ぬら孫じゃないの!? 作:パズゥ〜
書く時間が無いよ…(´;ω;`)
「…なるほどの。どうにで中庭の方から轟音がすると思ったのじゃが、葛葉と澪がじゃれておったためかの」
いや、じゃれるっていうレベルじゃないでしょ…紅葉祖母様。
「「はい…申し訳ありませんでした…」」
「いやいや、妾は怒っておらぬぞ?お互いにわだかまりがあったために、それを解消するべく戦った。多少の怪我はあれど重傷を負ったことは無かった。こうして二人の顔を見れば、すっきりした顔をしておる。幸いにも、中庭はあの程度ならばすぐ元通りになるのでな。ならば、よいのじゃ。」
「ありがとう!!お母様!!」
「ありがとうございます。羽衣狐様」
どうも。鯉影でございます。
あの練習死合のあと風呂に入り、汗を流してきた二人と共に夕食を食べに大広間に移動した。
まあ、何で仲良くなったか知らないけど二人ともニコニコして楽しそうに話している反面、僕が疲れ切ったような顔をしていたので、紅葉祖母様がいつの間に仲良くなったのかを聞いてきて、僕たちが説明し、今に至るって感じです…
何だろう…葛葉お姉ちゃんと澪もそうだけど、こんな荒っぽい解決方法で良いのか?
僕以外みんな普通な顔をしているけど、おかしくない!?
「ん?どうしたんじゃ鯉影。何やら不思議そうな感じなを顔をしておるが?」
「えーと、紅葉祖母様は葛葉お姉ちゃんと澪の戦いを知って、危ないと思わないの?」
「まあ、それは危ないと思うが、妾たちは妖じゃ。昔から妖は納得いかないときや良し悪しを決めるときは殴り合って決めるということが多かったからのぅ…珱姫や乙女が初めて見た時もお主と同じような顔をしておったのう。今では見慣れているようじゃけどのう?」
「ええ、最初は驚きましたが、後腐れなく決めるにはいい考え方だと思いますよ?」
なんと!?あのお祖母様がそんなことを言うなんて!?
じゃあ!!母様も…
「私も、酷いケガをしなければいいともいますよ?賑やかでいいも思いますし」
マジか…思っていた以上にお祖母様と母様は極道の女って感じなんだね…もういいや、突っ込むのは…
「しかし、驚いたのう…親バカかもしれぬが、葛葉はその歳ではなかなか強くての?澪、引き分けになるとはなかなかやるようじゃな?」
「あ、ありがとうございます。羽衣狐様」
流石に澪は面と向かって紅葉祖母様に褒められて緊張している様子だね。
ん?でも待てよ…今紅葉祖母様は引き分けって言ってたけど葛葉お姉ちゃんの勝ちだと思うんだけど…
「ちょっと!!お母様!!勝負は引き分けじゃないわよ!私の勝ちよ!そうでしょ澪?」
「ええ、そうです葛葉様」
やっぱり、葛葉お姉ちゃんが言ってきたね…
澪も反論しないしね。
「いいや、引き分けじゃな」
!!紅葉祖母様が断言しちゃったよ。
でも、どういう事なんだ?澪が降参したから判定負けとかじゃないしな…
「近くにいた妾の部下に聞いたところ、澪よ。降参するときに葛葉の足元に罠を仕掛けておったそうじゃのう?」
「!…はい。まさかバレてしまうとは…」
「いつの間に仕掛けたの!!」
「最後の攻撃を仕掛けた時に念のために仕掛けておきました。しかし、最後は余裕が無くなっていたので仕掛けの威力を抑えることが出来そうになかったので降参しました…」
そうだったんだ…えらく素直に降参すると思ったけどそんなことがあったなんて気づかなかった。
「そういうわけじゃから、葛葉よ引き分けなのじゃ」
「わ、わかったわよ!!気づかなかったから自信満々に私の勝ちよって言っちゃったじゃない!!澪!!」
「は、はい。何でしょうか?」
「また今度勝負よ!!今度こそお互いに全力で白黒つけようじゃないの!!」
「はい。ぜひお願いします!!」
二人が全力で戦ったらどうなるんだろうか…その時は他の人に審判をしてもらってね?
生き残る自身が僕には無いから…
「あぁ、それとじゃな澪」
「はい」
「妾の事ことは羽衣狐ではなく、紅葉と呼んでおくれ?これから家族になるのじゃから」
ん?
「「「家族!?」」」
僕に葛葉お姉ちゃんと澪の三人は揃って声を上げた。
えっ僕そんな話聞いてないんだけど!!
「何じゃ?葛葉に澪はともかく鯉影も聞いておらなんだのか?」
「う、うん。どういうこと母様?」
「フフフ…内緒にしていた方が面白いって鯉伴がね?」
な、内緒って…それに言葉の最後にウィンクしないで!似合ってるよ!我が母ながら可愛いな!!
「あの、その話でしたらお断りしたはずなのですが…」
申し訳なさそうに澪が紅葉祖母様に言うが、
「その話については聞いておるが、妾も家族になってほしいというのがあっての?」
「はごろ、いえ。紅葉様がですか?」
「そうじゃ、澪。そなたの母は蛟だそうじゃな?」
「はい。母が蛟で父が蜃の妖怪でした」
すると紅葉祖母様は懐かしむような眼で澪を見た。
「なるほどの…そなたの母の名は
「!母と祖母を知っておられるのですか?」
「妾は千年近く生きておる。その間に色々な人や妖と出会い、別れてきた。その中でもそなたの祖母の涼は一時であったが妾のところで働いていたことがあったのじゃ」
「おばあ様が…」
また、不思議な縁だな。まさか、澪の祖母が紅葉祖母様に仕えていたなんて…
「途中、そなたの祖父と結婚し、水波を授かり、江戸の方に住むということで妾のところをやめたのじゃが、そのあとも文のやり取りをしておってな?数十年前に連絡が途切れてしまい、探しておったのじゃ」
「もしや、おばあ様が言っていた昔お仕えしていた人というのは…」
「たぶん、妾の事じゃな」
「…なるほど。おばあ様は嬉しそうに話しておいででした」
「
「はい…両親と共におばあ様も亡くなり、いえ、今思えば殺されたのでしょう」
「
「はい。両親やおばあ様が亡くなり、私のところに鉄鼠が来る間隔があまりにも出来過ぎていました。それこそ、死んだことがすでに分かっていたかのように…」
「何と、何という事じゃ…」
紅葉祖母様は顔を両手で覆い、嘆く。
「…鉄鼠の事はもちろんぬらりひょん様と鯉伴からの文で詳細を知っておる。…鯉影よ」
「な、なに紅葉祖母様?」
いきなり振られたからびっくりした!!
「妖石について知りたいと言っておったそうじゃな鯉影?」
ここで、妖石の話なの!?
何でこのタイミング?
「う、うん…そうだけど…」
「なぜ、今この時なのかという顔をしておるな…そうじゃな、頃合いなのかもしれぬな。鯉影に葛葉、そして澪は知らなくてはならぬ…」
「知らないと…?」
「ふむ…ちと、長話になってしまうが、心して聞いて欲しい。羽衣狐と九尾の狐の話じゃ…」
そう言って、紅葉祖母様は昔を思い出すように遠い目をここではないどこか違い所を見ているような眼で話し出した。
読了ありがとうございました。
話が長くなるのでここで切りました。
次回から、数話使って過去篇、原作で言うと珱姫とぬらりひょんの出会いのあたりの話となります。
では次回もお楽しみに~!!