Fate/the weak〜黒髭に愛されし少女〜(一時凍結) 作:道成寺 安珍
修正しないと……
清姫(狂)「安珍様ーー!」
清姫(槍)「安珍様ーー!」
「───!?」
黒髭さんと付き合って数ヶ月。
私はと言うと、相変わらず研究をしています。
とはいえ、私は魔術師の目的である、〝根源〟とかには興味が無いのですが。
理由とすれば、まず私は〝根源〟に至ろうとすればする保、自身の身体が私の〝起源〟である〝虚弱〟に身体を蝕まれ寿命を縮める事になるからです。
では何故、魔術の研究を続けているのかと言いますと、まさにその私の〝起源〟が理由なのです。
「コホッ!コホッ!」
私は思わず咳き込んでしまいました。私が咳き込んだ際に覆った手を見ると赤い液体が手についていました。
「はは⋯⋯まぁ分かってはいた事ですが⋯⋯今は恨みますよ神様⋯⋯」
私は口元の赤い液体を拭う。私の〝起源〟である〝虚弱〟は同時に私の肉体を蝕み咳き込むだけでこの有様⋯⋯それだけに私の命も長く無い事位は理解出来た。
だが今の時代の医療では私を生かすだけの技術は無い、いや私の前世の時代でも無理だ。
何故ならこれは医療でどうにかなる病気の領域では無い、起源と言う私個人の魂にある強い結び付きの力。つまり魔法の領域なのだ。
助かるには私が起源から遠ざかるか、自身の肉体に影響を及ぼさない位に完全にこの力を使いこなす事が出来れば問題無いが⋯…生憎直ぐにそれが出来たら苦労しない。
だからこそ私は魔術を研究するしか無いのだ。
言ってしまえば魔術師の人生のテーマの真逆の事すなわち根源から遠ざかる方法を探しながら力をコントロールする為に鍛錬してる訳だ。
そう一分いや一秒でも長く生きなければ、エドワードさんと共に生きる為に、私は全身前例で魔術を研究する。
少しでも一秒でも長く黒髭さんと共に過ごしたいが為に。
──────ーーーーーーーーー・・・
その夜、私はエドワードさんの元に現状報告をしました。
「エドワードさん今日も終わりました!」
「お、そうか⋯⋯」
そしてエドワードさんは私の頭を撫でてくれます。
こうしてエドワードさんに撫でられると、とても落ち着きます。
やがてエドワードさんの撫でるてがやみ私の頭からエドワードさんのてが離れます。
この瞬間は私としてはちょっぴり名残惜しいです。
「⋯⋯お前を奴隷船で雇って恋人になって色々あったな」
「⋯⋯エドワードさん?」
エドワードさんは真剣な目で私を見つめて来ます。
そして一瞬私から目を離し来ているコートのポッケから何かを取り出し私に渡して来ました。
それは⋯⋯小さな指輪でした。
「恋人になる前は服を贈りもしたが、恋人になってからそう言った贈り物もしてねぇなと思ってな⋯⋯て、ちょ!?何で泣いてんだよ!?」
私はエドワードさんに言われて顔に手を当てます。
どうやらいつの間にか泣いていた様です。
エドワードさんはそんな私を見て慌てています。
「あ⋯⋯これは⋯⋯違うんです。ただ⋯ただ嬉しくって⋯⋯⋯」
「お、おう⋯⋯そ、そうか⋯⋯」
そして私はエドワードさんから指輪を受け取ると、私はすぐさま左手の薬指にはめました。
「ありがとうございます! ずっと大切にしますね!」
そして私はエドワードさんに泣きながらだけど笑顔でそう答えました。