ヘスティアファミリアが最強になるのは間違ってるのだろうか   作:アンキルン

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ロキファミリア

「リヴェリア様だから、この子に色々教えていたら、遅くなっちゃったんです」

 

ロキファミリアへ連行された俺は、半分眠りながら彼女の必死の説得の横で正座させられている、この子って徹夜なのにすげーーな、やっぱLv3は伊達ではないのだろう

 

「それは見ていたから分ってる、私にはレフィーアが教わってる様にしか見えなかったもんだからな」

 

「ううう・・やっぱり見てらっしゃったんですね」

 

「まさか私の気配に気が付くとは、この子は本当にLv1なのか?」

 

「はい、間違いなく初心者ですよ冒険者になって半月足らずらしいです」

 

「なるほどな、それで眠そうな君、よく私の気配に気が付けたな、何かのスキルなのか?」

 

「そんな感じっすかね、あまり師匠をいじめないでください、悪いのは俺っすから」

 

「ふふふ分かっておるよ、君も大変だったろうレフィーアに教えるというのは」

 

「教えて貰ってただけっすよ?Lv1がLv3に何を教えろとおっしゃるのですか?」

 

「そうか、それでは事情は分かった故、休んでいくといい、部屋を用意しよう」

 

「まじっすか!女神レフィーア様感謝感激です!」

 

「私は女神ではない、まったく調子のいい奴め」

 

部屋に案内してもらい結構高級そうな部屋に高級そうな家具の部屋に入りベットに入るとそのまま就寝してしまうのだった

 

 

 

別室では、レフィーアが今度は団長のフィンと共に話し合いの場が持たれた

 

「へぇ~レフィーアが師匠だなんてすごいじゃないか」

 

「本当のことを言ったらどうなんだ?レフィーア」

 

「あうううう・・ごめんなさい、本当は並行詠唱の概念を教える代わりに、あの子に裏スキルを教えて貰ってました、本当にごめんなさいリヴェリア様」

 

「裏スキル?なんだそれは」

 

「彼が言うには、ステイタスに表示されないスキルの事を彼が勝手に名付けたそうです、それと脳内詠唱についても教えて貰ってました」

 

「脳内詠唱とはなんだ?」

 

「頭の中で詠唱して発動するらしいんです、口で詠唱しなくても出来るから便利だって」

 

「それでうまくいったのか?」

 

「いえ、裏スキルの方もなかなか難しくて、とっかかりは掴めかけてるんですが、その先が」

 

「なるほどな、それで裏スキルの効果はなんなのだ?」

 

「索敵が主だそうです、自分の体の薄皮1枚に魔力を覆う事で、後ろからの攻撃を察知できるそうです。もう1つは自分の周りに水たまりをイメージして魔力の滴を1滴たらして波紋に引っかかった物を探知するらしくって、彼も昨日練習しててリヴェリア様達に気が付いたそうです」

 

「達というのはどういう事だ?」

 

「最初リヴェリア様と、もう2人彼が言うには性別までは分からなかったけど、強い2人が見てたと言っていました」

 

「テイオネ達だな、彼女達はスグに出て行ったというのに、まさか気が付いていたとは」

 

「相当凄い能力の様だね、それだけの効果なのにステイタス欄には出ないと」

 

「はい、そうらしいです、だから裏スキルって呼んでるそうです」

 

「興味深いな、フィン私もその技術は学びたいんだが」

 

「そうだね、魔法特化にとっては喉から手が出るほど欲しい技術だろうね、それで彼はどうやってこの技術を?」

 

「それが、魔法を覚えてから思い付きでやったら出来たって言うんですよ、最初彼にこの技術は一般的じゃないの?って聞かれましたし」

 

「ヘスティアファミリアだったよね?彼は」

 

「はい、そう言ってました、オラリオ1の借金王最弱ファミリアだって、なんか借金が2億ほどあるらしいですよ」

 

「あはははは、それは確かにオラリオ1を名乗れるだろうね、本当に面白い人物みたいだ、是非目が覚めたら合わせてくれないかな?」

 

「はい、ひきずってでも連れてきます」

 

 

 

 

などと物騒な話し合いが行われてるとも知らず、ふかふかの気持ちのいいベットで心の隅まで穏やかに寝ていると、ノックの音がし

 

「昼食の準備が出来ましたがどうされますか?」

 

と扉の向こうから声がするので飛び起きて、扉を開けて挨拶をした後ファミリアの人達が沢山いる食堂らしき場所へ案内される

 

俺はどこで食べていいか分からず、食事を作ってるおばちゃんに

 

「急遽泊めて貰ったんですが、食事頂けるのですか?」

 

「あらそうなのかい、これ持って食べな席は適当でいいから」

 

「ありがとうございます、めちゃくちゃ美味しそうですね、ロキファミリアってすごいっすね」

 

「そうかい味も確かだよ、ゆっくりしていきな」

 

そのまま見渡すと賑やかに食事をしてる風景が有るけど居づらい・・・仕方なく席ではなく部屋の角でこっそりと食べていると

 

「どうしたんだい君は?」

 

なにやら小柄な金髪イケメンが話しかけて来る、ボッチに話しかけるなんてイケメンめこうやってフラグを立ててるんだなと思いつつも

 

「いあ~昨日お世話になったんですけど、なにか場違い感が半端なくって、おかまいなく」

 

「君だろ?ヘスティアファミリアのマフィ君ってのは」

 

「およ?俺なんかをよくご存じで、失礼ですけどどちら様なんでしょうか?」

 

「僕は、フィン・ディムナって言うんだ気軽にフィンと呼んでくれたまえ」

 

なんか偉そうなちびっ子だなと思いつつ、貴族の子供か何かなんだろう、いい物着てるし

 

「フィン卿、申し遅れましたヘスティアファミリア所属のマフィと言います、家名は有りません」

 

「やはりそうか会いたかったよ、そんな所で食べてないで一緒に食べないか?」

 

「いあ~しがない平民っすから貴族の方とは一緒には不味いんじゃ?」

 

「ぶっははははっ本当に君は面白いんだね、ボクは貴族とかじゃないよ、ロキファミリア所属で代表をしているんだ、見た目よりも遥かに年をとってるから初対面の方にはよく間違われるんだ」

 

「どちらにしてもお偉いさんじゃないっすか、なぜに俺なんかに?」

 

「客人をそんな場所で食事をさせていたら、ファミリアの恥なんだ」

 

「まぢっすか?俺って客人として扱われてたんですか?」

 

「そうさ、紹介もするから来てくれないかな?」

 

「はい」

 

何か嫌な予感しかしないけど、やたらと上座に座らされ、料理を持って行こうとしたら給仕の方が持ってくれたりもしてなんだか変に勘ぐってしまう

 

なんか視線が痛いとです、食事の味がしなくなったとです・・

 

「みんな食事中にすまないが、客人を紹介させてくれ」

 

彼の一言で全員が食事を辞めて、話し声もピタッっと止まると

 

「ヘスティアファミリアから招待したマフィ君だ、彼は独自の技術を持っており是非とも我がファミリアでもその技術を取り入れたいと考えている、粗相のないように頼む」

 

ちょwwwwレフィーナの野郎、ゲロりやがったな!!あーーもうせっかく昨日はうまく誤魔化せたのに!!

 

「だんちょー何なんですかその技術って?」

 

「それは今精査中だ、遠征前なのもあるから遠征後に精査して有用なら使って行こうと考えている」

 

「マフィ君からも何かあれば」

 

この人絶対に性格悪いな、確実に全男性の敵に違いないなどと考えつつも、一宿一食の恩を返すべく

 

「ご紹介にあずかりましたマフィといいます家名はありません、しがない自分から何を学ぶのかは存じ上げていませんが、昨日はすっごく良い部屋に泊めて頂いた上に、ごちそうまで食べさせてもらってありがとうございました、ちなみに請求書は師匠のセフィーア様にお願いします」

 

「ぎゃっはははははーーおいセフィーアどういう事だよ!」

 

「セフィーア師匠になったの?すごいじゃん!」

 

セフィーアは顔を真っ赤にして俯いているざまーみろ!っと心の中で思うのだった

 

 

食事を食べて、そそくさと荷物を持って出ようとすると、扉の向こうに人の反応が、早速ソナーで探知するとレフィーアと他3名ほどが待ち構えてるのを確認

 

(まずいな、コレは絶対よくないパターンだ逃げるか?逃げるのは簡単だけど、後が怖いな・・・)

 

相手がその気ならと、部屋に、はたから見えないゲートを家具の死角に設置して部屋から出ると

 

「色々ありがとうございました、それでは失礼します」

 

当然逃がしてはくれず、違う部屋に連行されました・・クスン

 

「帰るところ悪いね、どうしても聞きたいことが有ってね、君がその気なら好きなだけ泊っていってくれて構わないよ、君の所にも既に連絡はしてあるし」

 

「なにゆえ俺なんかにそんな待遇を?」

 

「君の言う裏スキルについてだよ、レフィーアを責めないであげて欲しい、無理矢理口を割らせたのは我々なのだからね」

 

俺はシュンとしているレフィーアを横目で確認してから視線を戻し

 

「いいっすよ、レフィーアさんとアイズさんには教えます、彼女達には借りもありますし、元々アイズさんの借りを返すためにレフィーアさんに教えたんですから、他は遠慮させてください、もし俺に有用な条件ならその限りではないですけど」

 

「何が望みだい?借金返済かい?」

 

「借金は先日完済しましたんで大丈夫です、なので技術が欲しいです、そうですね自分はオールラウンダーを目指す槍と盾を装備した戦い方をする予定なんですが、槍の技術が習えるなら習いたいですね」

 

「へぇ~どうしてオールラウンダーなのか聞いてもいいかな?」

 

「自分の魔法は強化魔法特化型です、強化魔法を維持しつつ、状況に応じて前衛にも後衛にも動ける戦い方が有用だと考えたからです」

 

「なるほどね、君はなかなか面白い考えかたをするんだね」

 

「それで2人にならいつでも教えますので、連絡いただければ」

 

「それでアイズについてなんだけど、彼女に戦い方を教わってるのかい?」

 

「はい、遠征に行かれるという前日までの空いた時間にですけど」

 

「なるほどね、レフィーアもなのかい?」

 

「はっはい!」

 

「そうか、まさかあのアイズがね、すまないがアイズを呼んできてくれるか?」

 

「アイズさんは裏スキルの事知りませんよ?教えたらもう強すぎて訓練にならないっすから秘密にしてましたし」

 

「なるほどね、色々分かって来たよ、アイズの訓練で一矢報いる為に徹夜で2人して特訓してたんだね」

 

「はい」

 

「それで聞きたいのはこれだけじゃないんだ、その裏スキルと言うのは索敵が主だと聞いたのだけど他にも使い方はあるのかい?」

 

「それはノーコメントでお願いします」

 

「ふむ、どうやら他にもあるが言いたくないか~・・まぁボクが君の立場でも同じようにするだろうし、そこは仕方のない話だね」

 

「アイズさんいらっしゃいましたよ」

 

「ほぉ?やはり索敵を今も使ってるんだね?」

 

「そりゃそうですよ、こんな強い人ばかりの場所で尋常じゃいられませんし」

 

ここでノックがしてアイズさんが入って来ると全員が目を丸くしている、その反応にアイズさんも???って顔をする

 

「本当だったようだね、話をしながらでも索敵可能と言う事は詠唱中も可能って事なんだろ?」

 

「はい」

 

「アイズ君はこのマフィ君とレフィーアに戦い方を教えてるそうだね?」

 

「うん」

 

「アイズに聞きたいのだけど、裏スキルって分かるかい?」

 

「知らない」

 

「訓練してる時にマフィ君の索敵能力について何か思う所は有ったかい?」

 

「わかんない」

 

「そっか、アイズ、君がノックする5秒前に彼はアイズがこの場所に来たのを察知したんだ、そういったステイタスに出る事のないスキルを裏スキルと言うそうだ」

 

「そうなの?すごいね君」

 

「彼が言うにはアイズとレフィーアだけには、こういった事の出来る裏スキルを教えてもいいと言っている、アイズはどうしたい?」

 

「覚えたい」

 

「そうか、マフィ君に聞くが彼女達から僕達が教えて貰うというのは構わないんだろ?」

 

「構いませんよ」

 

「だそうだ、アイズ必ず技術を覚えて来るんだ、レフィーアもだ頼んだよ」

 

「うん」「はい!」

 

「それともう1名頼みたいがいいかな?提供するのは槍での戦い方の教授を提供しよう」

 

「フィンまさか!」

 

「うん、僕も君と同じ槍を使うんだどうだろ?」

 

「まじっすか?そりゃ~この上なく有難いですけど」

 

「それで裏スキルはボクではなく、リヴェリアに教えてあげてくれるかな」

 

「はい、構いませんけど何方なんですか?」

 

「そこにいる女性だよ」

 

俺は彼の言う方向を見ると、長時間覗いていた女性だと気が付き

 

「あ・よろしくお願いします」

 

「ふむ、期待してるぞ先生」

 

「あの先生とか辞めて貰えませんか?精神衛生上よくないので」

 

「そうか、マフィ君これでいいのかな?」

 

「はい」

 

「初歩はやり方教えるだけなので今すぐ始めますか?」

 

「うん」「是非」「そうだな」

 

「見学しても構わないかい?」

 

「外部の方が質問をしても答えられないですけどそれで良ければ」

 

「じゃ~お願いしてもいいかな?」

 

「それでは集まって貰えますか?レフィーアさんは知ってるかもしれないですが、おさらいだと思って付き合ってください」

 

「はい」

 

「まず魔力と言うのを自分で意識して動かすところから始まります、今俺の右手に魔力が収束されてぼんやりとですが光ってますよね、この状態にまず各自やってみてください、自分の中の魔力と言う物を感じた事のない方は難しいので、リラックスした姿勢で、あぐらをかいたり椅子に座ったりして、目を閉じて自分の中の魔力を感じてみてください」

 

レフィーアは徹夜でやっただけあって即座に右手に魔力を集めている、リヴェリアさんはなかなかうまくいかず、レフィーアの方を見て真似しようと必死な表情だ

アイズさんは感じた事はなかったのだろう、床にすわって目を閉じている

 

「アイズさん触れていいですか?俺の魔力を流すので俺の魔力が流れて来るのを感じて貰いたいんっすけど」

 

「うん、いいよ」

 

俺はアイズさんの肩に触れて魔力を流すと、流石に分かりやすかったみたいで反応が見られる

 

「感じ取れたみたいですね、自分の魔力で俺の魔力の流れを止めて貰っていいですか?」

 

「うん、わかった」

 

なかなか自分の魔力を掴めないようでアレコレ試行錯誤していくうちに、魔力が動くので

 

「それです、それがアイズさんの魔力です」

 

「分かった」

 

どうやら自分の魔力を感じる事に成功し、俺の魔力の流れを自分の魔力で止める事に成功する

 

「次はどうするの?」

 

「もう手助けは要らないので、自分の魔力を右手に出来るだけ多く集めてください、それが出来たら初段櫂クリアですね」

 

「うん、わかった」

 

「レフィーアさんは集めた魔力を体の意識した部分に自由に移動させて、出来るだけ多く移動させてください」

 

「うん」

 

「リヴェリアさんもリラックスできる姿勢で、少しだけ意識出来てますが、もう少し自分でやりますか?それとも俺の魔力を流して見ますか?」

 

リヴェリアさんも椅子に座り直し、俺の補助を要求したので手伝う事に

 

「俺の魔力が流れているのは完璧に感じ取れているので自分の魔力で流れを止めてください」

 

しばらくすると魔力の流れを止める事に成功したので、後は自力でやって貰う事に

 

「自分の魔力を右手に集めたら出来るだけ多く動かしてください、これは暇な時にやればやるほど上達して次段階へスムーズに出来るようになるので」

 

「「「はい」」」

 

「それじゃ~初めの訓練はここまでにします、ありがとうございました」

 

「「「ありがとうございました」」」

 

「帰っていい?」

 

「いや、槍の訓練がまだだろ?」

 

フィンと言う男はどこまでも、俺の精神を削って来やがる

 

「時間大丈夫なんですか?」

 

「かまわないさ、外へ出よう」

 

 

外へ出ると、なぜかギャラリーがいっぱい、なにこの見世物・・

 

「ギャラリーは静かに頼むよ、マフィ君すまないね」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

「じゃ~君の思うように攻撃してきてくれるかな?」

 

「補助魔法は?」

 

「使ってくれて構わないよ」

 

「それでは遠慮なく」

 

俺はフルバッフにすべく次々と魔法を発動していく姿に、ギャラリーはざわめき立つ、静かにしろって言われたじゃん

 

「それが脳内詠唱なんだね、確かに素晴らしい技術だ」

 

「はい、これは彼女達も相当苦労すると思いますよ」

 

「そうか」

 

「では行きます!」

 

俺は足に魔力を溜めて一気に距離を詰めてフィンさんめがけて突きをする、どうせ格上なんだ小細工は通じはしないだろうという考えだ

 

俺の渾身の突きをフィンの棍棒の先で止められてしまう、結構傷つく防ぎ方だ、衝撃吸収ついてるのにいきなり手が痺れるとは

 

俺はバックステップで距離をとって、今度は緩急をつけての突きの連打だ、威力は落ちるがこれは只の弾幕、これでどうにか体制を崩してやろうという考えだったが、速度の違う突きだけに行けると考えた俺が甘かった

 

フィンさんは、全ての突きを確実に払いのける事で逆に俺の体制を崩しに来る

 

やばいな・・・スキが無い、作る事も出来ない

 

俺が硬直したのを見て、今度はフィンさんからの攻撃だ、受け流すべく槍を構えるが、なぜかすり抜けやがった

 

一体何をされたのか分からない衝撃緩和が無かったらマジやばいんっすけど

 

「君は本当にLv1なのかい?」

 

「Lv1っすよ、疑うなら背中確認してもいいっす、それにしても何も出来ませんでした、最後のは教えて貰えるんですか?」

 

「やはり見えてたんだね、目もいいし感もいい、よく考えて動いている、けどそれだけだね」

 

「はい・・」

 

「もう少し続けよう、その中でなにか1つでも感じる事が出来れば今日は十分だろう」

 

「ありがとうございます」

 

その後もどうにか隙を作るべく槍を動かすが、今の手札では手詰まりだ・・ならば!

 

再び足に魔力を溜めて一気に噴射して距離を詰め、今度は肘に魔力を溜めて噴射させて加速した速度で槍を突き刺す

 

両手から片手に変えて一気に突き刺した槍の軌道に一瞬だけ、フィンに隙を作らせた事でこのまま行けると思ったが、槍で受け流されてしまい、そのまま受け流した威力を上乗せして槍を振り回した、加速された槍は体が反応できず直撃、そのまま吹き飛ばされることに、衝撃緩和があって吹き飛ばされたのは初めての経験だっただけに、流石に立っては居られず、膝をつく事に

 

「はぁはぁ・・はぁはぁ・・あんなカウンターもあるんっすね、やっぱ凄いっす」

 

「どうやら今日の課題はクリアしたようだね、自分で言っておいてアレなんだけど、まさかクリアするとは思わなかったよ」

 

「冗談きついっす、フィンさん性格悪いってよく言われません?」

 

「あはははは、耳が痛いね」

 

「今日はすごい勉強になりました、またよろしくお願いします」

 

「うん、今度は遠征から帰って来てからだ、楽しみにしててね」

 

「はい」

 

 

 

俺はどうにか解放され、帰ろうとすると、シャワーでも浴びていくといいと言われ遠慮なく借りた、何この施設超凄いんですけど!!

 

どうにかホームまで帰り、そのままベットに転がり込むとそのまま意識を失うのだった

 

 

 

 

その頃、ロキファミリアでは、団長みずから他のファミリアの子を指導したという話でもちきりとなり、フィンは技術提供の見返りだと説明し納得させた

 

そして緊急幹部会議が開かれ

 

「いや~遠目に見とったけど、ドチビの所のガキやっぱウチの見立て通りやったなぁ」

 

「ロキ様どういう事なんです?」

 

「前の遠征の打ち上げの時や、あの時に初めて会ったんやけどな、ドチビの所のガキにしてはいい目をしてるからウチに誘ったんやけどな、あのガキなんて言ったか知ってるか?ウチのアイズたんを粗品にくれるなら考えるいうたんや、そいでな生意気なのはべートだけで間に合ってるから断ったんや」

 

「それはおもしろい事を言いますね、初対面でそれだけ言うなんて」

 

「がっはっはーなかなか骨のありそうな奴みたいじゃのぉ」

 

「そうだね、彼ならきっと近いうちに駆け上がって来るよ、僕達の場所までね」

 

「フィンそれほどだったのか?」

 

「ああー僕にはLv3くらいに見えたよ、あれでlv1だなんて信じられない、結局最後まで気絶しなかったしね」

 

「手を抜きすぎたのではないのか?」

 

「いや、最後のカウンターは食らえば確実にLv4でも耐えられなかったはずだ、彼の補助魔法による所だろうけどね」

 

「ほぉ~それは言っておった裏スキルの他の使い方をしておったのではないか?」

 

「だとしたら脅威だね裏スキルと言うのは、彼がこの先ほかっておいてもLvは上がっていくだろう、そうなった時が末恐ろしいよ」

 

「フィンにそこまで言わせるほどの技術とはの~」

 

「ロキ様はどう思われますか?」

 

「う~んウチの見解は、その裏スキルいうんは、未完成のスキルとちゃうんかな、一定値到達することで得られるスキル、神の恩恵はそんなあま~ないんや、そんな見落としがあるとは思えへん、そうなるとスキルを得るのに必要な段階、未完成やおもうで~」

 

「あれが未完成品だというんですか?」

 

「それでロキ様は、あのスキルに名前が付くとしたら何になると思われます?」

 

「ウチの見立てでは恐らく魔力操作ってとこやな、けど魔力操作は過去にも発現してるんや、確かあれは種族限定な上に一部の血族がごくまれに発現するスキルやったはずや、それにあないな多彩な真似は出来ひんかったはずやし、そうなると魔法力操作ってとこかな、発現したら初やで、それに効果も一級品やろうな」

 

「なるほど、それが魔力を持っている者なら誰にでもチャンスが有るって訳ですね」

 

「そういう事や、たぶん公表したらオラリオ中大騒ぎ間違いナシやろな」

 

「彼には?」

 

「黙っといた方がいいやろな、そのほうがおもろいやん」

 

「そうですね、彼が知ったら取得するのを嫌いそうですし」

 

「それで他の利用方法は何かわかったのかフィン、その為に修行に付き合ったのだろじゃろ?」

 

「ああ、おそらく加速に使ってたね、あの瞬発力は、どう説明したってLv1の代物じゃない、それと耐久にもだろう応用の広い技術だと感じたよ」

 

「なるほどのぉ~誰でも利用可能な上に応用も幅いろいわけか是が非でも欲しい技術じゃのぉ」

 

「それとロキ、彼が借金の話をしていたんだが、ヘスティアファミリアには2億もの借金を何に使ったのかと、数日で返済したという話について調べられないか?」

 

「その話か、それは簡単やで今日ヘファイストスんとこに世話になる言うんで挨拶行った時に出たわ」

 

「それで?」

 

「借金の理由は子供の武器や、ドチビが頼み込んでヘファイストスに作らせたんや、借金返済の方はおもろい話やったで、あのガキがヘファイストスに何かわからんけど興味の引く何かを提示して、それと引き換えに借金チャラにしたちゅー話や」

 

「その面白い物とは?」

 

「それが全くしゃべらんくってな、椿がいうには、あのヘファイストスが何日も徹夜でそれと格闘中って話や、おもろいと思わんか?」

 

「そうだねそれは気になるね、ヘファイストス様がそこまで興味を引くと言う代物、それにその代物には魔法力操作は関係ないだろうからね」

 

「そうや、そこがミソなんや、ウチも興味あるし調べといてやるわ」

 

 

 

 

 

 

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