『青山仙一、天海春香、如月千早、子門隼人、皇幹斗、水谷五十六、東浜佑、生きる。』
彼らはロープにつかまり、病院を出る
しょんべん小僧の立つ部屋である
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「思ってたより室内は快適だな」
東浜佑以外の人間は徐々にその場に慣れつつあった
というより、東浜佑は慣れていないというより他の6人を見下し拒絶しているような印象を受けるが
「オゥ イェス‼︎」
「「「「「「「!!」」」」」」」
突然部屋に先程のしょんべん小僧の声が響くが、それ以外に変化は見当たらない
「今度の試練は『間違い探し』……⁉︎」
「いや違う、外を見ろ」
東浜佑の声を聞いた瞬間、一斉に6人が窓を覗く
「ここに集まるな、隣の窓もあるだろうが」
「す、すいません…」
「
佑がそう呟くと、皆静まり返った
外では、14人が綱を引いている
つまりこれは
「綱引き…?」
戦いはまだ終わらない
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志希達が小さい鬼を捕まえた『数分後』
学校にある放送が響いた
「皆さん どーも セイン・カミです たった今最初のオーディションが終了しましたー 現在生存されている方々は次の
「さぞお疲れの事とお見受けします この辺で一旦『給食』にしましょう 繰り返します……」
「わーいわーい‼︎ ジャパニーズ『
「志希殿…海外『留学』なので小学校の給食は食べたことがあるのでは……?」
「細かいことは気にしなーい‼︎」
志希は一目散に行列に並ぶ
そんな姿を見て、つい珠美も気が緩む
そう
この戦いは終わったのだ
例えこの戦いが数あるうちの一つだったとしてもそれは変わらない事実
今はその喜びを噛みしめる
「珠美、お疲れ様」
「りッ凛殿⁉︎ いえいえ私は何も……」
「志希から聞いたよ 鬼に竹刀一本で立ち向かったって」
「そ、それはそうなんですが少し語弊がありますと言うか……‼︎」
そこまで言って、珠美は凛に頭を撫でられ、言い返す言葉が無くなる
顔を赤く染め上げ、俯いている
「珠美殿可愛いですぞー‼︎」
「未央殿まで…やめてください……!」
「照れてる珠美ちゃんも可愛いですよ!」
「卯月殿まで…うぅ、みんなして珠美をいぢめるのですか……?」
「ごめんごめん、そんなつもりじゃなかったって」
「お、仲良くやってるねー♪」
3人に誉め殺しされる珠美を脇目に志希は給食を味わっている
その隣にいる女は
「志希、結論から言えばパスワードを開くことは出来たけどそこに重要な情報は無かった 神がなんとなくで作った悪戯みたいなものだったって事ね だけど……」
「だけど?」
「ううん、コレは『コンピューター室』の謎とはまた別の話になるのだけれど……」
「少しでも教えて」
「分かったわ……多分、『しりとり』のスタート、始まりは『くすだま』、この試練は『豆まき』、更にこれは考え過ぎかもしれないけど今行ってるのは『給食』、つまり次の試練は
『く』から始まって『あの教室』に置いてあった計量器を使うとなると『空気抜き』か何かかしら…?」
「だとするならあの『仕込み』は必要無かったってことになっちゃうんだろうけどにゃー……」
「あら? 全て計算ずくめで試練を超えて来た貴女はその先も見据えて色々仕込んでいるものなのかと思ったのだけれども」
「私は『諜報』なんて全然したことないからそんな次の試練が何かとか分かんないもーん♪」
「…まぁ貴女なら越えてみせるんでしょうけど この試練を」
それだけ会話を交わすと、颯爽と食べ終わった食器を返しに席を立った
志希はその女の背に手をひらひらと振っている
「志希殿‼︎ 早く助けて下さい! このままでは珠美はぁぁぁ……」
「しょうがないにゃー……」
志希が席を立ったその時、カミの声が響いた
『一次オーディションを勝ち抜いたYOU達にだけお伝えしましょう 何故YOU達がここに集められたのかを』
同時に、
それは『こけしに縄を持たせて縄跳びをしている人間』の姿
「あれって765プロの天海さんと如月さんじゃない……?」
「青山!!!」
そこでは3人の男女が縄跳びを飛び続けている
『映像の彼らはきちんと学校へ行った者達です いわばYOU達とは逆の存在』
『しかし彼らもまたこちらと同じ様にある者にふるいにかけられているのです そのあるものとはこちら ハイドン‼︎』
『彼の名は神小路かみまろ 彼は試練を受けるもの達を神の子と呼び、彼のやり方で選別を行なっています それに対して学校へ行かなかった者達……つまりYOU達はこのセイン・カミに選別される者達…… カミーズJr.なのです ここまではよろしいですか?』
同時に複数の情報が頭に入り込み、一同は混乱する
かみまろ、神の子、カミーズJr.etc……
だがしかし
全員察したことはある
(コレは私達の想像していたことよりもかなり大きい規模になっている……‼︎)
「きゃあッ!!!!」
凛達は考えに耽っていて、隣人が悲鳴を上げるまでそれに気付かなかった
周りにはスライスされた死体が転がっているということに
「あれってもしかして縄跳びに引っかかった人達……⁉︎」
その質問には全く気にもせず、カミは話す
『あちらで数名…こちらでも数名を選別した後にはですねー デビューイベントとして神の子vsカミーズJr.を予定しておりますので YOU達戦っちゃいなよ』
『以上で説明は終わりです
映像と音声はプツリ、と切れてしまった
残るのは焦燥や恐怖、その他にもあるのだろうが
全て負の感情であった
なんとかして定期的な投稿を安定させたいですね(他人事)