東方炎紋章 ~光の英雄と博麗の巫女/影の英雄と霧雨の魔女~   作:莉愛(マンガ描きたい)

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第3章:少女の旅立ち

霊夢「戻ったわ母さん」

藍「紫様と霊彩さん、ただいま戻りました」

紫「お帰りなさい3人共、ちゃんと盗賊討伐は出来たみたいね」

霊彩「ところで霊夢、その男は何者だ?見た感じだと幻想郷の人間ではないが…」

霊夢「さっきの藍と同じ聞き方をしてるわね…まぁいいわ、彼はマルス…アカネイアって大陸にあるアリティアって言う国の王子よ、行方不明のアリスって言う子を探しているわ」

マルス「あなたが霊夢の母親兼先代巫女の霊彩さんに僕のご先祖勇者アンリと共に戦った四大英雄の一人妖怪の賢者紫さんですね?あなた方の事は霊夢から話は聞いてます、僕はマルスと言います。よろしくお願いします」

霊彩「よろしくなマルス」

紫「よろしくね、それにしてもアンリ…懐かしい響きだわ…きっとあなたも将来はあの人(アンリ)の様に立派な男になるわね♪」

ちぇん「マルスさん、霊彩さんは霊夢さんのお母様なだけあって強いんです!」

紫「歴代の博麗の巫女は皆、強いわよ?」

マルス「って事は…霊夢も強いんだろうね」

霊彩「では、本題に入ろう」

紫「霊夢…あなた達が人里に行ってる間、私と霊彩で盗賊が人里を襲撃した件について私の家で調べたの」

藍「それで…調べた結果はどうでしたか?」

霊彩「どうやら炎の紋章(ファイアーエムブレム)を狙ってる奴等による異変だと判明した…また一部では屍兵と言う化け物が出現してるらしい…」

霊夢「屍兵って?」

紫「屍兵…それは死した人間が死してなお屍として生かされ、人間を襲う化け物で人間を殺したり人里を滅ぼしたりするわ…」

マルス「僕が住んでる世界にはいないのに…異界にはそんな奴等もいるのか…」

霊彩「そこでだ霊夢、紅魔館に小悪魔とパチュリーがいる…お前は小悪魔に事情を話し図書館でファイアーエムブレムを狙ってる奴について調べてほしい」

紫「私は霊彩と共に炎の紋章(ファイアーエムブレム)を狙う悪しき者達に在処がバレない様にするために博麗神社を普通の人間には見えない結界を貼っておくわ」

霊夢「分かったわ母さん…異変か何なのか分からないけど、元凶を突き止めて来るわ」

紫「ありがとう…ちぇん、あなたも霊夢とマルスについて行って…藍は私の護衛として残りなさい」

ちぇん「はい紫様!」

藍「承知しました紫様、私はいざとなった時のために紫様と霊彩さんを守るために残ります」

紫「ありがとう藍、とても頼もしいあなたがいるだけで心強いわ」

藍「霊夢とマルスとちぇん、気を付けるのだぞ?」

ちぇん「はい藍しゃま!」

 

霊夢とマルスとちぇんが紅魔館に向けて出発準備をしていると、紫が呼び止めた。

 

紫「霊夢達、ちょっと待って」

霊夢「どうしたの紫?」

紫「私が保護した子達なのだけど…出来ればこの子達も連れて行ってあげてくれないかしら?」

 

紫がスキマを開くと出て来たのは、金髪ツインテールの14歳ぐらいの杖を持った少女と銀髪のツインテールの変わった模様のコートを着た女性だった。

 

?「はぁ…お兄ちゃんとルフレさん…いなかったね…何処に行っちゃったのかな…ねぇラルナさん」

ラルナ「皆さん、無事だといいのですが…」

霊夢「ねぇあんた、あんたが紫が言ってた保護した子達で連れて行ってほしいって子?」

ラルナ「はい…私達はイーリス聖王国からこの幻想郷と言う異界に来ました」

マルス「イーリス聖王国…僕達の世界にはない国名だね、名前は?」

ラルナ「私はラルナと申します。それで隣にいるのがリズさんです」

リズ「私リズね!覚えてよね!」

霊夢「ラルナとリズね?よろしく、私は霊夢…幻想郷で現代の博麗の巫よ、んで…ちぇんとマルスよ」

ちぇん「私はちぇんと言います!式神をやってます、よろしくお願いします!」

マルス「僕はマルスだ、よろしくね」

ラルナ「よろしくお願いします」

ちぇん「ラルナさんとリズさんは…誰か人を探しているのですか?」

ラルナ「私達はリズさんのお兄さんのクロムさんと、私の兄妹のルフレを探しているのです…」

ちぇん「そうなのですか…あっ、お兄さん達の居場所を調べるためにも紅魔館に行きましょう!きっと手掛かりがあるはずです」

リズ「その紅魔館って場所に行けばお兄ちゃんとルフレさんの居場所が分かるの?」

霊夢「そうかもね、居場所の手掛かりがあればいいわね…とりあえず行きましょう」

 

 

霊夢達が紅魔館に行くために移動しようとすると、霊彩が走って来た。

 

 

霊彩「霊夢!今すぐに戦闘準備だ!」

霊夢「母さんと紫、何かあったの?」

紫「博麗神社にはぐれ妖怪と屍兵が迫って来ているのよ…もしかすると…悪しき者達が博麗神社を陥落させて炎の紋章(ファイアーエムブレム)を手に入れようとしているのかもしれないわ…」

リズ「えぇ⁉幻想郷にも屍兵が現れているの⁉」

ちぇん「ラルナさん達は屍兵って化け物を知ってるのですか?」

ラルナ「はい…私達の世界で屍兵が現れてて、私達が邪竜を倒した事で消滅したと思ったんですが…」

霊夢「これは…本格的に異変が起きているのかもしれないわね…皆、戦闘準備よ!」

 

はぐれ妖怪が5体と屍兵が5体と合わせて10体だ。それに比べて霊夢達の軍は5人と約半分の数だが、それぞれが何処の配置に付くかを軍師をやっていたラルナに聞く事で有利なのかを考えた。全員の配置が終わり戦闘を始めようと、緑の髪の少女と緑の髪の少年が走って来た。

 

?「良かった…霊夢さん…無事で…」

?「マルス様も無事で良かったよ」

霊夢「早苗!どうしてここに!」

マルス「マリク!君も無事だったんだね」

早苗「はい…博麗神社がはぐれ妖怪と屍兵と言う化け物に攻められているから、大至急救援に向かう様に神奈子様と諏訪子様から言われまして、駆け付けている際にマリクさんとお会いしまして…共に大切な人を探してると言う目的でここまで来ました」

霊夢「そう、とりあえずここを突破するわ!」

 

 

~霊夢・マルス軍のターン~

 

 

ラルナ「霊夢さん、このまま1人で戦うのは辛いですよね。だから…軍師を勤めた私がペアになる方法を教えますね!」

霊夢「誰とペアになれと言うの?」

リズ「それは私がしゅばっと教えてあげるね!まずは隣にいる早苗さんとペアになってね?なったら教えるから」

霊夢「分かったわ。早苗、ペア組むわよ」

早苗「はい霊夢さん!」

 

早苗と霊夢はペアを組んだ。

 

ラルナ「この状態の事を”ダブル”と言うんですよ。ダブルで戦うと命中率とかアップする他に守られたり守ったりする事もあるんですよ!」

ちぇん「随分とお得なんですね」

リズ「私もラルナさんとダブル組んでるけど、すごい楽だよ」

 

霊夢ははぐれ妖怪に12のダメージを与えて早苗が5のダメージを与えてはぐれ妖怪を倒した。霊夢は21の経験値を得て60になり早苗は19の経験値を得た。

 

早苗「ダブルって便利ですね霊夢さん!」

霊夢「そうね…こんな便利なシステムがあるなんて知らなかったわ…」

ラルナ「そう言えば…行動終わった後にハートマークが出たのに気付きましたか?」

霊夢「ごめん、気付いてなかったわ」

早苗「私は気付いてましたけど…どんな効果があるんですか?」

ラルナ「戦った後のハートマークは支援会話が発生すると言う効果があるんですよ」

霊夢「そうなの?」

ラルナ「はい、ですが…組み合わせによっては支援会話が発生しないのもありますので注意してくださいね」

 

霊夢達に続いてラルナが攻撃し、はぐれ妖怪の10のダメージを与えた。はぐれ妖怪の攻撃でラルナは6のダメージを受けた、ラルナは18の経験値を得た。

 

ちぇん「マルスさん、ラルナさんが怪我をしましたよ!」

マルス「回復してあげよう」

 

ちぇんはラルナに駆け寄り、ライブの杖を掲げてラルナの傷を治した。ちぇんは7の経験値を得て16になった。

 

 

 

~敵のターン~

 

 

 

はぐれ妖怪と屍兵が前進して来る。霊夢達の近くにいた一体の屍兵が霊夢達に攻撃を仕掛け、霊夢は8のダメージを受けて霊夢が反撃で11のダメージを与えた。霊夢は5の経験値を得て65になった。

 

そんな中、メイドの女性と中国風の少女と赤髪の騎馬に乗った女性が現れた。

 

?「はぐれ妖怪がいっぱいいるわね…」

?「どうするんですか咲夜さん、見た事のない化け物までいますよ」

?「妖怪と一緒に屍兵もいるのか…どうやらボク達で成敗するしかない様だね」

咲夜「ソワレの言う通りよ美鈴。異変が起きている以上は戦うしかないのよ」

美鈴「そうですね…やりましょう!」

 

 

~霊夢・マルス軍のターン~

 

 

早苗「あそこにいるのは…咲夜さんと美鈴さんですね」

ラルナ「それと…ソワレさんもいます」

霊夢「私が話しかけたら3人共仲間になりそうね…」

 

霊夢は咲夜に話しかけた。

 

咲夜「あら霊夢、こんな所で何してるの?」

霊夢「それはこっちのセリフよ咲夜…あんたこそ何をしてるのよ…」

咲夜「私はお嬢様の命令で博麗神社に迫って来てるはぐれ妖怪と化け物を退治しに来たのよ…万が一博麗神社が墜ちたら大変だもの」

霊夢「まぁそうよね。せっかくだから…私達と異変解決しましょ」

咲夜「そうね。3人で戦うよりは霊夢達と行動していた方が楽ね」

霊夢「楽って…まぁ…これからよろしく咲夜」

 

咲夜と美鈴と紅の騎士ソワレが仲間になった。

美鈴はそのまま隣にいたソワレとダブルを組み、咲夜はマリクとダブルを組んだ。

 

マリク「咲夜さんの武器はナイフなんだね」

咲夜「えぇ…メイド長ですから。マリクさんは魔導書を使うのね?」

マリク「そうだよ。咲夜さんの主人や知り合いにもいるのかな?」

咲夜「いるわ。今度紹介してあげるわ」

マリク「ありがとう咲夜さん」

 

その隣で美鈴とソワレは…。

 

ソワレ「君の武器は何処にあるんだい?」

美鈴「えっ?私に武器なんて必要ありませんよ?」

ソワレ「まさかと思うが君…素手で戦うのかい!?」

美鈴「そうですよ!私は元々は紅魔館のメイドでしたが今は門番を務めていますので!素手と脚だけで敵を薙ぎ倒せますよ、ソワレさんの武器は槍ですか?」

ソワレ「ご名答!ボクの武器は槍だよ。後…剣も使えるさ」

美鈴「馬さんに乗ってかっこいいですね!」

霊夢「ちょっとあんた達、これから奴らの親玉を討伐するんだから話してないでついて来なさいよ!」

 

残りの二組も敵将の前に集まる。

 

霊夢「で、誰が敵将を倒す?」

ラルナ「どうします?」

咲夜「じゃんけんで負けた人にします?」

美鈴「あっ、攻撃と守備と速さ重視でどのペアが優れているか指で指すのはどうですか?」

マルス「いい案だね。早速やろう」

リズ「私がせーのっ!って言ったら皆で一斉に指差してね!」

早苗「分かりました」

リズ「せーのっ!」

 

霊夢・早苗ペアとマルス・ちぇんペアは咲夜を、ラルナ・リズペアと美鈴・ソワレペアは霊夢を、咲夜・マリクペアは美鈴を指差した。

 

霊夢「私とか咲夜達が上がったわね」

咲夜「では…私達から参ります!」

 

咲夜は親玉妖怪に投げナイフを投げて6のダメージを与えて追撃でマリクが5のダメージを与えた。二人は9の経験値を得た。

 

咲夜「やっぱり一筋縄ではいかないわね…」

美鈴「次は私達が行きますね!」

 

攻撃と守備が優れている兵種の美鈴は速さと移動力がないため、ソシアルナイトのソワレとペアを組んだ事により、速さと移動力が上昇している。

美鈴は親玉妖怪に素手で20ダメージを与えて親玉妖怪を倒した。美鈴は30の経験値を得た。

 

 

~stage clear~

 

 

霊夢「終わったわね」

ちぇん「これでやっと出発できますね」

ソワレ「それにしても…妖怪だけではなく屍兵まで…何がどうなっているんだろう…」

ラルナ「この事を調べに紅魔館と呼ばれる館にある図書館まで行くのですよ」

マリク「紅魔館か…どんなお屋敷なんだろう…」

リズ「きっと大きくてバーン!って感じな洋館なんだよ!」

咲夜「リズさんのテンションについていけないわ…」

美鈴「それは私も同じですよ…何はともあれ、お嬢様達が待つ紅魔館へ帰りましょう咲夜さん!皆さん…ついて来てください」

霊夢「そうね…行って来ます…紫、母さん…」

 

 

霊夢達は紅魔館に向けて博麗神社を旅立った。

 

 

 

第4章へ続く

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