チートバグスクールD×D   作:koh

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ンッンッン ひさしぶりだミ


教会にアターック!

腹が減っては戦はできぬと、昔から言う。

食事をしなければ、体を上手く動かす事は出来ないし頭も動かない。

つまり何が言いたいかというと、俺は腹が減っているのだ。

 

「ここはガッツリとジュウジュウにくコースがいいかな……でもなぁ」

 

ジュウジュウにくコース(ただの焼肉)は自分で焼くのが面倒くさい。

あとついでに金もそんなにない。

舞沙が来てからは財布の紐を完全に握られたため、無駄遣い出来ない。

なお、俺の小遣いは月に五千円である……

 

「よし! ハンバーガー食うぜ!」

 

百円あったらマ◯クに行こう、ってもんである。

晩飯までの繋ぎにゃなるだろう。

 

「超ハラヘリングボーイだぜぇ」

 

店内に駆け込みハンバーガーを一個注文、ついでに水ももらう。

水はいくら飲んでもタダ!いい時代になったものだ。どこぞの世紀末救水主もこれにはニッコリである。

ハンバーガーと水を受け取り二階席に上がると、見覚えのある顔がいる。

 

「あれ、イッセーかミ」

「テツ? 奇遇だなぁ」

「イッセーさん、この方は?」

イッセーの横には金髪の美少女シスターが一人。

どこかで見たことがあるような気がするが、どうでもいいか。

 

「俺のクラスメイトだよ、テツってんだ」

「テツさんですか、私はアーシアといいます。よろしくお願いします」

「アーシアだと! よろしくね」

「そうだ、今からアーシアとゲーセンに行くんだけどテツも来るか?」

「ゲーセン……ゲーセンなぁ」

 

ゲームは好きだがゲーセンは苦手だ。

というのも、俺がゲームをやると高確率で再現不可能のバグが発生するためである。

格ゲーをやると操作キャラがいきなり再現不可の即死ハメコンボを叩き込んだり、レースゲーは車が超高速のマグナムトルネードで空の彼方に吹っ飛んだり、音ゲーは曲しか流れなかったりするのだ。

クレーンゲームはバグらなかったりするが、それでもたまにクレーンアームの強さがおかしくなって、景品をぶち抜いたりする事がある。

 

「俺は遠慮しとく」

「そうか? それじゃあアーシア、二人で行こうか」

「はいっ」

 

ゲーセンに向かう二人を見送ってから、ハンバーガーをかじる。

……今思えばあれってデートじゃねえのか?まぁ本人たちはそう思ってるわけじゃないみたいだが。

それにしても薄い、百円じゃしょうがねえけど。

ハンバーガーを平らげて家に帰ると、舞沙が晩飯としてデッカいピクルスサンドを作っていた。

給食でカレーが出たと思ったら晩飯もカレーみたいで、ちょっとげんなりした。美味かったけど。

 

 

 

 

 

翌日。

エドモンド本田のスーパー頭突き並みの水平飛行で、ドアを突き破りながら部室に突入すると、イッセーが部長にビンタされていた。

 

「な、何の話をしていたの?」

 

頭に刺さったガラスを抜きながら、近くにいた朱乃先輩に状況の説明を求める。

ささっと木場がバケツを用意してくれたので抜いたガラスはそれに入れた。

 

「その、頭は大丈夫ですか?」

「その言い方だと頭がおかしいみたいになるんでやめてもらえませんか」

 

いや、否定できないんだけどね。

 

「あっ、申し訳ございません…ええと、簡単に言えばイッセーくんが敵陣に突入すると言うので、部長がそれを止めていた所ですわ」

「なるほど」

 

ツンツンと刺さったガラスを突きながら、朱乃先輩が答えてくれた。

 

「それにしても、怪我は大丈夫ですか?」

「俺は平気だよ」

 

バグの影響のせいか、悪魔ですら死ぬような怪我をしてもすぐに回復してしまうのだ。

頭のガラスも刺さってはいるが痛みは全くない。

それにしてもガラスをつつきながら言うセリフではないと思う。

 

「イッセー、なんでいきなり敵陣に粉砕玉砕しようと思ったんだ?」

「アーシアが……アーシアが、連れていかれたんだ!俺はアーシアを助けないといけない!!」

「昨日会ったあの子かミ」

 

ガラスを再び抜きながら思い出す。

確かあの金髪美少女のはずだが……

 

 

 

 

 

~ここから先はプロモーションの説明なのでカット!!~

by 四連勤のワラキアの夜、まだまだ余裕

 

 

 

 

 

目の前の教会、俺とイッセーと木場と塔城は物陰に隠れて様子を窺っている。

……リアス先輩と朱乃先輩は元からついてこなかったが、舞沙には何も言ってないや。

家に帰ったらゲンコツ食らいそう……出会って数日しか経ってないのにもう俺のカーチャンだよ……

 

「これ、図面」

「おお、なんてきめ細やかなフォローなんだ」

 

感嘆したかのようにイッセーが言った。

図面を見ながら、突入の流れを確認する。

 

「よし、急」

「ごう。この弓でアーシアちゃ」

「んを助け」

「るんだ」

 

いつの間にやら場に加わっていた九人のウォルト(弓兵)が、一斉に立ち上がり弓を構えた。

 

「……この人たちもテツ先輩の知り合いですか?」

「うん……まぁそうなる」

「まぁ、味方は多い方がいいか」

 

納得したかのようにイッセーが頷いた……次の瞬間!

 

「ドスコイ!」

「ちょ、何をやってるんだい!?」

「またバグったあああ!!」

「またですか……仕方ありません、このままいきましょう」

「お、おお!」

 

教会に向けスーパー頭突きで飛翔する俺を先頭に全員突撃。

アーシア救出作戦は開始した。




ウォルト「そうそう、そのうちリリーナ様も来ますよ」
テツ「マジで!?」
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