私も途中でわからなくなるんで()
「とりあえず豆は三つ…校庭にいるのは『まばゆ〜い』と『つめた〜い』だけど…」
「あの小さい黄色の鬼はいないみたいだね、しぶりん……」
「もしかしたら誰かが倒してくれたのかもしれませんよ⁉︎」
「校舎に侵入してるってのが一番考えやすいけどね…」
「それもそうですけど…」
3人は頭を抱える
確かに校庭にいる2体を倒すためには少なくとも豆は二つ
外す事も考慮しなければならないと考えると三つでも足りないだろう
しかも豆を切らしてしまった時にその小さい黄色い鬼が襲ってきた場合
逃げることはできるだろうか
能力も分からずに攻略できるだろうか
「これは…」
「完全に勇気、試されてるね」
「動かないとクリア出来ないけど不用意に動いてもクリア出来ない、ですね…」
その時
「鬼はぁあ外ぉおお‼︎! 福はぁああ内ぃい‼︎!」
「⁉︎」
「生きてる人いますかぁあ!⁉︎ いたら聞いてくれぇ‼︎!」
「これは…」
「上の階から、ですね!」
希望が降ってきた
「『豆』をブツければ奴らを倒せる‼︎
「あと3ぁあん匹ぃいい‼︎‼︎」
「豆がぁあ効くぅう‼︎‼︎」
「あと3匹…」
「多分…こっちが『あったか〜い』を倒したことがバレてるって訳じゃないよね……」
「やっぱり…あの小さい鬼はさっき叫んでた人が倒してくれたんですよ!」
「となると…」
あとは2匹を処理するだけ
それに2匹とも視界にいるなら安心して作戦を練れる
「何故わざわざ自らの居場所を晒したのか…解せんな…」
「待ち伏せという可能性が高かろう……此処におればいつか痺れを切らす」
「…鬼の方も迂闊には動かないみたいだね」
「作戦を仕掛けにくいっていう短所もあるけどね…」
とりあえず案を浮かべなければ意味がない
凛がそう言うと、3人はひとまず鬼には気付かれにくいがこちらからは鬼を視認できる教室に隠れた
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一ノ瀬志希は理科準備室から出て、廊下を歩いていた
二歩ほど後ろから脇山珠美も付いてきている
「志希殿⁉︎ とりあえず何処に行くのかだけでも教えていただけると嬉しいのですが⁉︎」
「さっきの教室ー♪」
「それにしても志希殿はさっきから色々な場所を動き回っていますが怖くないのですか⁉︎ 珠美はさっきから足の震えが止まりませんが‼︎」
「それがアドレナリンがたくさん出ちゃってハイになってるんだよねー 今」
一ノ瀬志希は一歩先を見据えていた
本番は時獄変(自己暗示)