命蝕龍伝記   作:柴猫

9 / 51
タイトルでバレバレですね…。




本編どうぞ。


忍び寄る怨牙と強者

ディア・マガラが遺跡平原に来て四日後。

 

 

 

 

アプトノスの肉が気に入り、絶滅しない程度に狩っていき。

 

 

 

ドスジャギィの群れを不意打ちでほぼ全滅させ。

 

 

 

 

 

 

 

のびのびと暮らしていた。

 

今はエリア7の一番上の場所を住処としている。

吞気にそこら辺を歩いていたクンチュウを食べていた。

 

ドスジャギィを狩ってから、自分を狩ろうとしているモンスターが居なくなったのが原因だろう。一応イャンクックがいるが臆病な性格なので、ディア・マガラから襲わない限り戦うことはないだろう。

 

 

クンチュウを食べ終え、もう一度寝ようとした時

 

 

 

急にディア・マガラが顔を上げた。

 

右眼ははっきりと開いていて、さっきまでのぐうたらはどこへやらという表情である。

 

 

ディア・マガラは何かをとらえていた。正確には分からないが何かまずいものが来ている事は確信できた。

 

 

そして、そのまずい気配がディア・マガラ自身に何故か向けられている。

 

 

ともかく居続けるのは危険と判断し、別エリアへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……いた。」

 

 

ぼろ布のような装備を身に纏った少女が双眼鏡を手に取りながらつぶやく。

 

双眼鏡をしまい、その可憐な容姿とはかけ離れた残酷なまでの笑みを浮かべ赤い竜の元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディア・マガラは困惑していた。

 

 

あれだけ自分に向けられていた異常なまでの殺気が、急に消えたのだ。

 

モンスターであれば急に殺気を消すのは他のモンスターが突然現れ、それと交戦しているか。もしくは死んだか、だ。

 

警戒をし続けて降りれる場所を探す。

 

 

 

 

考えた結果、エリア8へ降りることにした。

 

四方に伸びたツタの上に着地し、周りを見渡して周囲を警戒する。

 

 

 

 

と、その時

 

 

下から刃が迫ってきた。

 

慌てて回避するが、完全にはよけきれず少し切られてしまう。

 

 

切った張本人がツタの下から出てきた。

 

 

 

それは、人間だった。

だが、前に会った人間とは全く違う雰囲気を持っている。初めて会った人間は警戒心はあれど優しかった。

前にいる人間は、こちらを殺そうとする殺気しか感じられない。

 

個体でこんなにも違うものなのかと考えていると、人間がこちらへ回転しながら飛んできた。横へよけるが、間に合わず肩を切り裂かれてしまう。

 

人間がこちらに振り返り、笑っている。

 

が、こちらも振り向き、人間をにらみつける。

 

 

この時周りに赤い粒子が僅かに舞っていたのだが、両者とも目の前の敵に必死でこの時は気づいていない。

 

 

双方が互いに踏み込もうとした時

 

 

 

 

 

 

 

空から何かが降って来てツタに穴をあけた。

 

 

後退し、ツタに空いたでかい穴を注視する。

 

 

すると、穴の中から、何かが飛び出してきた。

 

それはしばらく空を飛び、着地した。

 

 

赤い体色に背中に生えた棘。翼脚と頭は青く染まり、その頭部は原始的な風貌を漂わせている。

 

鋭い眼光はこちらに向けられていて、口からは涎が垂れている。

 

 

生態系の頂点に座し、絶対強者と呼ばれる竜。

 

 

 

「ティガレックス!?」

 

 

 

轟竜   ティガレックスらしきものが。

 

 

 

 

 

 




はい、想像どうりですよね。






ではまたいつか。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。