未知なるものを見たときの心情描写ってこんなにもむずかしいのですね。
早くメリーをだしたい!!
今回は天空のグリニッジと神さびた古戦場を聴いてました
蓮メリちゅっちゅ
加筆しました。
20XX年12月15日午後11時11分 現在地 境内への階段、中腹
この気持ちが鈍らないように。この胸の炎が消えないように。
階段一段一段上がる度、心に彼女の名を刻み付ける。
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
メリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリーメリー
「メリィィィィイイイイイイイ!!!!!」
境内に到着。
息を整えて、前を見据える。
まだあった―――
あの気味の悪い最低なメリーを奪っていった隙間が
だが、宇佐見蓮子はもう止まらない。
一歩一歩、足を進める。
怖くはない―――というのは嘘になる。
彼方側には何があるのか、どこに繋がるのか。
分からない。人間にとって最も警戒すべき、恐怖すべき感情。
けれど、メリーのいない世界のほうが怖い!それに比べたら―――
――どうってことないんだからっ!! 待ってなさいメリー! 見つけたら拳骨なんかじゃ済まないんだからっ!
隙間へと踏み込ん…だ…?
否、足が地面を踏みしめていない。力を振り絞った第一歩が―――宙を踏み抜く。
「…え?」
当然、バランスなぞ取れるはずもない。体の行く先は隙間の中。それも真下へと
――落ちた。
「いやぁぁぁあぁぁぁぁあああああああああ!!? 落ちてるっ!? 落ちてんのこれぇぇええええ!?」
落ちる最中、隙間の中の風景が流れるが目にも入らない。
「きゃああぁぁぁぁあああああああああ!!!」
そして、光にあふれる隙間が見えてきた。
「ッ!? 出口!!」
蓮子はその光へと落下していった。
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荒廃した大地にて―――
(あーうー…多勢に無勢とはまさにこのことかねぇ。神力もだいぶ使ったし、鉄の輪もボロボロ…)
「…洩矢神よ、我らが大和の軍門へ下るつもりはないかい? この戦力差だ。お前もまだ消えたくはないだろう。」
「あっははは!! 抜かせ!私の国を奪うというのなら! 人を呪わば穴二つ!! ミシャクジの祟りをその身に受けるがいい!!」
「ッ!? 皆、下がれ!! …ぐぅぅっ…くっ…うぅ…!!」
祟る。祟ってやる!私の国を脅かすお前らなんかに負けるものか!私の国を!!みんなを守るんだ!!
私の祟りにより、多くの悲鳴と共に多くの敵が消えていく。
「…ぬうぅ…このォ!! 御柱ぁ!!」
「がはっ…!?」
脇腹に衝撃が走った。私の祟りを受けながら反撃したというのか!?
「くっ…この戦力差を一気に翻してくるとは…甘く見ていたようだ。同朋も居なくなってしまった…。」
くっ、流石に大将は倒せなかったか…
「…へぇ、わたしは、最初から、本気なのに…ね。にしても、さっきの祟り本気でやったのに耐えるなんて、ね。」
どうしようか…鉄も祟りも効かないとは…
「洩矢神、次の一撃で決着を着けないか? 我も残りの神力も少ないのでな。」
「いいだろう!!」
祟りは効いていた、相手も相当消耗しているようだった。私は残りの神力全てをこの鉄の輪に注ぐ。
相手も神力を相当込めたのだろう御柱を構えている。
「大和が軍神! 八坂神奈子!!」
「土着神の頂点! 洩矢諏訪子!!」
「「いざ、参る!!」」
お互いの全てを乗せた一撃がぶつかり合い拮抗する。
お互いの国の民が見守る中…
この一撃で…信仰を賭けた、国を賭けた戦いに終止符が打たれる……
………はずだった。
……なんで、空中なのよおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」
―――――――――――――ゴンッ―――――――――――――――――
「「「フゴッ!!?」」」
三人…否、二柱と一人が今地に落ちた。
「痛たた、洩矢神め…最後の最後にとんでもない不意打ちを…。真剣勝負だという…の、に?」
八坂神、八坂神奈子は今の状況を理解出来ずにいた。
なぜなら、最後の小競り合いに不意打ちを入れたと思われた洩矢神が、人間の下敷きになって気絶しているのだから。
洩矢神の不意打ちではない?そもそもこの人間は一体どこから?
って、それよりも
「これは、私の勝ち…でいいのか?」
なんとも言えない、釈然とした結末にて『諏訪大戦』の幕は閉じたのであった。
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「う…ん」
知らない天井だ。布団に寝かせられて
ここはどこだろう。確かメリーを追って隙間に入って…思い出せないや。
「ここは…どこ?」
「ここは守矢神社の寝床だよ。君は3日間ほど寝ていたの、心配したんだよ7?」
ふと横を見ると不思議な帽子をかぶった少女がいた。なんだか変わった何かを感じる子だなぁ…!? 今帽子が動いた気が…寝ぼけてるのかな
「…貴方は?」
「私かい? 私は洩矢諏訪子。ここの祭神の一柱さ。」
「…神様? 貴方が? 確かにただの人間じゃないような気がしたけど、本当に神様? ちっちゃいのに?」
「なんだい、なんだい? この土着神が頂点洩矢諏訪子を知らないのかい? あとちっちゃい言うな!!」
「洩矢諏訪子なんて神様いたかな…? とりあえず拝んだほうがいいかなぁ。」
んー、神様って言われて普通は信じないけど、この諏訪子さんは神様なんだとなんかわかった。
「んー…、神奈子ー、この子どう思う?」
「どうも何も…ねぇ…、おい小娘。名は何という?」
帽子の少女、洩矢諏訪子ばかり見て気付かなかったが、諏訪子の視線の先に大きな注連縄を背負った人がいた。
「宇佐見蓮子、秘封倶楽部よ!」
大きな注連縄を背中から下ろしながら私の傍に座る、なぜ背負っていたのか。
「そうか、我は八坂神奈子。大和の一柱だ。」
「貴方も神様なのね。複数いるものなのね。」
「神など当然、八百万といるであろう?」
「万物全てに神が宿るってやつかしら?」
「まぁ、そんなものだ。」
「ところで、神様が二柱も揃って私に何をするつもり?」
私なんかの前に…とは言っても私は確実にイレギュラーなわけで…
「それはね、君のことについてなんだよ。でも、私と神奈子の願末から話さないといけないねぇ…。」
「私のこと? 何よ。」
私のことか、やっぱり怪しまれているんだわ。どうしようか…でも今は。
「長くなるのでな、まぁここじゃなんだから、居間で話さないかい?」
「そうね、このふわふわのお布団も恋しいけど話を聞かないことにはね。とっても気になるし何よりも、私の知的好奇心が疼いてるの!!」
目の前の神様の存在に心が踊るの!
~少女ら居間に移動中~
「へぇ、神様の社にしては存外な作りね。もっと神々しいのかと思ってたわ。」
私の世界のちょっと高価な料亭みたいな感じだわ。
「我らは神は民の上に成り立つ。人並み以上の生活はするが、民にそれ以上の加護と子孫繁栄を約束し、無病息災を確定させてやるのだ。」
「私たちは代りに信仰と供物を得て、民は私たちが守るのさ。まぁ、私は祟るだけなんだけどね。」
「へぇ、神様って高慢ちきで威張り散らしてるだけかと思ってたわ…。」
神様って私たちの世界ではただ祀られているでけだからなぁ、こんなに神様は仕事してるのね。
「我が支配した国の神にそんなのがいたぞ。」
「あ、やっぱいるんだ。」
「神奈子ー、そろそろ本題にはいろー?」
「そうだな、では宇佐見蓮子よ。お前自身何か変わったことがないか?」
「別にー…特にな…んとも?」
…あっるぇー?神奈子さんの胸の鏡から銀と蒼のメッシュの娘が見えるー(笑)
「神奈子さん、手鏡ないです?」
「ん、なら諏訪子よ。」
「あい、わかった。はい、鉄の鏡だから少し重いよ。」
今どこから出したのだろうとか、そんなことは後回し!!
「か…髪の色が変わってる…!? しかも少し伸びてる!!」
髪は腰より少し上位で、青みがかった銀色と蒼天のような蒼色をしていた、まるで晴れた空のように。
「どういうことなの…非科学的でとても面白いけど、これはどういうことなの…?」
「蓮子…実はそれだけじゃないのさ、えっと…ね。」
諏訪子さんが帽子を深くかぶり直して、言いづらそうに口淀む。
「な、なによこれ以上私に何かあるって言うの?」
「宇佐見蓮子よ、その髪の変色は今から言う事の弊害だ。いいか、覚悟して聞けよ?」
――宇佐見蓮子、お前は神になった。――
「は? え、えええええええええええええええええっ!??」
私が神様? 神様ってなるものだったの? それよりも人間やめちゃったの私!?
「ち、ちょっと! どういうことなのよ!?」
「あのね、蓮子がなんで神様になったのかというとね…大和がこの諏訪王国を侵略しに来てね、それで戦争してたの。」
「まぁ、そこで我と諏訪子で一騎打ちをしたのだが…。」
「そこに蓮子が何故か上から落ちて私たちに当たったのよ。」
「あー、なんかそれっぽいとこ見た気がするわ。空中で。」
「で、蓮子の頭が私の本体。あ、この帽子ね。に落ちてきて。私が気絶しちゃって…。」
「…我は脳天に見事な踵が落ちてきたぞ…。」
「アハハ、それはごめんなさいー…。」
諏訪子さんがすごい発言をしたが突っ込んだらいけない気がする。なんかすっごい睨んでるもの…あの帽子。
「それでだな、我らは一度地に伏せたのだよ。」
「で、ここからが問題なんだけどね。蓮子が降ってきて、私たちを一撃で落としたのをその…大和の民と諏訪の民が見たわけで…『おお、戦争を止めるために空から天ノ使いが来なすった!!』ってなってね。」
私が天ノ使い? なんて面白い冗談かしら。え?冗談じゃない?
「宇佐見蓮子よ、お前は信仰されたのだ。つまりは神になったということだ。」
「…。」
空いた口がふさがらない。
「しかも、蓮子を祀る祠ももうできてたりするのさ。戦争を終わらせた女神様の祠じゃーって皆気合はいってたねぇ。」
神奈子さんがクックックッと笑う。私は笑えないんですけど。
私、宇佐見蓮子は神様になりました。
現実逃避がてらに外を見ると夜空が見えた。
現時刻午後19時5分26秒 現在地 諏訪王国 守矢神社。
「はっ! 今ならメリーを神様ぱうゎーで探せたり…!!」
よし、なんか漲ってきたぞーっ!! 私はやれば出来る子よ!
「れ、蓮子!? 神力が溢れてるよ!!?」
「メリィィィィイイイイイイイ!!!!!」
私から何かが溢れ出る。自分の感覚が広くなっていくような――
「落ち着かんか、馬鹿もんっ!!」
ブオン!!
「ぐふっ…!?」
私の意識はここで暗転した。
蓮子をどう長生きさせるか悩みどこでした。
妖怪はあかんし、蓬莱人もあかんし…
みょん!
ん…?半人半霊
さなっ☆ミ
現人神ktkr!!
違和感ねーじゃん!!やったね!!
はてさて、蓮子はこれからどうなっていくのでしょうねぇw
秘封倶楽部って人気ないのかなぁ…
人気出るといいなぁ。