黒歴典〜悶えながら頑張る人〜 作:ぬー(旧名:菊の花の様に)
どうもすいませんでした。
誠に勝手ながら、第四頁、やっぱりね、を書き直しました。
どうも話の展開上、管理局を出すとややこしいことになるからです。
最後に一言、
どうもすいませんでした。
転校から一週間たちました。
そして、
「いやー、楽チンですね」
私はくつろいでいました。
回想を挟む必要ありません。
四字熟語で説明がつきます。
部活設立。
はい、作っちゃいました。
ここで、質問タイム
Q、なんで部活を作ったんですか?
A、毎日毎日、私の事をファンが追って来るから、逃げ場所を作りました。
Q、他の部員は?
A、能力でどうにかしました。
Q、顧問は?
A、能力でどうにかしました。
Q、部室にファンはこないんですか?
A、能力で部室を人間には見つけられないようにしました。
Q、部活名と活動内容を、
A、KY部、『今日から弱い者を助ける部』
活動内容は上記通り。
だけど、今日できたばかりなので、何とも言えない状況です。
Q、部室はどこですか?
A、能力で部室を作りました。
Q、場所は?
A、能力でどうにかしました。
そこ!!
能力使いまくって世神じいちゃんみたいとか言わないで!!
ガラガラ
「!!」
私の視線が一気にドアに向く。
なんたって、ここを見つけられる人間はいないから、ここに来れるのは人間ではない何かという事になります。
「えっと、失礼します」
ドアを開けたのは、何ら変哲もない少女でした。
容姿は、同年代の子と比べると可愛くて、栗色の髪をツインテールで結っていました。
だが、この少女は人間ではない。
この部屋に入れるのは、人間じゃないなにかだ。
そう思い、気を入れ直して、
「あ、適当にお掛けになってください」
そういえば、部室の内装を紹介していませんでしたね。
部室の内装は、スケットダンスに出てくるスケット団の部室です。
なんか、くつろげるところ、と思いながら作ったらこうなっちゃいました。
ま、かなりくつろげるからいいんですけどね。
「あ、ありがとうございます」
少女はペコリと頭を下げてから部室の中心にあるソファに腰をかける。
私はその向かい側に座り、笑顔をむけながら、
「えっと、今日はどうしたのですか?」
「あ、私は3年生の高町なのはと言います」
急いで自己紹介する姿に微笑ましさを感じながらも、
「私は、6年生の御角 三鷹といいます。
はじめまして、ですね」
そして、そのまま私は無言で質問の答えを求める。
それに気づいたのか、高町さんは、
「えっと、私は今日帰ろうとしたら、忘れ物を思い出して、取りに行ったら、何処からかお爺さんの声が聞こえてきて……」
「お爺さん?」
「はい、何を言っているのかは分かりませんでしたけど、それを追ってきたらいつの間にかここに…………」
「じゃあ、君はいつの間にかここについてしまったと」
「は、はい」
私の頭には、一瞬ある人の顔がよぎった。
そして、そんな不安を振り払うように、
「じゃあ、君の聞いた声って、こんな声だった?」
私は持っていた持ち運び型の録音機器を取り出し、
カチッ
『儂は神じゃ!!』
そう、その声は、紛れもなく御角 世神じいちゃんのもの。
まぁ、なぜ持っていたかは置いといて、私の頭にはなぜか世神じいちゃんの顔がよぎってしまったのだ。
本当は外れて「あ、この声だ!!」…………
「ねぇ、本当なのかい?」
「えぇ、ほ、本当にこの声でしたよ」
「そうなんだ」
わたしの中で生まれてくる殺意
人が来る事ができない部室。
そこにきた人間。
世神じいちゃんの声を聞いた。
この世界はリリカルなのは、という世界。
今目の前にいる少女は高町なのはさん。
この要素があれば、十分です。
「…………少しお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「あ、いいですよ」
高町さんは、私がそう言うと、、
「えっと、御角さんは将来何になりたいんですか?」
そんな質問をする。
その質問に私は少し考えてから、自分の思うがままを話す。
「将来は、分からないですよ。
でも、私は夢を持つことの方が大切だと思いますよ。
だって、今の自分が夢を持つ事によって、その次の自分は、劇的に変わるからです。
将来は明確だけど、夢はぼんやりですからね。
だから将来を考えるよりも先に、夢を考えた方がいいと思いますよ」
私の答えに高町さんは熱心に聞きながら、
「ありがとうございます。
それじゃあ、私はこれで失礼させてもらいます」
そう言って部室を出ようと立ち上がる。
「あ、また会いましょうね、高町さん」
すると、彼女は私の目をジッと見て、
「今度からはなのはって呼んでください。
私は後輩なんですよ」
はぁ、と私は高町さんに聞こえないようにため息をつき、
「分かりましたよ、なのはちゃん」
すると、彼女はニコッと微笑んでから、部室をあとにした。
「さてと、帰る前に」
私は壁に近づき、
「セイッ!!」
ドガァン
壁に思い切り頭をぶつけました。
だって、意味がよく分からない厨二論を話したんですよ。
悶える以外に何があるっていうんですか?
「じゃあ、帰りますか」
私はそう言ってランドセルを取り、部室をあとにした。
「世神じいちゃん〜〜」
帰ったのは夕方6時。
帰宅1番に大声で世神じいちゃんの事を呼ぶと、
「ん、なんじゃ」
いつも通り紅茶を飲みながら雑誌を読んでいました。
「あのさ「儂じゃよ」やっぱり無駄スペック…………」
私はこれから何回つくのか分からないため息をつきながら、
「やっぱり世神じいちゃんが部室に主要キャラ呼んだんですか」
「あれ、あの子主要キャラって分かったのか?」
「いや、世神じいちゃんの声を聞いて、名前がなのはって、かなり分かりやすいと思いますよ」
「そうなのかの?」
「で、私の部室にどんな細工をしたのですか?」
「話の内容の切り替えが雑じゃが、まぁいい」
世神じいちゃんは、手に持っていた雑誌を置き、紅茶を一口飲んでから、
「今回した細工は二つじゃよ。
一つは主要キャラの部室への入室を可能にして、もう一つは主要キャラが何らかの思いを持っていると、部室へ誘導される。
この二つじゃ」
「それって、遠からず原作に介入しろってことですか?」
「そうじゃ」
「じゃあ、部室に行かなければ…………」
「またいろいろな人に追われるぞ」
「ぐっ、そ、それは」
私はあのマジックで順調に"普通の"友達が増えて行っている。
でも、これ以上ファンに追いかけ回されると、日常生活にも支障が出てしまう。
それは避けたい…………
「……分かりましたよ。
私は部室で主要キャラのお話を聞く、それでいいんですね」
「そうじゃ」
「ま、晩ご飯でも食べましょうか」
「ほれ」
パチン
すると、テーブルの上には晩ご飯が用意されてあった。
「やっぱりね…………」
儂は三鷹が寝たあと、ゆったりしていると、
prrrrrr
「どうした?」
『あ、先輩1分ぶりです』
「そうか、そちらでは1分しかたっておらんのか」
『なんで、原作に介入させたんですか?』
「…………少しでも、最悪の結末を最悪じゃないものにするためにかの」
『まだ彼が先輩の言うとおりの人でもないのに?』
「そうじゃ」
『でも彼が先輩の言うとおりの人だったら』
「言うな」
『…………わかりました。
こちらもできる限り調べますが、最終決断は、あなたにあるんですよ』
「分かっとる。
そうならんように、小僧には早急に調べてもらっとるのじゃ」
『じゃ、ご武運を』
「じゃあの」
儂は通話を切り、ため息をつく。
「最悪の結末…………」
私の新たな人生の四頁、部室ができました
次回「第五頁、おかしいよね」