本日は奏さんの誕生日。ですが僕としてはまだ奏さんは誕生日を迎えてないと思う。これはそんな妄想から生まれた作品。オリ主の名前は……皆さんで妄想して決めてください。
都内の某所……
「ふぅ……」
俺は自室で課題のレポートを仕上げ一息をついた。課題の内容が内容だったため完成までにいつもより時間がかかってしまった。だがそんなことよりも俺の心を埋め尽くしているものがあった。それは……
「あいつ、今頃どうしてるのかなぁ……」
俺の幼馴染の速水奏のことである。7月1日の今日は速水奏の誕生日である。だがしかし今日奏はここにはいない。いや、正確に言えば
「アメリカ行きたかったなぁ……レポートと試験がなかったら行ったのになぁ……」
と1人部屋でつぶやいていると……
〜♪
と、聞きなれた重低音が部屋に鳴り響いた。
「……たく、誰だよ……こんなブルーな時に電話をかけてくる奴は……」
と、悪態をつきながらスマホを取って着信画面を見るとドキッとした。なぜならそこには先ほどまで考えていた奏の名前がうつっていたからだ。
「……もしもし」
「Good evening……いや、まだこんにちはくらいの時間かしら?」
電話に出るとなかなか流暢な英語が飛び出してきた。俺は少しため息をつきながら……
「あぁ、まだ日は落ちてないからな……にしてもどうした奏?たった数日いただけでそっちに染まったのか?」
「フフ……そんなわけないでしょ」
「どうだか……で?公演はどうだったんだ?」
と、聞くと
「……それよりも先に言うことないのかしら?」
と、少し間をおいて不満気な声を出しながらそう言ってきた。
「ん?特にないだろ?それ以外?」
「……本当に?」
「……あぁ……」
と、答えると奏はため息をついて……
「今の時間は?」
「ん?今の時間?……今は16時だが……」
「違うわよ……私のいる場所の時間は?」
と聞かれると最初は訳が分からなかったが少し考えると思い出した。奏のいる場所はアメリカのロサンゼルス。そして、今の時間に電話をかけてきたってことは……
「あぁ、そうか……」
「やっとわかったかしら?」
「あぁ、同時にお前が寂しがりやってこともな」
「……なによ、それ……」
と、奏が言ってくるが俺はそれをスルーしつつ、
「……奏……
誕生日おめでとう」
奏、お前はこれからどうなるんだろうな……数時間前に新たな一歩を踏み出したお前はどこへ行くのだろうか?だが俺はお前がどうなろうと……どこへ行こうとお前の味方であり続けよう。だから……今この時を祝おう。お前の生まれてくれたありがたい日に。
最後に……奏さん、生まれてきてくれてありがとうm(_ _)mこれからも、応援していきます。