パニックから回復するのに1時間・・・
「・・・この際人形でも良いです。で、マスターはボクに何をさせたいんですか?」
「え!?・・・えーっと・・・。」
「あー、呼び出すことに意味があった感じですか?」
「はい。・・・落ちこぼれ扱いだったので・・・悔しくて・・・。そうです!!話し相手や研究の手伝いをしてください!!」
「その前に、ボクはこの世界を知りません。この世界について教えてください!!」
「そうですね・・・」
「NARUTO?ですかね?」
「なんですか?NARUTOって?」
話を聞いたところ、うちはだとか千手一族だとかで【水源争い】でよくもめているらしい。
本人が研究者なので、自身が食べるのに困らなければ良いやという、うちはでは異常(こいつに一族の結束だとかは無いのか。というか両親や親族はなぜマスターをこんな状態でほっぽってるのか謎だ)なのでらしいと疑問形である。
で、【サムライの天下】である。
・・・
「いつの時代だ!!」
少なくともうちはマダラや初代火影が産まれるずっと前であり、うちは同士でも縄張り争いをしているくらいなので、大昔なのは確定だ。
「んー、さっきのNARUTO?についてかわいい私に教えてくれませんか?」
・・・うちは幸子に原作を教え・・・
「なるほど、なるほど。かわいい私わかっちゃいました。そのNARUTOの物語に似通った別世界ですね。ここわ。あと、サムライの天下が終わらないとどちらにせよ忍の時代が来るのは先でしょうね。うちはマダラなんて居ませんもの、この村に。」
「確かに、それだとマスターから言われた現状と辻褄が合いますね。・・・こっちから質問しても良いですか?」
「かわいくて天才の私に答えられる範囲なら良いですよ!!」
「身体中に埋め込まれた(暁のサソリの心臓部のあれ)この棒はなんですか?」
「よくぞ聞いてくれました!!これはチャクラ発生装置ですよ!!火を首もと、心臓に風、逆側に雷、盲腸部に水、最後に土です。五大性質を均等に使えますよ!!」
「へぇー。」
「感想が雑すぎですよ!!」
「あと、この関節とかは隠せないのですか?」
「隠す?何で?」
「単純にやだからですよ!!マスターていってますが、研究バカのボクって言いますよ!!乙女ですよ!!」
「ぐぎぎ・・・生き遅れの原因を言われるとグサッと来ますね。」
20歳になれば生き遅れであるこの世界、20代前半とはいえ、年増しなのは覆らない現実である。
「と、いっても今の私にこれ以上の傀儡が作れないんですよ!!わかってください。」
「ぐぬぬ・・・。なら忍術を教えてください!!変化の術を覚えれば隠せますし・・・。」
「・・・えっと。その・・・忍術は苦手かなーって。」
「・・・この研究バカ!!」
初歩の初歩だけ教わり、後は漫画やアニメのNARUTOを参考に修行しようと決める輿水幸子だった。
続かない