この話は最新話ではありません。
もう一度言います、この話は最新話ではありません。
紛らわしい事してホントスイマセン。
ボルボガボルボルノンコヤス
俺は兵頭一誠、人は俺の事を「イッセー」と呼ぶ。
今俺は教会らしきところで部長と結婚式を挙げている。
今まで本当に色々あったが、こうして部長と結ばれるなんて……本当に夢みたいで……
「イッセー! 初孫は女の子だよー!」
「性欲だけが自慢のどうしようもない子だったのに! こうして立派になって!」
「おめでとう、イッセー!」
周りの参列者も手を叩きながら俺たちを祝福してくれている。
「おめでとう」
「おめでとう」
「いいんじゃないかな」
「だめでとうございます」
「うーん、結婚は いいぞ」
「きっと いい亭主になるよ」
「最高」
……突然、周りにいる参列者達の姿がテツの姿へと変わりはじめた。
さっきまでは幸せなドラマのようだったのに、何でいきなりホラー映画みたいになっているんだ!?
早くここから逃げないと!
「ぶ、部長! 早くここから逃げないと……部長?」
ここから逃げるべく、部長の手を握ったが何か感触がおかしい。
まるで男の手のような、ゴツゴツした感触だ。 恐る恐る顔を覗いてみると……
「ホホーウ!」
う、うわああああああああああああああああ!!!
「ハッ! ゆ、夢か……」
〜訓練シーンやらその他もろもろはカット!!〜
by 八連勤のワラキアの夜、まだ余裕。
「ただいま戻りました……」
チラシ配りを終えたイッセーとアーシアが部室に戻ってきた。
……なんだかイッセーがとてつもなく疲れた顔をしている、美少女と二人っきりで外出なんてイッセーなら喜びそうなもんだが、何があったんだろ。
「どうしたイッセー、疲れた顔をしているけど」
「いや、チラシ配りなんだけどさ……アーシアがどこからかバイクを持ってきてさ……後ろに乗れっていうもんだから、乗ったんだ。
当然、俺はアーシアにつかまらなきゃいけないから、腰に手を回すだろ?」
「それは一理ありますね」
「そしたら、変なところ触るんじゃないって肘鉄を食らってさ……」
「なに それは本当かね!? それは……気の毒に……」
「アーシア……初めてあった時はあんなにいい娘だったのに……」
さめざめとなくイッセー、気の毒に思ったのか木場がポンとイッセーの肩に手を置いた。
当の本人であるアーシアは憑依しているアキラと共に呑気にテレビを見ている。
「でも、何かアーシア結構人気出てるよな」
「そうなんだよなあ、やさぐれ系シスターってのも漫画じゃ結構いるし……」
転校して以来、アーシアはクラスでも結構人気者だ。
可憐な見た目からは想像できない荒々しい行動に、激しいギャップ萌えを感じたのかどうかは分からないが一部の男子からは蹴られたいなんて言われているし、女子からは頼りがいのある姉御として見られている。
また、転校生仲間という事もあり、夕麻とは仲がいいようだ。ちょくちょく俺の家に遊びに来たりしている。
なお、イッセーと松田と元浜が猥談に花を咲かせていたら、アーシアにキンタマを思いっきり蹴り上げられたらしい。
「……あっ、部長。 イッセーとアーシア、ただいま帰還しました」
イッセーがリアス先輩に報告する。
「……そうね、それじゃあ今夜からアーシアにも頑張ってもらいましょうか」
しばらくボケっとしていたリアス先輩だったが、一呼吸置いてからイッセーの声に反応する。
さて、今夜からアーシアも悪魔デビュー……うん?
「あの、部長。アーシアちゃんって悪魔にはなってないんじゃ?」
木場が当然の疑問をぶつける、塔城も横でコクコクと頷いていた。
「それなんだけどね、悪魔にはなっていないけど眷属として契約は出来たから、仕事は出来るみたいなの。
魔力の潜在量もかなりのものだし、仕事をするだけなら問題はないわ」
「へぇ、そうなんですか」
納得したかのように頷いたイッセー。
~原作と同じシーンはカット!!〜
by 九連勤のワラキアの夜、まだ余裕。
「部長のお悩みか。多分、グレモリー家にかかわる事じゃないかな」
「朱乃さんなら知っているよな?」
「多分ね」
何やら最近、「心ここに在らず」となっているリアス先輩に疑問を抱いたのか、イッセーが木場に質問をぶつけていた。
何でも昨晩、リアス先輩に性的な意味で寝込みを襲われたらしい。
結局のところうやむやになってする事はしていないらしいが、さすがに可笑しいと思ったらしい。
それにしてもそんなイベントがあったんだな……昨日の夜といえば、こっちは夕麻とマ〇オテニスをしていたら「いつまでも起きてるんじゃないの」と布団の中に叩き込まれていた。
尚、今は旧校舎の部室に向かう途中でありイッセーと木場は普通に歩いているが、アーシアはポケットに手を突っ込みながら肩を揺らして歩いており、俺はどこぞの厄神様の如く大回転しながら移動している。
「……部屋の中に誰かいるね」
部室の前に到着した瞬間、中から強烈な威圧感があるが……
「入室させて頂く」
「あっ、ちょっと!?」
特に気にすることなく俺は部室に入った。
部屋の中には機嫌が悪そうに眉を曲げるリアス先輩と、顔こそニコニコだが雰囲気が違う朱乃先輩と、部屋の隅にちょこんと座る塔城と……銀髪のメイド?
「あれ、お客さんかミ」
「グレモリー家に仕える者で、グレイフィアと申します。
以後、お見知りおきを」
「グレイフィアだと! よろしくね」
どうやらリアス先輩のところのメイドのようだ、そういや先輩の家はデカいって聞くしメイドの一人や二人いてもおかしくないか。
「全員揃ったわね、話があるので聞いてもらえるかしら?」
「お嬢様、私がお話ししましょうか?」
「結構よ、実はね……」
リアス先輩が口を開いた瞬間、床に描かれていた魔法陣が光りだして形を変えた。
そして魔法陣から炎が巻き起こり、その炎の中に見える孤独なシルエットは……
「愛しのリアス、会いに来たぜ」
炎の中にいたホストっぽい男の声を聞いた瞬間、俺はこう叫ばずにはいられなかった。
「子安じゃねーか!!」