが、可能な限り力になろう」
師範は聞く体制に入ってくれた。
「麻雀部設立の話を一樹から持ちかけられたんだ」
「前々から話は出ていたの」
「今回は本気らしい」
「そうか…お前はどうするかで迷っているということで間違いないか?」
俺は頷く
「だか、本気かどうかの違いはあれど、それだけならいつもの話だ、そこまで気
にはしないだろう。何か他にあったんじゃろう?」
見透かされてることに驚くのも疲れたよ。
「今日、町で偶然知り合った女の子達に麻雀部を作り大会に出た方が俺の夢のためにもなるって言われてたんだ、その言葉が頭から離れなくてね」
「うむ、その子達の意見ももっともじゃな、それでお主ははどうしたいのじゃ陣、迷っていると言うことは何か感ずるものがあったということじゃろう」
「正直なところ一樹達と麻雀部を作りたいという思いが強くなってる。だが今で大会に出ないと考えていただけに情けないことに踏ん切りが上手くつかないんだ」
俺は自分の感情を持て余していること自覚していた。しかし、制御できない。
「陣、着替えて道場にきなさい」
「は?」
いきなりの道場行きに、俺は対応できないでいた
「お主は深く考えすぎなんじゃ、体を動かせば少しは思考が柔軟になるじゃろうて」
「…わかった、準備して道場にいく」
俺は着替えを取りに部屋に向かった
夜の道場、昼間は門下生が汗を流す道場も夜は静かなものである。その中央で源三と陣は向かいあっている。
「さあ、かかってきなさい」
「お言葉に甘えて行きます」
師範との手合わせが開始された。
1時間後
「はぁ、はぁ、はぁ
参りました。」
「技は上達したようだが、まだまだじゃな」
手合わせは師範の勝利で終わった。
「どうじゃ?余計な雑念が消えて考えてはまとまったかの?」
「おかげさまで決まりました…俺は麻雀部を立ち上げます!」