ブリテンの王と赤い竜の騎士   作:ぴぃーすまん

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ぐぬぬ、難産だ……。
月一投稿から抜け出せない……。

そんなこんなで8話
イッテミヨー!


騎士と少女の奇妙なコンビ

取り敢えず、少女を村において再び巨大な蜘蛛がいる森へきた。

 

「さて……蜘蛛はどこだ?早いとこぶっ倒して帰りたいんだが」

 

誰のためでもなく独り言を呟きながら森を進む。

森の奥まで歩くと次第に「シィーシィー」と不快な音が聞こえてくる。

巨大蜘蛛の鳴き声?だ。

 

「はぁ、やっと見つけた。さてと……とっとと倒しますかね!」

 

腰の鞘から鉄の剣を抜く。

特に何の変哲もないただの鉄の剣。

だがその剣は幾度も魔獣などの幻想種を斬り、時にはワイバーンとも斬りあった剣。

ある日突然寝床の横にクリスマスプレゼントのように置かれていた剣。

それ以来丁寧に扱い、大事に使ってきたが、そろそろ限界近いようだ。

むしろよくここまで持ったなと思う。

 

「取り敢えず、あのワイヤーみたいな強度の糸には気を付けないとな」

 

距離を取りながら慎重に様子をうかがう。

相手の蜘蛛もこちらに気付いたようで、「ギチギチ」と口を開け威嚇している。

 

「……フッ!」

 

0から瞬時に自分が出せる最高速度で蜘蛛に接近し、斬りかかる。

だが蜘蛛も甘くはなくすぐさま後ろに跳び、剣は空を斬る。

そして大量の糸を飛ばしてくる。

それを間一髪で避けながら再び蜘蛛に接近し剣を振り下ろす。

しかし、これも避けられたうえ、足で反撃してくる。

 

「クッソ、ちょこまかと!……̪ㇱッ!」

 

蜘蛛の足での攻撃を受け流してすぐさま反撃の刺突を繰り出す。

蜘蛛は受け流されると思ってなかったの刺突をモロに顔で受ける。

「キシャー」悲鳴にも似た叫び声を発する蜘蛛。

そのまま畳み掛けるように剣撃を繰り出す。

頭、腹、尻など軟らかそうな所を中心的に斬る。

蜘蛛は四方八方に糸を吐き出すが、最低限の動きで避けて攻撃を仕掛ける。

そして、

 

「これで、止めだ」

 

静かに、流れるように蜘蛛の頭に剣を振り下ろす。

その剣先はしっかりと蜘蛛の頭を捉えてすっぱりと頭からお尻まで真っ二つに斬れる。

蜘蛛はそのまま静かに絶命した。

それと同時に、持っていた剣が柄を残して砕ける。

 

「…………いままでありがとう」

 

静かに呟き、森を後にした。

 

 

 

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森を出て村に戻った。

心配して村の人たちが駆け寄る。

その中心、村長が話し掛ける。

 

「ご無事でしたか、騎士殿。……それで、森にいた化け物のほうは……」

 

「あぁ、倒した。その後森を軽く探索したが、ほかの個体はいなかった。もう大丈夫だろう」

 

「あぁ、ありがとうございます!騎士殿!」

 

村長や村の人たちは一様に喜んでいた。

俺も一仕事終えたので宿の戻ろうとしてふと、目を向けるとそこにはいつぞやの少女。

少女もこちらが気付くと手を振ってこちらに走ってくる。

そうして胸に飛び込んでくる。

この子に警戒心とかないのかな。

 

「えへへ~おにぃちゃんだ~」

 

……天使かこれ!

危うく死ぬところだったぞおい!

 

「おう、戻った」

 

なるべく平静にそう伝える。

そして、後ろから警備団の人がやって来る。

 

「やっと見つけた、ハァ、ハァ、急に人ごみに飛び込まないでお嬢ちゃん……ハァ、ハァ」

 

意外にお転婆のようだ。

 

「あ、ごめんなさい」

 

結局この子の親らしき人物は見つからなかったし、死体も見つからなかったな。

やっぱ別のとこから攫われたのか?

警備団の人も知らないようだし……どうするか。

そんなことを考えていると少女はズボンをつかみ不安そうに見上げてきた。

 

「おにぃちゃん……」

 

仕方ない、か。

 

「君の家は知らないけど……探すのは手伝える。だから、一緒に来るかい?」

 

手を差し出し、聞いてみる。

少女はパァっと笑い、手を取った。

 

こうして、騎士と少女の国巡りが始まった。




いかがでしたか。
今回からエルディアは誘拐はn、(ズシャッ

そんなこんなで旅の仲間(?)をGETしました。

相変わらずの亀更新ですがまぁエタらないように頑張っていきたいと思います。

さて次回は……「タイトル未定!」
です。お待ち下しあ。
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