美城家の子供に転生!?   作:お菓子

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第13話 快進撃

 大感謝祭も大成功に終わり、今の346プロの活気はすごいことになっている。

 

 高校生になった僕は悲願のアイドルランクB級のスーパーアイドルからA級のトップアイドルになることができた、ずいぶん時間がかかったがその分嬉しさもひとしおである。

 

 この勢いを利用しない手はないと重役会議では346プロ全部署にガンガン行こうぜ!を指示、細かい所はやはり丸投げとりあえず攻めていく方針を打ち立てる。

 

 アイドル部門で代表的なのがまず、三船美優さんが{岡本真〇}TOMORRO〇・イケメンの東郷あいが{中島みゆ〇}空と君のあいだ〇 でデビュー、人気が出た所でドラマ・映画など女優方面にも進出。

 

 その間に346プロアイドル企画、美城幸高VS東郷あいでどちらがイケメンか無記名投票をしたところ圧倒的に東郷さんの勝利で地味にダメージを受けたのは秘密だ。

 

 「え、えとユキ君の方が男の子だし、かっこいいよ」

 

 「気にすることはない、昔から男性より女性に好かれるのでな」

 

 悔しいのでとりあえず美優さんに抱きつくと。

 「よしよし」と戸惑いながらも頭を撫でてくれた。

 

 その勢いで東郷さんにも抱きつく。

 「ふっ、ユキ君も私の魅力の虜になってしまったのかい」

 イケメンすぎる、完全敗北これは負けを認めざるをえない。

 

 

 子供番組では、橘ありすが料理番組の[ひとりでできるから]に出演、本番でイチゴを取り出すファインプレーが出るなど評判は良く。 

 

 「ありす頑張ってな」と激励すれば

 

 「橘です、安心してください作り方はタブレットで調べてきました。 秘密兵器もあるのでユキさんびっくりしますよ」

 うん、初めて出会った時に比べればだいぶ柔らかくなってきた、この調子で名前が呼べれば勝ちだな。

 

 来年からの2代目・3代目にいかがですか?と気が早いが、その他の年少組に見学と同時にお偉方への挨拶も行っている。

 こう年少組を連れていると保父さんの気分がする、あるいは学校の引率なのか新鮮で楽しかった。

 

 

 バラエティへは上田鈴帆と難波笑美の二人ユニット爆笑エブリデイが殴りこみ、{とんねる〇}ガラガラヘビがやってく〇 で見事突破口を開く。

 

 お笑い系を目指してた自分達が曲をもらえるわけないと思っていただけに曲を渡したときは凄い喜びようで、二人同時に抱きついてきてくれたものだ。

 

 「ありがとうばい、まさかウチがユキしゃんから曲ばもらえるなんて」

 

 「キレッキレの曲やん!ほんまユキはんデキるお人なんやな~」

 

 「衣装にも期待しててくれよな」とサムズアップ

 

 「期待してるばい!」

 

 「ファンを笑わすで!」

 

 二人もサムズアップで返してくれる。

 

 衣装は原作を忠実にガラガラヘビと鳥の着ぐるみを用意、衣装部門に絵まで描いて再現した力作具合に予想通り喜んでくれて良かった。

 

 仁奈に着せて「ガラガラヘビの気持ちになるですよっ」と言ってほしかったが未だ発見できず、仁奈にならペロリと食べられても良かったのだが。

 

 

 モデル部門へは、諸星きらりが高身長と独自のファッション性で先頭をいき、赤城みりあと城ヶ崎莉嘉の三人で凸レーションを結成、曲は{きゃりーぱみゅぱみ〇}にんじゃりばんば〇 正直原作開始前で年齢的に厳しいかとも思ったが予想以上にきらりが頑張ってくれた。 

 

 「大丈夫、二人ともとってもいい子だから皆でハピハピするにぃ☆」

 

 「ユキくん心配しすぎ、お姉ちゃんみたいなカリスマギャルになるんだもん、ちゃんと出来るよ☆」

 

 「忍者♪忍者♪ドロンでござる♪」

 

 ここまではかわいいのだが、後ろを見ると

 

 「うぅ、ユキ殿。 忍者の歌なら忍ドルのあやめも出たいですよ」

 

 しゃがみこんでいじけてるあやめ、森久保や白菊ほたると同じ空気を出し、ちょっと面白いと感じてしまう。

 

 「クスッ、プロデューサーに相談してバックダンサーで出演出来るように頼んでみるから元気出して。 ただダンスは前の三人より激しいからね」

 

 「ニン!任せて下さい、いかなる修行にも耐えてみせます!」

 

 無事に元気になって良かった、凸レーションとお互いを高め合うことができれば尚良いね。

 

 

 代表的なのが上記であり、壁を壊した後にはどんどんシンデレラをPRし沢山のアイドルが進出していく。

 

 これぞまさに戦いは数だよ兄貴!作戦、765プロのりっちゃん、東豪寺プロの魔王エンジェル、961プロのジュピターは厳しいが、その他はそれ程脅威ではない。 他にもこだまプロとかあるが勢いが違う。

 

 まさに原作開始前の空白地帯、このチャンスを逃すわけにわいかない。

 

 続々とデビューしてはいるが、人数が多すぎて僕だけでは曲の提供は厳しくなってきたので、346プロの音楽製作部門がどんどん曲を作りスタッフは大忙しだ。

 

 映像部門・宣伝部門なども負けず、全ての部門がスキルをガンガン上がっていく。

 この勢いで346プロ以外からも仕事を取ってくるように厳命する、アイドル部門設立時に行った改革により費用対策効果も腕前も他の会社に負けない質がある今なら営業次第では仕事を受注できるはずだ。

 

 

 「「「は、はじめまして、よろしくお願いします」」」

 今日、いよいよ武内Pの説得に応じてくれた、渋谷凛・神谷奈緒・北条加蓮との初対面である。

 

 「はじめまして美城幸高です」

 緊張している彼女達を微笑ましく見ながら挨拶をする。

 

 本当ならここで抱きつくのだが、高校生になり正式に抱きついてはいけないと禁止令が346プロと和久井さんからでた。 

 

今も後ろで目を光らせおって、「中学生の時はセーフだから高校生もセーフ、間違いが起きたこともない」と反論しても「年齢的にアウト、相手が勘違いすることもある」と説教をくらってしまった。

 

 ぐぬぬ、シンデレラ全員に抱きつくという夢を諦める訳にはいかない。 

 隙が出来るまで待つ。 ここは臥薪嘗胆、必ず抱きついてみせる! 決意を新たにする。

 

 それを見て和久井さんはため息をついているのである。

 

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