真・恋姫†夢想~三国無双の血を引くもの~   作:疾風海軍陸戦隊

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今回は短めです文章下手ですみません


吹雪、天水に帰還

雪蓮達のもとから旅立ち、2週間程が経った。俺は旅だった地、天水へと戻ることに決めた。何か妙な胸騒ぎがするからだ。そして天水の手前に着いた。

 

「あ~帰ってきた」

 

「この先を行けば天水ですか・・・」

 

「おっ!街が見えてきた」

 

「なんか賑やかそうだな。」

 

「そうだな。旅立つ前に比べたら賑やかになってるな・・・・」

 

そう言いながら二人は天水の北門に着く。すると門の警護をしていた兵が止める

 

「待て!貴様ら何者だ!!」

 

「怪しい奴・・・・もしや敵国の間者か?」

 

そう言い警護兵は槍を突き付ける

 

「おいおい、ちょっと待て。お前らどこの兵だ?」

 

「貴様らに言う必要はない!!」

 

「ぐっ!」

 

そう言い警備兵の1人は吹雪を殴る

 

「吹雪様!」

 

「な!おめえ吹雪に何するんだよ!」

 

川内が怒鳴ると、そこへ上官らしき兵が現れる

 

「どうしたんだ、お前たち」

 

「あっ!班長。いえ怪しい奴がいたのでしょっぴこうかと・・・・」

 

「なに、怪しい奴?」

 

そう言い、班長と呼ばれた男は吹雪を見て目を丸くする

 

「お、沖田様!!」

 

そう言い班長は敬礼をする。

 

「班長。こいつのことを知っているんですか?」

 

「馬鹿者!!お前ら新人だから知らないと思うが、この方は警邏隊隊長であり天の御使いである沖田吹雪様だぞ!」

 

「「!?」」

 

班長の言葉に門兵は驚く

 

「すっ!すみませんでした御使い様」

 

門兵は慌てて謝罪する

 

「いや、別にいい。それより君たち・・・」

 

「「は、はい!!」」

 

「仕事熱心なのは感心するが、限度というものがあるぞ。次からは気をつけろ」

 

「はっ!」

 

俺は門兵に注意をし、そのまま先に進んだ。

 

 

「いてて・・・・」

 

「大丈夫ですか吹雪様。」

 

「ああ、大丈夫だ。」

 

「まったく。あの門兵なんだよ。いきなり吹雪を殴るなんてな」

 

「まあ、まあそう怒るなよあの門兵も仕事熱心なだけだし・・・・」

 

吹雪はさっきの門兵に腹を立てる川内をなだめる

 

「それにしてもここが天水ですか・・・・聞いていたよりもいい街ですね」

 

「言われてみれば志乃の言うとおりだな。景気がよさそうだ」

 

一方志乃とアンチョビは街の治安の良さや街の活気に感心していた。しばらく歩いて月の屋敷に着き中に入る。屋敷の中に入ると華雄と霞に会う

 

「おおっ!!吹雪ではないか!いつ戻ったのだ心配したのだぞ」

 

「あ、華雄さん。お久しぶりです。今帰りました・・・・・・それと抱き着くのは少し恥ずかしいので・・・」

 

華雄は嬉しそうに吹雪に抱き着く。吹雪は恥かしそうに言い、志乃ら3人は唖然としていた。

 

「吹雪。大目に目やりな。華雄は吹雪のことを恋や月と同じくらい心配しとったんやで」

 

「あ、霞さん。どうも陳留以来ですね。母さんは元気?」

 

「ああ、元気やで。ん?吹雪後ろの3人は誰や?」

 

霞は志乃たちに気付く。

 

「ああ、旅をしていた時に加わった仲間だよ」

 

「そうか。そういや月や詠の奴が待ってたで。はよ行ってあげな」

 

「分かった」

 

そう言い、吹雪は華雄や霞と別れ吹雪は月の元に向かう。そして月のいる大広間に入ると・・・

 

「ああぁー!!やっと帰って来たわね!!」

 

「おかえりなさい。吹雪さん」

 

と、広間に入って最初に聞こえたのは詠の声だった。そして次はにっこりと笑う月の声だった。

 

「ただいま帰りました。詠、月。なんか心配させたみたいだね」

 

俺は笑いながら言う

 

「本当よ。あなた、あまり手紙とか出さないから僕と月がどんなに心配したことか・・・」

 

「詠ちゃん。確かに私吹雪さんのこと心配したけど一番心配してたのは詠ちゃんじゃない」

 

「なっ!何言ってるのよ月。僕は別に・・・・・・そう言えば吹雪、あんたの後ろにいる人たちは誰?」

 

「ああ、紹介が遅れたよ。この3人は俺が旅しているときに出会った仲間だよ」

 

と、吹雪が言うと三人は前に出て挨拶をした。

 

「初めまして、董卓様。賈詡様。私は吹雪様の軍師を務めることになった司馬懿、真名は志乃と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

「私は、アンチョビーナ・ユリウス。異国ローマ出身で志乃、司馬懿の義理の姉です。」

 

「俺は張済、真名は川内といいます。宜しくお願い致します。董卓様」

 

そう言い3人は深々と頭を下げる。

 

「分かりました。私はこの天水を治める董卓。真名は月といいます。これからもよろしくお願いしますね。志乃さん。アンチョビさん。川内さん」

 

「僕は賈詡で真名は詠よ。月が真名を預けたんならなら、あなたたちには僕の真名を預けるわ。よろしくね3人とも」

 

こうして3人は晴れて董卓軍の一因となるのだった。そして詠は3人を吹雪隊に入隊させてこの場は解散となった。

そしてそのあと3人を斗志たちに紹介したら、みんな歓迎してくれて、今夜は3人の歓迎会をするのだった。

 

 

 

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