君と夢見た甲子園   作:トップハムハット卿

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どうも!トップハムハット卿です!

実は、前々からこの"八月のシンデレラナイン"がリリースされたら、SSを書きたいと思っていたんですよ!!

見切り発車でどうなるかは分かりませんが、暖かい目で読んでいただけたらありがたいです!




物語の舞台は、群馬県にある『花宮高校』です。
(※実在するかどうかは分かりません)


#1 入学

「はぁ~~~」

 

大きなため息をつきながら、今日から入学する高校へ向かって歩いている、この少年の名前は"桜井(さくらい)春之助(しゅんのすけ)"。

 

彼が今日から通う高校の名前は"花宮(はなみや)高校"。

 

なぜため息をついているのかというと………

 

 

「やっぱ、友達が1人もいないとこに進学するんじゃなかった…

1人で入学式なんて、めっちゃ緊張するし、それに入学早々、ぼっちになんてなりたくない!!!」

 

という理由だそうです。

 

 

春之助の出身中学は、この花宮高校のある街ではなく、東北地方だ。

 

 

"自分のことを知ってる人がいない高校に行くんだ!"と中学の時に親の前で宣言し、地元から遠く、春之助のことを知る人がいないであろう花宮を選んだのだ。

 

 

「まぁ、今から弱気でいたら先が思いやられるな。頑張って友達を作らなきゃ」

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

入学式ということもあり、正門周辺は人で埋め尽くされている。

 

「さて、クラスは何組かな~?」

 

掲示板に貼られている掲示板を見ると……

 

1-3のところに"桜井春之助"の文字が。

 

 

「1年3組か。」

 

教室へ行くと既に何人かの生徒がいた

 

 

(こういう時って、教室に入る時に挨拶とかした方がいいのか……?)

 

そんなこと思いながら、自分の席を見つけ、座る。

 

(うわ、よりによって最前列かよ……

後ろの席の人にくらいは挨拶をしとこうかな?

いや、でも本を読んでるっぽいし、邪魔するのもなぁ……)

 

「あなた、もしかして桜井くん?」

 

 

春之助の葛藤を他所に、向こうから声をかけてきた

 

「う、うん。僕は桜井春之助。よろしくね」

「わたしは"鈴木(すずき)和香(わか)"。よろしく」

 

 

後ろの席の鈴木さんと、何とも微妙な自己紹介を交わし、席に着く

 

特にやることもないので、机の上に置いてある資料に目を通してみる。

 

(へぇ、結構良いとこあるな)

 

 

資料を読んでいるうちに、だんだんと教室も人で埋まり始め、教室内が最初に比べて賑やかになった。

 

 

そして、8:30を告げるチャイムが鳴ると同時に担任の先生が入ってきた

 

 

「はーい、それじゃあみんな席に着いてー!

入学式前のホームルーム始めます」

 

 

 

☆☆☆

 

入学式も無事に終わり、今は入学後の説明やら何やらのためのホームルーム。

 

 

「はじめまして。担任の掛橋です。

高校生になったみんなにまず1つ、話しておきたいことがあるから、聞いてくださいね。

これからあなた達は、大人になるために様々なことを経験するでしょう。

そこで、先生としてではなく人生の先輩としてみんなへアドバイスがあります。

あなた達がこの学校で過ごす1日は大人になって過ごす1日よりも何10倍も価値があるってことを覚えておいてね♪

そして、この高校生活で"人生の全てを捧げられる"って思えるものを見つけたのなら、迷いなく自分の全てを注ぎなさい!

絶対に……です!」

 

「それと、うちの高校では1年生は部活動に強制入部することになってるの。

だから入りたい部活が決まった人から再来週までに入部届けに記入して、私に提出してね。

よし、それじゃあ自己紹介をやりましょう!

出席番号順に有原さんから!」

 

自己紹介も滞りなく終わり、ホームルームは終了。

そして解散となった。

 

 

(強制入部かぁ。何の部活に入ろうか…)

 

そんなことを春之助が思っていると

 

「桜井くん」

 

後ろの鈴木さんに声をかけられた

 

「なに?鈴木さん」

「一緒に部活動を見て回らない?」

 

「うーん……

(明日から見学をいろいろしてみようかと思っていたんだけど、せっかく誘われたし、断る理由も無いか)

いいよ。一緒に回ろう」

 

 

 

こうして、二人は部活動を一緒に見て回ることになった

 

 

「鈴木さんは入りたい部活とか決めてるの?」

「特には決めてないわ。いろいろと見てから決めるつもりよ。そういう桜井くんは決めているの?」

 

「いや~、それが全く決めてなくて、僕もいろいろと見てから決めようかなって思ってる」

「そう…」

 

 

 

二人は会話もしつつ、陸上部、バスケ部、水泳部、柔道部、剣道部、弓道部、ワンダーフォーゲル部、などなど様々な部活を見て回った

 

 

「いやぁ、いろんな部活があったね。ちょっと疲れたよ」

「そうね、こんなに多くの部活があったなんて知らなかったわ。私も疲れた」

 

「鈴木さん、運動得意そうなのに、意外と苦手なんだね」

「そ、それは言わないで!

私にももう少し体力があれば……」

 

「運動部に入るなら、僕も一緒に入って、鈴木さんがバテた時に出動する救護係になるよ」

「余計なお世話よ!」

 

「あ、それだと毎日出動しないといけないか…」

「も、もう!!そんなにからかわないで!」

 

(鈴木さん、お堅い印象があったけど、話してみると面白いしイジリ甲斐があるな)

 

そんなことを思う春之助の隣で、鈴木さんは顔を真っ赤にして怒っている

 

 

 

 

「さて、一通りの部活も見たし、そろそろ帰ろうか」

「ええ、途中まで一緒してもいい?」

 

「うん、いいよ。どこまで一緒かは分からないけどね」

 

 




第1話、どうだったでしょうか?

感想・評価お待ちしております!

春之助の過去や、設定とかは後々明かしていくつもりです

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