東方 全てを焼いた英雄   作:つむじ虫

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駄作ですが目を瞑って頂ければ幸いです。皆様の暇つぶし程度になれるようこれからもよろしくお願いします。


第四話 与えられたのは二つの選択肢

「安心しな斬ったりはしねぇよ…ま、峰打ち程度はするけどな。」

そう言って男は1歩踏み出す、ただそれだけで場が凍りついた。沈黙が続くがそれを男は一瞬で破った。そう、気がつけば男はフランの目の前にいたのだ。

「ナッ!?」

フランは反応しきれず唖然とする。しかし、我に戻り"レーヴァテイン"を振りかざす。

 

「その程度の炎では…俺には届かないぜ。」

男は不敵な笑みをこぼし"小刀"で"大剣"を迎え撃つ。すると、呆気なく"大剣"は折れた…いや消えたという方が正しいかもしれない。そう気がつけば炎の剣は消えていたのだ。

 

「何で…」

フランのその疑問に男は答えず静かにフランの溝内を小刀の鞘で突いた。そして、気絶したフランを肩で担ぎレミリア達の本へ歩み寄った。

 

「ッ!?」

全員が明らかに警戒している。しかし、男の一言でその警戒が解かれた。

「おいおい、仮にも妹を殺さずに止めてやったのにその反応はないぜ?」

ヘラヘラとしながら頭をかく男。しかし、明らかに足元がフラフラとしている。

 

「質問してもいいかしら?」

レミリアが男に聞く。

「おう、いいぜ」

「まず、貴方は何者かしら?」

「いきなりそれかい?」

男は答えずらそうな顔をする。

「答えると言ったのは貴方よね?」

レミリアがそう言うと男はバツが悪そうに答えた。

「俺か…俺ねぇ、そうさなぁ…、俺は永田 栄斗であり、永田 栄斗では無い。過去、記憶、能力、知識…そして、この世界に存在する全ての生命(もの)が共通して持つ"真理"だ。」

真理と名乗る男の言ったことに誰もが首を傾げる。

 

「それってどう言う『ガバッ!』どうしたの!?」

咲夜が聞こうとした瞬間男は口から血を履いた。

「時間か…流石に長すぎたか…。ならヒントをやるとしよう。俺は…"神を殺した"男だ…昔、血肉を持っていた。これだけだ…」

男の発した言葉に全員が動揺した。何故なら、幻想郷ならまだしも外の世界ではありえないのだ。そう、転生ではなく憑依というものは。

 

「驚いているな…ま、こいつの記憶に全てがある。」

そう言って男は親指を立て自分を指さす。

「そういや、内蔵に酷いダメージが入っているから…ゴフッ…宜しく…また、会えることを心から望んでおくぜ…」

そう言うと男は気を失って倒れた。

 

「栄斗!」

咲夜が近寄る。男の体は縮んでいき髪も短くなり白銀に、つり上がった瞳は垂れ下がっていった。そして、あの不気味な男は栄斗へと元に戻った。

咲夜は栄斗を抱きかかえてたまま沈黙する。

その沈黙を破るかのようにレミリアが声を上げる。

「咲夜、止まっている時間はないわ。直ぐに栄斗を永遠亭に連れていきなさい…」

急な指示にいつもならすぐさま反応する咲夜だが動揺している。

「早く!」

今度は威圧たっぷりに言ったレミリア。これには反応した咲夜がすぐさま能力の発動により消えた。

 

「美鈴あなたは鬼のところへ多分紫も一緒にいるわ、コアはここの片付け、パチュリーは悪いけどフランを部屋に運んでちょうだい。」

「はい、お嬢様。」

「分かったわ、レミィ。」

そう言って紅魔組は解散した。

 

 

 

「少なからず栄斗は眠っている間俺の記憶を見るだろうか?」

真っ暗闇で男は独り言を呟く。

「あれを見てからあいつはどう動くのかなぁ…、楽しみだなぁ、楽しみだなぁ…フフフフ、アッハハハハ!」

何も無い空間に声が響く。そして、光のない空間にどす黒い赤い瞳が光った。

 




誤字脱字報告お願いします。文章の直すべきとこなどのアドバイスもお願いします。
さて、この話で栄斗、いえ、男の正体の予想がついた方がいるのではないでしょうか。しかし、その答えは胸の中に秘めておいてください。
あと、Twitterもつむじ虫なのでフォローして欲しいなぁ壁|ω・`)チラッ
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