真・恋姫†夢想~三国無双の血を引くもの~   作:疾風海軍陸戦隊

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お久しぶりです。ずっと投稿を止めてすみませんでした


李粛、周倉と対決す

「お前・・・・・美佳か!?」

 

俺に斬りかかる周倉の一撃を止めたのは美佳だった。そして周倉は自分の一撃を止めた美花に驚いた表情をした

 

「久しぶりね・・・・・10年ぶりかしら?」

 

剣で押さえながら美佳がそう言う。どうやら美佳は周倉と知り合いらしい。現に周倉は美佳のことを真名で呼んでいたし、仲が良かったのは間違いないだろう

 

「美佳…お前なんで‥‥洛陽の・・・・漢王朝の役人をしていたはずじゃ・・・」

 

「ええ、元だけどね。今は仲華国、第三師団、第七部隊隊長をしているわ。そして今は沖田さんの護衛よ!!」

 

そう言い力強く言うと美佳は剣を振り払うと周倉は一歩下がる。そして美佳は

 

「吹雪さん!ここは私に任せて早く行ってください!」

 

「美佳!」

 

「急がないとすぐに敵兵がやってきます!私が時間を稼ぐので早く!!」

 

「何言っているんだ!お前を置いていくなんてできるかよ!」

 

「いいから速く行ってください!大丈夫です。すぐに私も追いつきますから!」

 

「それ死亡フラグ!!」

 

俺が全力で突っ込む、すると周倉が

 

「お前に用はない美佳!僕の目的は沖田の首だ!!」

 

そう言い再び俺に向かおうとするが

 

「させない!!」

 

美佳は周倉の前に立ち再び剣で周倉に向かって周倉の剣を受け止める。そして美佳は

 

「吹雪さん!早く!早く行ってください!!」

 

「だ、だけど・・・・」

 

仲間を見捨てるなんて俺にはできなかった。すると・・・

 

「隊長すみません!!」

 

「ぐはっ!!」

 

斗志の言葉とともに首筋に激しい痛みが出て俺はそのまま意識を失うのだった

 

 

 

 

 

「斗志さん!?」

 

斗志は吹雪の首筋に激しいチョップを決め、吹雪を気絶させた。それを見た鈴は驚くと、志乃が頭を下げ

 

「斗志さん。すみません・・・・」

 

「いや、いいんです。こうでもしなければ隊長の命は守れません。美佳・・・・」

 

「はい。斗志さん。ここは私がなるべく食い止めます。ですから早く砦の中で・・・・」

 

「わかった。早く戻って来いよ」

 

斗志がそう言うと美佳は頷き、そして気絶した吹雪を星とほかの護衛兵が抱える。そして星は

 

「美佳。犬死はするなよ。お前とは今後も仕事の愚痴を言いながら楽しく飲み合いながら語りたいからな」

 

「わかってます。次の休日には私が奢りますから」

 

とニコッと笑うと護衛兵たちが

 

「り、李粛小隊長・・・・・」

 

「ほら、あんたら泣かない泣かない。これが別れじゃないんだから。早く隊長を安全なところに連れて行きなさい!!」

 

「「はい!!」」

 

と、涙ぐんで斗志たちは気絶した吹雪を担いで西砦へと向かうのであった

 

「させるかっ!!」

 

周倉はそう言い追いかけようとするが

 

「悠!あんたの相手は私よ!!」

 

そう言い美佳が立ちはだかると周倉は

 

「邪魔をするな美佳!!たとえ幼馴染でも邪魔をすればあんたでも斬る!」

 

「それは私のセリフよ悠。私はあの人を守るためならあなたでも戦うわ」

 

「ふん!弱虫で文官志望だったお前に何ができるっていうの!」

 

そう言い周倉はあざ笑うかのようにそう言うと美佳は剣を構え

 

「もう洛陽のころの私じゃないわよ悠!吹雪さんをどうしても仕留めたいのなら、私を倒してから行きなさい!」

 

「言われなくても行くぞ!!」

 

そう言い周倉は美佳に斬りかかり、美佳はそれをよけ突き技を出す

 

「そんな突き技大したことないわ。あんたやっぱり昔と実力が・・・・・・・」

 

周倉は美佳の突き技をよけ、そう言いかけた瞬間。美佳はすかさずつき技から横薙ぎの攻撃に入る。そうそれは吹雪が採用し、隊士たちの技の一つである死角なしの技『平突き』である。

 

『(っ!?沖田と同じ技!?)』

 

周倉はいきなりの横薙ぎ攻撃に驚く。

いつもなら相手を警戒するところだったが相手は幼馴染である美佳で実力も変わっていないと思っていたため少しだけ油断していたのだ

美佳の攻撃を避けた周倉だったが、その隙を与えずに美佳は今度は剣を上へと振り上げる

 

「っ!?」

 

急な攻撃の変化に周倉は慌てて、飛びさが利権を構える。その瞬間彼女の頬から一筋の切り傷ができ、そこから血が流れる

 

「・・・・・」

 

周倉はそっと頬の傷を触り手に着いた血を見るとニヤッと笑い

 

「へ~・・・・今まで私にかすり傷すら与えなかった美佳がここまでやるなんてね・・・・・」

 

「どう?少しは成長したでしょ?悠。私はもうあのころとは違うの日々剣の鍛錬をしたのよ」

 

「そのようね・・・・・・なら・・」

 

そう言い周倉は再び剣を構えて

 

「手加減はいらないようね」

 

そう言いさっきのこもった眼で美佳に言うのだった

 

 

 

 

 

 

 

一方、西砦では・・・

 

「撃てっ!一人たりとも砦に近づけるな!!」

 

「「「「おうっ!!」」」」

 

川内率いる部隊が現在、砦に進行している軍団に対し、攻撃をしていた。兵たちは砦に備えられていた銃や連発弩、噴進矢、そして最新兵器の大砲を使い迎撃していた

 

「張済様!」

 

「どうしたの!!」

 

「東の方を見てください!」

 

「東ですって?」

 

部下の言葉に川内は夕張が開発した双眼鏡で見てみると

 

「あれは・・・・先生に斗志!」

 

双眼鏡で見た先には敵陣から少し離れた森の中に茂みの中に隠れている斗志たちの姿を見つけた

 

「どうやら無事だったみたいね・・・・・何とかして中に入れて助けないと・・・・・・・でもこんな状況でどうやって・・・・・・そうだ。ねえ、あんた!」

 

「は?・・・はっ!」

 

「迫撃砲あるかしら?」

 

「迫撃砲・・・ですか?確か訓練用のやつが一基、置いてありますが・・・・」

 

「砲弾の中に煙幕弾はある?」

 

「え?は、はい在りますが」

 

「ならすぐに持ってきて私が合図したら、敵のいる城門の前に煙幕弾を落して」

 

「りょ、了解しました!」

 

「後、君、すぐに私の行ったように手旗信号を掲げて」

 

「旗信号ですか?どこに?」

 

「場所がばれるから、適当なところで…そう敵がよく見える高いところから振って」

 

「はっ!」

 

そう言い川内は兵に手旗信号の内容を伝えると兵は砦の高いところへと向かいそして川内に言われた内容の旗を振る。

それを見た敵兵は『何をしているんだ?』とばかりに首をかしげる手旗信号は仲華軍にだけ採用されている通信手段のため、敵兵にはわからなかったのだ。

そしてその手旗信号を見たのは敵兵だけではなかった

 

「先生!砦から手旗信号です!!」

 

「なんですって?」

 

鈴のその言葉に志乃と斗志はこっそり茂みから顔を出し、白の高いところから手旗信号をしている兵を見る

 

「ええっと・・・・『これより鏑矢のすぐ後に煙幕を張る・・・その隙に城の中に入れ・・・・張済より』川内さんからです!」

 

「煙幕か…川内も考えるな…斗志」

 

「ええ。隊長は私が運ぶから、全員いつでも走れるよう準備をしなさい!煙幕が上がったらまっ直ぐに門へと向かえ!」

 

「「おうっ!」」

 

兵士たちが返事をした瞬間、砦から鏑矢がはなたれ甲高い音が鳴り響く。そしてその瞬間砲撃音が一発鳴り響くと城門の前や敵陣が真っ白な煙に覆われる。

 

「今よ!進めっ!!」

 

斗志の号令とともに星たちは全速力で走りだす。そして斗志たちは煙幕の中に突入する。ゲホゲホッと咽る声が聞こえる中、斗志たちは無我夢中で走り出す。そして砦の壁にたどり着き。斗志は欠員がいないか確認する

 

「(壱‥弐‥三・・・・志乃たちもみんないるわね)」

 

濃い煙幕の中を全員が無事にたどり着いたことを確認した斗志。すると

 

「斗志こっちだ!早く入れ!煙幕が晴れちゃうわよ」

 

と、隠し扉から川内が顔を出し斗志を呼ぶ

 

「川内。助かった。全員隠し扉に入れ」

 

そう指示すると兵たちと志乃は仲へと入っていく。ぞ時手全員が入ったことを確認すると。斗志は背負っていた吹雪を志乃たちに渡す

 

「志乃、川内。隊長をお願い」

 

「え?斗志さんはどうするの?」

 

「私は美佳を助けに行く。あいつ一人放っておくことができない。隊長だってきっとそうするさ」

 

そう言い刀をぎゅっと力強く握りしめそう言うと、

 

「ならば我も行こう」

 

「星・・・・」

 

「無敗の周倉というやつがどんな実力か試したくてな・・・・」

 

「すまない感謝する」

 

そう言い斗志と星は頷き後のことを志乃たちに頼み煙幕が晴れる前に先ほど来た道を戻るのであった

 

 

 

 

一方、美佳の方は

 

「きゃっ!!」

 

周倉と戦っていた美佳は体中傷だらけになりながらも彼女と戦っていたが、だんだんと周倉が押し上げていき、危険な状態だった

 

「へ~私の11連撃。ちゃんと避けれるようになったんだ~でもそんな体じゃ、もうまともに戦うことは無理ね・・・・・幼馴染のよしみよ今日はここまでにしてあげる。そこで休んでなさい。私は沖田を殺るから・・・」

 

「はは・・・・まだ終わってないわよ悠・・・・私はまだ生きているわ。私が生きている限り絶対にあんたを吹雪さんのところに行かせない・・・」

 

「あんたなんでそこまであいつのことを・・・」

 

「あの人は・・・・・私と悠ができなかったあの荒れ果てた洛陽の町に再び笑顔を取り戻してくれたわ・・・それだけじゃない・・あの人は・・・吹雪さんや董卓様はいつも民のことを大切にしてくれた・・・・自ら出向いて貧しい人たちや生活に苦しんでいる人たちを見捨てず、助けてくれた。洛陽だけじゃない…天水もそしてここ長安にもみんなが笑顔でいられる世界を作ってくれたのよ・・・・だからその人たちを殺そうとするあんたを・・・平和を乱そうとするあんたを私は全力で止める」

 

「美佳・・・・」

 

「悠・・・あんたは今の今まで何をしていたのよ!いきなり役人をやめ盗賊になり、周辺の村を襲って・・・・それじゃあ私利私欲に動いていた官僚のやつらと変わらないじゃない!!」

 

「・・・れ」

 

「悠!昔のあんたはそんな人じゃなかった!いつもみんなに笑顔で接し、困っている人がいたら、助けてあげて、私はそんなあんたに憧れていたのよ!」

 

「・・・まれ」

 

「でも今のあんたはあんたは違うわ!今のあんたは官軍に恨みだけしか持たず、官軍との戦いでは村に住む人を巻き込んで、新たな悲劇を生んで、それがあなたの本当にしたかったことなの!!」

 

「黙れ!!」

 

美佳の言葉に周倉は切りかかり美佳は剣でその一撃を受け止める

 

「あんたに何が分かる!!役人だった父さんも母さんも漢王朝の文官たちにあらぬ濡れ衣を着せられ殺された!僕は官軍の連中が嫌いだ!両親を奪ったやつらが憎い!奴らへの復讐を果たす為に1人でも多くの官軍の者を殺す!たとえ民を巻き添えにしてももう僕のような奴を出さないためにも今いる官軍連中を始末する!お前がそれを邪魔するのなら・・・たとえ幼馴染でも・・・・親友だとしてもお前を・・・・・殺す!!」

 

そう言い周倉が再び振り上げて美佳に斬りつけようとしたとき・・・・

 

「全く…意味がない演説だな」

 

「っ!?」

 

誰かが間に入り周倉の一撃を剣で止める

 

「き、貴様…誰だ!」

 

周倉はその人物を睨んでそう言う。美佳はその人物に見覚えがあった

 

「あなたは・・・・・王双さん?」

 

そう、二人の間に入ったのは柳琳の部下の王双だったのだった

 

 

 

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