ヘスティアファミリアが最強になるのは間違ってるのだろうか   作:アンキルン

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Lv2前編

ロキファミリアから解放された翌日、完全とは言えない体調だが、朝のアイズさんとの特訓の為に出かけると

 

「どうしてこうなった!」

 

「これってどういう事なんですか?アイズさん」

 

「ごめん逃げ切れなかった」

 

なぜかロキファミリアのメンバー数名がギャラリーとして居るのだ

 

「気にしないで来て」

 

ベル君はかなり委縮してしまってる、その気持ちわかるぞ!

 

「集中しろベル君、君の目指す先は、こういったギャラリーの目線に晒されるんだ、逆にこの状況を楽しめ、利用しろ!」

 

「うん!」

 

ベル君の目つきが変わり、集中したベル君は先日よりも動きが良くなってる、昨日は俺が行けなかった分、多く学べたのだろう

 

あいかわらず容赦のない攻撃を繰り出してくるアイズさんの攻撃、手加減って言葉を彼女にまず教えたいと本気で思うマフィ

 

しかしどうにか食らいついて行くベル君の攻撃はかすりもしないが、アイズさんからの攻撃は衝撃を殺せないながらも避けている、目が良くなったのと、その目に体がちゃんと付いて来てる証拠だ

 

やはり経験の差を埋める事など出来ず、そのまま直撃をくらって撃沈

 

次にレフィーアさんになり、彼女は回避をメインとした並行詠唱を開始する、アイズさんの攻撃は本当に容赦がない、手加減と言う言葉を(r

 

あっけなく撃沈されてしまい気絶、がんばれ!!超がんばれ!!!

 

レフィーアが気絶すると同時に、一気に突進しながらフルバッフにしていく、最近は詠唱にもなれて来た事もあって速い速度でフルバッフにする事が出来る

 

そのままあの性悪ちびっこ団長の見せた最後の突きの正体、100→0→100の突きをしてみる、昨日終わってからの帰り道、色々考えた結果導き出した答えが100→0→100の突きだ、そうとしか考えられないならば試すだけだ!

 

以前見た事のあるアニメや漫画なんかの知識を総動員して導き出してるだけに自分で考えだしたとは言い難いが、それでもこれも俺の力だと割り切っている

 

 

突き出した槍の軌道を一瞬で0にするのは相当の筋力が居る、必要な筋肉を魔力で強化しねじ切れそうな痛みをこらえて0にする、そっから一気に肘からの魔力噴射により一気に100にする!

 

出来ると確信していた時期が俺にもありました・・

 

カランカランカラン・・

 

飛び出して一気に0にしたとたん、魔力強化した腕力でも耐えられず武器を落としてしまう事に

 

「すいません、手元が狂いました」

 

「いいよ、今のって団長の技だよね?」

 

「真似してみたんですが、無様に失敗しちゃいました、やっぱ筋力が足らないみたいです」

 

「うそでしょ!昨日一度くらっただけで見極めたの?」

 

ギャラリーが何か言ってるけど無視しながら

 

「それでは再開!」

 

今度は緩急をつけた突きで弾幕をしながら間合いを詰めていく、アイズさんも性悪と同じように全部を弾いていく事で間合いを詰め、俺の体制を崩しに来る

 

俺は崩れたところを彼女が攻撃するのを見計らって、魔力で体を支えて、攻撃を受け流し、その威力を利用して薙ぎ払いをする

 

しかしアイズさんの反応のが早くかわされてしまう事に、かなり自信があっただけに、ぽっきりと自信をへし折られた俺は

 

「諦めるっかっての!!」

 

攻めあるのみ!再び突きの突進を繰り出して、相手が受け流すよりも早くサイドステップで再び突きを繰り出す、100→50→100ならば行けるはずと考え力をコントロールして突きを繰り出す

 

「やっぱにわか仕込では駄目っすね、交代します」

 

「うん、君も強くなってたよ」

 

「ありがとうございます」

 

その後も順番に相手になってもらい、今日の朝練も終わりを迎えた

 

「おつかれ~みんなすごかったよ、これ差し入れ飲んでね」

 

アマゾネスの女性が俺達に差し入れをくれるので頂く事に、ベル君は何度もお辞儀しながらお礼を言ったりして、なるほどこうやって可愛がられるんですね分かります、などと思いながらながめていた

 

「アイズさん、明日で朝練はラストになるんですが、明日はベル君と1日中訓練に付き合ってあげられないっすか?」

 

「いいけど、君はいいの?」

 

「俺達2人は、ベル君が気絶した間と言う約束でしたので、それなのに結構時間オーバーしてたりもしたんで、明日のラストはベル君だけでお願いできないですか?」

 

「うん、いいよ」

 

「そういうことだからレフィーアさん、我慢してね」

 

「はい」

 

「今日までアイズさんありがとうございました」

 

「うん、こちらこそありがとう楽しかったよ」

 

 

いい雰囲気のまま帰ろうとしたのに、アマゾネスの女性が絡んでくる、ちちもむぞ!強そうだから殺されそうだしやらないけど・・・それにもむだけのチチガナイ。。。

 

「やるじゃん君、昨日の団長から1回食らっただけでもう真似するなんて」

 

「あーあれっすか、やっぱ100、0,100で合ってたんです?」

 

「なにそれ?あれはぐぐっとやってぐってやってぐぐだよ」

 

なに子の子ちょーおもろいんだけど

 

「なるほど分からん」

 

「なんでよーー!」

 

もうなんか疲れたし、帰ってダンジョンへ行く準備しよっと

 

 

 

 

 

 

ホームに戻って、神様に心配かけてすいませんと一応謝ってから、ステイタス更新をした時

 

 

「うそっ・・・」

 

「どうしたんです?」

 

「Lv2になってる」

 

「不味いっすね」

 

「まだ保留にも出来るけど、どうするんだい?ベル君よりも早くに到達するなんて」

 

「Lv1現在のステイタスは見る事出来ます?」

 

マフィ Lv1

力  S 940

耐久 SS 1005

器用 S 987

敏捷 A 897

魔力 SS 1020

 

魔法:

【フレイムオーラアディション】

詠唱式: 眠りし火炎の魂よ集えフレイムオーラアディション

 

【カオスアディション】

詠唱式:  神をも恐れぬ混沌よ我に示せカオスアディション

 

【ワールドオブエンペラー】

時空間に世界を作り改変する

詠唱式: 我が世界を改変し世界を作るもの也、世界は我の手により作り変えられる、世界は我の声を聴き我に従えワールドオブエンペラー

 

【ワールドオブドアー】

自分の作った世界と現在地を繋げる扉を設置する、詠唱時に作った世界をイメージする、具体性欠如の場合は失敗

詠唱式: 我の世界とを繋ぐ扉を召喚せよワールドオブドアー 

解呪式: ワールドオブドアーカット

 

【ワールドオブキー】

自分の作った世界に物質と生物を入れる事の出来る鍵、鍵は術者の意思で渡したり消したり出来る、鍵は世界ごとに異なり詠唱時にイメージした世界のカギが出来る、具体性欠如の場合は失敗

詠唱式;我の認めし者よカギを使い扉を開けワールドオブキー

   

スキル:

 

 

 

う~ん・・・バグった?1000って超えるんだ、そうなると気になるのが最大値だよなぁ、神様も1000って言ってたのに

 

「保留でお願いします」

 

「いいのかい?これだけのステイタスだぞ、保留したって上がるとは限らないんだぜ」

 

「まずレコードホルダーは勘弁してほしい、第二に1000が最大なのに1000超えたから限界値知りたい、いまLv2にするほど差し迫ってない」

 

「なるほどね、君がそう決めたなら僕は何も言わないよ」

 

「あざっーーす!、他のメンバーには秘密にしといてください」

 

「うん、誰にも言わないようにしておくよ」

 

「それじゃ~ダンジョン行ってきますね」

 

「マフィ君、ヘファイストスが武器を返すからって言ってたから、今日帰りにでも寄っていくといいよ」

 

「了解っす」

 

そのまま3人でダンジョンにいつものように入り、探索を行う事に各自が強くなった分稼ぎも徐々に増えて行ってるのが分かる

 

「明日はリリと俺とで潜るから、ベル君はみっちり頑張って来いよ、俺からのささやかなプレゼントだぜ?!」

 

「あはは・・生きて帰ってこれるのかな?」

 

「さぁ最近手当たり次第にフラグ立ててるから神の裁きがあるかもな」

 

「フラグってよく言うけどどういう意味なの?」

 

「使い方は色々さ、ベル君の場合は女性に出会って、いい思いをしそうな切っ掛けを作るってのをフラグって言うんだぞ、ちなみにベル君はロキファミリアで色兎って呼ばれてるから、Lv1なのにもう二つ名が付いてるんだ、俺に感謝しろよ」

 

「どういうことなんですか、マフィ様」

 

「色男と兎を掛け合わせた、俺が広めておいたおk?」

 

「何てことするんですかーーー!昨日帰ってこないと思ってたら、そんなくだらない事をしてたんですか?!」

 

「何を言ってるんだ、色兎の毒牙にかかりそうな女性達に警告をしておいたんだ世界平和だろ?」

 

「おもにマフィ様の平和の為ですよね?そこまで嫉妬してたなんて見苦しいです」

 

「うっさい!」

 

「そんなつもり全然ないのに・・・」

 

「じゃ~神様かリリを固定の彼女にすればいいじゃん」

 

「なんで神様になるんだよ、そういう間柄になる訳ないよ神様なんだよ」

 

「じゃ~りりが彼女になってあげますよ、ベル様」

 

「よかったっすね、おめでとうお二人さん、おいらは血の涙を流しながら見守るよ」

 

「もうりりもからかわないでいいから」

 

 

 

ダンジョン探索が終わり、俺はヘファイストスから武器を返して貰いに行くと

 

「どうでしたか何かわかりました?」

 

「スキルスロットは武器の次段階後になるみたいね、取り付け方も分かったわ次段階になったら持って来たら付けてあげる」

 

「そうでしたか、他には?」

 

「貸していた武器には君の魔法使ってみた?」

 

「使いましたけどそれが何か?」

 

「ヘスティアナイフと同じ様に魔法は使ったかと聞いたのよ?」

 

「あっそういえば使ってないですね、もしかして変化すると思います?」

 

「やってみてくれる?」

 

「ヘスティアナイフが無いから借りて明日でいいです?」

 

「この2つの槍に使ってみてくれるかしら」

 

「あ~了解です」

 

それぞれの槍にカオスアディションを使うと、あの時の様な強烈な光がほとばしり、光が収まると、粉々に砕け散った槍が、せっかく貰ったのに!

 

「・・・・」「。。。。。」

 

「砕けちゃったんですけど」

 

「そうみたいね」

 

「泣きそうなんですけど」

 

「しょうがないわね実験に犠牲はつきものよ」

 

「原因は何だと考えますか?」

 

「嫉妬したんじゃないかしら、この武器は生きてるって事だし」

 

「なるほど把握、次は嫌ですよ」

 

「それは駄目よ、次の武器渡すからやってみて」

 

次に持って来たのは刀、同じようにやるが変化はない

 

「これいかに?」

 

「やはりある程度使い込まれてるのが条件みたいね、次これで」

 

「まだやるんですか?」

 

おもいっきり睨まれました怖いとです、しかたなく次のロングソードへ魔法を使うと変化が現れる

 

「成功っすね」

 

「失敗よ、ヒエログリフが刻まれてないわ、あーーもう手詰まりね」

 

「その武器誰かのなのに良かったんです?」

 

ヘファイストスは武器を手に取り、じーっと見つめると

 

「使用者指定の属性がついてるわね、他に武器自体に問題ないわよ」

 

「俺思うんですけど、親の武器がヘスティア系でしょ?だとすると同じヘスティア様の恩恵が必須条件なんじゃないです?」

 

「やっぱそうなるわよね、私も同じ結論よ、君のファミリアの子って他に誰かいるのかしら?」

 

「はい、後はりりって子が居ますよ」

 

「その子の獲物は?」

 

「両手ハンマーとリトルバリスタですね」

 

「後で渡すから、しばらく使う様に頼めるかしら?」

 

「分かりました」

 

「ところでふと疑問に思ったんですけど、ヘファイストス系の武器作れば良くないっすか?」

 

「うちのファミリアの子達も基本的には鍛冶を生業としているから、私が作った武器を使わせるわけにはいかないのよ、他のファミリアにしてもそう、あの武器はいわば邪道の代物なのよ、そうポンポン作る訳にはいかないって訳なの」

 

「買い替えの要らない武器なんて邪道ですしね、鍛冶屋に喧嘩売ってるとしか思えない事を自分からやるってのは確かにそうですね」

 

「だから次の武器が変化したら、その武器は私が貰うわよいいわね?」

 

「了解っす」

 

「スキルスロットの概念は鍛冶屋としては邪道ではないですよね?調べているのはスキルスロットの概念だったりします?」

 

「正解よ、あの概念が他の武器にも使えるのなら、武器の革命が来るわ」

 

「なるほどね、2億以上も支払わせて、ちょっと気が引けてたんですけど、その技術が確立させられれば元は取れますね」

 

「貴方でも気にしてたのね、けど貴方の言う様にそうなるわね」

 

 

 

ホームに戻ってリリを呼び出して詳しく説明すると

 

「構いませんけど、こんな高そうな武器大丈夫なんですか?」

 

「いいんじゃね?あっちはあっちでスキルスロットの概念を研究材料にするって考えてるし」

 

「そうですね、スキルスロットってやっぱり装備するとスキルが発動するって事なんですよね?」

 

「多分そうだと思うよ、一応もし試作品出来たら一式優先的に回してくれるように頼んだけど買えないかもね」

 

「そりゃそうですよ、装備しただけでスキルが発動するんですから、ありえない価格にきまってます」

 

 

「明日は2人で探索だけど、行く前に俺がロキファミリアで取得して来た技術の中で使えそうなの覚えてみないか?」

 

「さすがマフィ様ですね、そういう抜け目のない所、ほんと頼りになります、是非教えてください」

 

「それ褒めてる?けなしてない?泣くぞ?」

 

 

早朝早くから、りりと朝の鍛錬を始める、教えるのは裏スキル、ロキの所の技術ではないが俺の開発したとか言うとまた騒ぎになるし出来るだけ穏便にしたかったことが理由だ

 

「いまから裏スキルについて説明する、まず裏スキルと言うのはステイタスに表示されないがスキルの様な効果を持ってる事を指す、これをりりにも教えるから取得を目指して欲しい」

 

「はい、そんな技術があったんですね、さすがマフィ様よくそんな技術を盗んでこれましたね」

 

「ぬすむとか失礼過ぎるぞリリ君!」

 

「ごめんなさいつい・・」

 

「りり君、教えるのは俺だぞ、しっかり分別を弁える様に!」

 

「はい!」

 

「では続けるぞ、この技術は自分の魔力を操作する事により様々な事が出来るようになる大変便利な技術だ」

 

「どんなことができるのでしょうか教官!」

 

「まずは俺の後ろの建物の後ろに犬が1匹いるから確かめてこい」

 

俺の言う様にりりは建物の後ろに回り、犬が居るのを確認すると戻って来て

 

「教官、確かに居ました!」

 

「これはソナーという技術だ、広範囲にあるものを探知できる、これを覚えるとダンジョンで不意打ちが無くなる素晴らしいとおもわんかね?リリ君」

 

「す・すごいです、こんな事が出来るからロキファミリアは強いんですね」

 

「ふむ、他にもあるぞ俺の後ろに回って10メートル離れてから、俺に矢を放て」

 

「何言ってるんですか!教官が大怪我しちゃいますよ!」

 

「教えを乞う者は、教えて貰う人を疑ってはいけない覚えておくように」

 

俺に言われ言われたとおりに、背後に回りこみ10メートルほど離れる

 

「もう2歩前へ、そうその位置だ、好きなタイミングで撃て、撃ちますとかは言うな無言で撃て」

 

言われた様に数秒後、りりは俺に向かって矢を放つと、後ろを向いたまま矢を手で掴むと

 

「どうだ?すばらしい技術だと思わんかね?」

 

「すごいです!マフィ様!!」

 

「これこれ今は授業中だリリ君」

 

「はい教官!」

 

「よろしい、ではまず初級編だ俺の右手をよく見てろ、薄く光ってるだろ?これは俺が意識して魔力を手に集めてるんだ、りりは自分の魔力を感じた事はあるか?」

 

「ないです教官!」

 

「まずは俺がリリの体に魔力を流す、俺の魔力を感じて見ろ」

 

「はい!」

 

魔力を流しながら、りりの魔力をいじくりまわしてあげると反応がすぐに出る

 

「今俺の魔力を流して、りりの魔力を弄ってるの分かるか?」

 

「はい!この感覚が教官で、こっちがりりの魔力ですね」

 

「そうだ、筋がいいぞ次の段階だ、もう自分の魔力は把握したと思うからその魔力を右手に集めろ」

 

俺の万全のサポートにより、ロキの連中よりも早くにりりは右手に魔力を集中させることに成功する、俺が教えるのに慣れたのもあるが

 

「よし、その集めた魔力をゆっくりでいいから左手に移せ」

 

結構長い時間をかけて、1割程度を右手に移すがほとんどが逃げてしまっている

 

「もう一度左手に魔力を集め直すんだ、今度は俺がサポートするから感覚を掴んでくれ」

 

りりの集めた魔力を俺が無理やり反対の手に移動させる、ゆっくりと分かりやすいスピードで左右に移動させ感覚を掴ませる

 

「俺に頼るばかりではなく自分から、もっと意識して動かすんだ」

 

徐々にサポートの威力を弱めていき彼女が自分の意識だけで動かせるようになるまでどうにか出来る様になり

 

「そう、その感覚だもう少し続けて慣れたら速度を上げていけ、速度を上げると魔力が散ってしまう、少しでも散ったらやり直しだ」

 

どうやらコツを掴めたようで、とんとん拍子で速度を上げる事に成功する

 

「りりは才能があるな、こんなに早くここまで習得するとは」

 

「教官のおかげであります!」

 

「次に左右の足に魔力を移動させろ、足は神経が薄いから非常に難しい、それが出来たら意識した体中色々な場所に移動させて訓練をする、ここまで出来たら第二段階クリアだ」

 

「はい!」

 

あれこれアドバイスをしながら、どうにか速度は遅いながらに自分の意識した場所へ魔力を集中させることが出来る様になったので、今日はここまでにしてダンジョンへ向かう事に

 

「教官今日は何階層まで行くんですか?」

 

「いまもう訓練中じゃないからいいよソレ」

 

「なんか癖になちゃって、マフィ様」

 

「とりあえず10階層かな、11とか行きたいけどバレたら何言われるか分からないしね」

 

「そうですね」

 

10階層までは敵を避けながら最短距離で進み、10階層に到着すると最高効率で倒していく

 

「なかなか難しいなぁ」

 

「そりゃそうですよ、魔力の移動を覚えたばかりのリリだから、そう思うのかもしれませんが」

 

魔石拾うのが、手間なので魔力の手を使って回収しようと考えたのだが、思いの外難しい

 

「右30の3」「はい」

 

右に30メートル先3匹の略だ、手信号を織り交ぜながらPTプレイをより充実させていくのも大切だからだ

 

「3の後直20の4」

 

その後もこんな感じで探索を続けていき、夕方になる頃にダンジョンを出て買い出しした後帰ると、ベル君が戻ってるので今日の事聞いてみる事に

 

「どうだったラストアタックは?」

 

「うん、すごく充実した1日だったよ色々な事を教えて貰った」

 

「そっか、それは良かった」

 

「マフィ君、聞きたいんだけど、アイズさん達に聞いたんだけど」

 

「裏スキルか?」

 

「うん、それ僕も初めて聞かされて驚いたんだけど、マフィくんがアイズさん達に今度暫く教えるんだよね?」

 

「ベル君も覚えるかい?しかもアイズさん達には秘密の技術込みでだ、追いつけるように彼女達には全部教える気はないんだ」

 

「なんかズルい気がするけど、そうでもしないと追いつかないよね」

 

「気に食わないか?言っておくが簡単な技術じゃない、ベル君が彼女達に教える予定の技術まで覚えたらまた考えればいい」

 

「ううん、そうじゃないんだ」

 

「まさか彼女達にも同じように教えろと?それこそ無茶な話だ断固として断る、一定まで教えたら後は創意工夫だ、俺だって毎日練習してるんだぜ、いまの技術だけでは足らないと考えてるからだ、創意工夫して色々模索してる」

 

「そうだね、マフィ君の言う通りだ」

 

「ちなみにリリは今日から始めたぞ、出遅れたなベル君クックク」

 

「うっそーーーっ!どういう事なのさ!」

 

「そう怒るなよ、ベル君は美女とデートしてんだ、りりと俺にも何かしらの意向返ししたっていいじゃんか」

 

「だけどさ~・・ひどいよマフィ君」

 

「わーったっての今から初歩まで教えるから俺の部屋に行くぞ、リリも呼ぶからな」

 

3人が俺の部屋に集まり、早速裏スキルの練習を始める事に

 

「ちょっとどういう事なんですか!」

 

「だから今から裏スキルの訓練だって言ってるだろうが」

 

「ちがいます!なんで扉を開けたら外なんですか、それにここ何処ですか?」

 

「細かい事はいいんだっての、始めるぞ、教える時は俺は教官だ、分かったなぼんくらども!」

 

「はい!」「もう・・ブツブツ」

 

「そこのチビっ子、もう帰れやる気のない奴に教える気はない!」

 

「すいませんでした教官!どうか私にチャンスをください!」

 

「それでいいのだリリ君」

 

各自、裏スキル取得に向けて訓練していく、りりは朝やってただけじゃなく時間を見つけてはずっとやってた事もあって2段階目としてはレフィーアを超えている、俺の生徒の中でピカイチの成長だ

 

ベル君は、リリほどではないが、既に手に魔力を集めるのに成功した

 

「りりは3段階目に入る、今度は難しいが出来る様になると纏とソナーが出来る様になってるはず、この段階をクリアをすれば実戦で使い物になる様になる訳だ」

 

「はい!」

 

「自分の皮膚に魔力を染めていくイメージだ、満遍なく髪の毛、顔、体、両手、胴体、足、つま先、順番に覆っていけ、最初は自分でやってみろ、それを見て手助けの仕方を考える」

 

「はい!」

 

やはり3段階目は難しいらしく全く出来ないでいるので、俺が無理やりリリの魔力を使って覆ってあげると

 

「この状態を維持しろ、今はほぼ全て俺がやってるけど自分の意識でやれるように」

 

「はい!」

 

暫くするとりりも要領が分かったのが、自力で維持できるようになるが、数秒でほころびが出て来てしまう

 

「今日はここまで、また明日の朝だ!」

 

「「はい!」」

 

部屋に戻ると、俺は各部屋へ行って魔力を全部吸い取ってマインドアウトさせ強制的に寝かせる事に、特にベル君が徹夜で練習しそうだったからだ

 

翌朝、強制的に寝かせた効果がちゃんと出ており、寝不足で朝の練習に遅れることなく集まった3人は

 

「よし!ダンジョンへ行くまでの間、続きをするぞ」

 

「「はい!」」

 

各自に練習を始める、俺は水面歩行の練習と、石を使って拾う訓練を交互に行い、リリは昨日の続きを、ベル君は自分の魔力を集めて移動させる練習をそれぞれに行った

 

「朝練終わり!飯食ってステ更新したら準備して今日も張り切って行こう!」

 

「「はい!」」

 

 

 

今日と言う日が運命の日だという事をこの時の俺達は知る由もなかった

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