激しい衝突音と熱によって私は目を覚ました。そして、その瞬間驚いた。そう、栄斗とお嬢様が戦っていたからである。
「栄斗〜、会いたかったわよ!」
精神的に安定していないように口調と表情がレミリアはバラバラだった。
「ならその槍をしまってくれませんか…ね!!!」
そう言いながら栄斗はレミリアが向けてきたグングニルを叩き折った。
「で、
突然の質問にレミリアの眉根がピクリと動いた。そして、突然笑い出した。
「フフフ、やっぱりどの時代のあなたも理解がいいわね。そう、私はレミリア・スカーレット。五年後の未来から来たわ。」
レミリアがそう告げるとほぼ同時に紫が現れた。そして、言った。
「ふざけないで、時渡りなんて凄腕の魔術師が束になってやっと一回できるの。それを…まさか、あなた!?」
何かを悟ったのか紫が厳しい表情でレミリアに聞いた。
「そうよ、あなたの考えはだいたいあっていると思うわ。まあ、ただの人間を使ったけれどね。」
「どういうこと?」
紫がまた聞いた。
「そうね〜、簡潔に言うと〜私の世界の幻想郷はほっろびま〜した〜。その男のせいで」
完全に口調から分かるように狂っていた。しかし、最後の言葉。それを言う時にレミリアは栄斗を指さした。
「何を言って…」
その紫の言葉を遮るように栄斗が言った。
「紫さん、話しなら戦闘不能にしてからゆっくり聞こう。じゃないと拉致があかない。」
そう言って栄斗は拳を強く握った。すると蒼い炎が溢れ出した。
「あぁ、忌々しい炎…それがあるからー!」
レミリアが叫んでグングニルを突き刺しに行く。しかし、栄斗はいとも容易くグングニルを拳で砕いた。しかし、
「グアッ…何で…咲夜さん」
咲夜が栄斗の背中にナイフを突き刺していた。その目は紅く口には牙があった。それを見てレミリアが笑った。
「吸血鬼の伝説って知ってるわよね。血を吸ったものを下僕にする。」
「ま…まさか、」
栄斗が膝をついた体制でレミリアの発言の意味を悟ったのとほぼ同時に倒れていたフラン、パチュリー、美鈴が起き上がった。
「行きなさい、私の下僕達、あの男を殺して!」
その声とともに襲いかかる4人。あちこちを攻撃され大量の出血のせいで栄斗の意識が遠のいて言った。そしてー
気がつけば暗い空間にいた。向かい合うようにして黒い髪と赤い瞳を持った男が座っていた。そして、男は言った。
「よお、栄斗。ここに来たということはかなりピンチなんだろ?」
図々しい口調にら少しイラッときた栄斗が厳しめに言った。
「あの、誰ですか?」
「ハハハハ、そうだよな。俺か…俺ね〜、俺はお前の後から持った方の能力、いや、お前の中に居候中の者か?こう言った方が分かるか?織田 信長ってな」
男の言っていることがよく分からない栄斗。
「もう1つの能力?」
自然と呟いていた。
「まずそれか。そうだな、お前は外の世界でも能力を持っていた。しかし、あの紫に俺を突っ込まれた時に手に入れたのが今の能力だ。」
「余計に意味がわからん。」
「簡単に言うと、前の能力とお前は危険だからこっちに連れてくる時に記憶を奪い違うの能力を入れたってこと。けど、かえって危ない
これで納得がいった。あの夢のことや時々蘇る戦闘の仕方。夢は信長の過去であろう。そして…戦闘スタイルの方は危険視された過去の自分。
「で、どうする?」
突然、信長が言った。
「何を?」
「記憶を取り戻すかってことさ。そうなると俺は消えちまうがな。」
そんなことを言いながら信長は不敵に笑った。
「能力の方は?」
「外の世界に帰れば戻ると思うぞ。」
しかし、栄斗は1つ気になった。そう、信長が消えてしまうということだ。
「あなたは消えてもいいんですか?」
「ああ、いいさ。もう死んでるんだから変わりゃしねぇ。」
「じゃぁ、お願いします。」
「おう!」
そう信長が言うと急に頭の中が真っ白になった。そして、急に何かが詰め込まれていく感覚に襲われた。自分がやっていたこと、能力、戦い方。そして、友のことも。
気がつけば信長は消えていた。彼の存在やらなんやら分からないことだらけだ。しかし、ふと頭の中で無意識に理解していることがあった。
「これが間違った選択…か…」
ふと栄斗は呟いた。
誤字脱字報告や改善すべき点のコメントよろしくお願いします。
早く書きたくて続けて書きましたが、ごちゃごちゃですね。え?じゃぁ、何故区切ったかだって?ロマンだよロマン。