やはり俺の妹が可愛いのは間違っていない。   作:詩音〈シオン〉

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二話目

 

 俺が向かっている書店は『たかさご書店』というところだ。

 個人経営でやってるらしい。二階建てで、そこまで広くないものの、ライトノベルの品揃えが良く、明るい雰囲気のお店である

「よー、高砂」

「あ、ハチくんじゃん!!」

 笑顔で出迎えたのは、この書店の看板娘、高砂智恵。

 要所は艶やかな黒髪のロングヘア、女の子らしい、柔らかそうな外見の少女である。

 店のエプロンをかけた彼女は、俺のクラスメイトで、『ハチ』の正体を知る、数少ない人物である。

 彼女との出会いは、またの機会にするとしよう。

 まぁ、そんなこんなで、彼女とは一応友達付き合いをさせてもらっている。

 いまは休憩中で、お店のバックルームで話をしている

「よくもまぁ、売れてるよね〜」

「へいへい、そりゃどーも」

 高砂は携帯を見ながら

「あ、これってハチくんの小説のイラストを描いてる先生のブログじゃない?」

「!」

 俺は少しだけ興味本位に

「へぇー、マジで?」

「マジマジ」

 高砂は携帯を俺に見せて

「ほら、このペンネームってそうじゃないかい?」

 高砂は、ブログのタイトルを見せてきた。

 そこにはホントに『エロマンガのブログ』と書かれていた。

 さすがにこのタイトルはないだろ.....なんて思ってしまう。

「マジだな〜」

「ハチくんって、エロマンガ先生にあったことあるの?」

「ないな。仕事は全部担当編集の人が通してやってくれてるしな」

 男か女かもわからない。というより、興味が無い。まぁ絵からしても、たぶん男だろうけどな。

 イラストレーターは、基本的に担当編集が決めてたし、直接やり取りすることがないし、する気もない。つーか、三年間一度たりとも会うことがないしな

「ふーん、そーなんだ」

「おう、まぁーな。別に興味はないしな」

「ハチくんってホントに.....ゲスいね」

「へいへい、どーもどーも」

 その後、高砂はスマホの画面を滑らせ

「あ、ハチくん。主に動画配信してるみたいだよ?」

「動画配信?イラストレーターで?」

 なんの配信してんだ?

「うんとね.....絵を描いたり、生放送したり、ゲームプレイの実況してるみたいだね.....。.....活動範囲は広いみたいだよ」

「へぇ〜。ま、どーでもいいけどな」

「ま、ハチくんもエロマンガ先生の配信見てみたら?今日も配信あるみたいだし!」

 

 ということで、俺は『たかさご書店』で、ライトノベルと文学小説を何冊か購入し、帰宅した。

「動画サイトで、生配信ねぇ〜」

 俺はとりあえずパソコンでエロマンガ先生の配信動画サイトを見ると、もうそろそろで始まるみたいだった

「始まった、か。さーてどんな人なんだか」

 俺は画面を見る

 そこには、変声機を通したような低い声で、仮面をつけたやつが画面にはいた

「えー、みなさんこんばんはっ。今日は塗り作業がてら、みんなとお喋りしていこうと思います。よろしく!」

 そんな感じで動画配信は始まった。

 





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