龍の手使いが頑張る話   作:花咲爺

7 / 9
だんだん主人公が苦労する感じになって来た。
これはいいのか悪いのか…ちょっと作者混乱気味です。


感想どうもどうもでございますよ。


第六話 赤と黒とオーフィスちゃん

 僕こと、譜代晴天は割と平凡です。努力や経験で何とか今まで生きてこられましたが正直凡才、生き残ることに意識を割いても今まで死にかけた回数はいざしれず。

 そして、なぜ平凡なはずの僕に非凡な存在である悪魔にドラゴン、堕天使などと言った人外達が関わってくるのでしょうか?

 

「私を呼んだのは誰?契約に則り、願いを叶えに来たわ」

『やっと、俺を出したか…遅すぎるぞ』

 

「『えっ…』」

 

 さっき発現した兵藤の神器、左手の篭手から重厚な声が聞こえた。

 チラシから光が収まり赤髪の女が出て来たと思えば登場文句か何かが聞こえた。

 

 その声二つの正体は遥か昔の大戦時に乱入した二天龍の片割れ、赤龍帝のドライグと、この前棒立ちで僕を見送った適切な判断もできない才能だけのクソ悪魔グレモリー…赤二連続だ、笑えん。むしろ泣きそう。

 

 心が折れそうだ。事態が…この先、理不尽なまでの力が必要だ、とか言われそう。

 僕は目を閉じ、現実から逃げることにした。

 

 僕の夢ですか?そうですねぇ、ちっちゃい子供達がせんせー!と言いながら寄ってきてくれそうな小学校、いや、幼稚園の先生にでもなりたいですね。

 え?ロリコン?ハハッ、違う違う、僕はチルコンだよ。でも良いとこつくね。

 

 脳内茶番強制終了。

 嫌だ、これまでもはぐれ悪魔や無限龍(オーフィスちゃん)が来てたのに、最早この街に不死鳥(フェニックス)が来たり、戦闘狂の堕天使幹部とかがエクスカリバー片手に攻め入ってきそうな気さえする。

 

 考えすぎ…考えすぎだ…そんな事がピンポイントでこの街に起こるはずがない。せめて京都とかの割と遠目の、そう修学旅行とかで行くような所で僕のあずかり知らぬ時に事が起こるはずなんだ。

 だから目の前のこの状況も嘘だ…夢…そうだ、これは夢なんだ…僕は今、夢を見ているんだ…

 これが夢なら目を開ければ僕は十二歳で布団の中で天井を見上げているッ!

 

(パチリ)

 

 ゆっくりと目を開けると、そこには…相も変わらずおろおろとした二人と『おい、どうした』と言う若干困惑気味な声が赤い篭手から響き渡っている。

 

 

「ところがどっこい…………夢じゃありません………!」

 

 

 誰かにそう言われた気がした。

 神様…僕は何か悪いことでもしたのでしょうか?いや、確かに色々と殺生はしましたけれどアレが無ければ本当に何の罪もない人が大勢犠牲になっていたはずなんです。

 だからあれはしょうがない事で『晴天?神は死んだで?』

 

 フ〇ーーーーックッ!!そうだったぁ!!紙は死んだんだァ!!(誤字にあらず)

 

 盛大に膝から崩れ落ちる。涙が、溢れそうだ。

 僕が…僕が何をしたァ…何で人助けで堕天使撃退したと思ったら一番会いたくない悪魔来て、その助けた奴に赤龍帝なんて厄介な奴宿ってるんだよ…

『運が、悪かったんやろうなぁ…』

「ちくしょォおおおおお!!」

 

 僕の悲しみが混じった咆哮が未だオロついてた二人を正気に戻す。

 

「なぁ、ゴメン、正直事態が全く分からないんだがコレ、どういう事なんだ?夢か?夢なんだよな?確かお前は…格好が変だけど松田の友達の、譜代だっけ?リアス先輩は分かるけど何で全然面識がないはずのお前が甲冑着て俺の夢に…」

 

 僕の名前を苗字のみとは言え覚えているのに少し驚いたが自分の左手に出てきた篭手、先程の堕天使との出来事、そして目の前にいる鎧着た僕とコイツにとっては憧れのリアス・グレモリー…もう大分カオスなことになっているし説明しよう。

 僕は立ち直り、今にも崩れてしまいそうなイッセーに向う。これも現実、悲しいが現実なのだ。言わねば。

 

「夢、だったら良かったんだけどなぁ…残念、夢じゃないんだ。多分君?お前?いや、お前でいいや、変態だし。お前、神話って知ってる?」

「ちょ、ちょっと私を置いて話さないでくれる?並みの人間よりは詳しいし、裏の事は私が説明するわ」

 

 今の今まで空気だったグレモリーが急に割り込んできた。言い分は癪だが確かにそうだ。僕は所々の裏事情は知ってるとは言え裏側の表層しか知らない、一応ここは説明させておこう。

 

「チッ…で、何だって?堕天使が、変態だが何の罪もない一般人を殺そうとしたのだから言ってしまえば加害者の私から説明させてくれ?いいよ、勝手にしろ」

 

 反射的に出た舌打ちと共に皮肉付きバトンパス。何故かと言われても、何故だろうか?と逆に質問するレベルで反射的だ。あぁ嫌だ、目の前の悪魔が嫌だ。特にコイツは本当に嫌だ。

 悪魔であることが気に入らない、何処か人を見下しているのが気に入らない、自分のミスで人を数十人単位で殺しているのにさも何かあったのかと言わんばかりの領主面をしているのが気に入らない。何よりその赤い髪が気に入らない。

 まるでその髪は、アイツのようで…

 にしても僕はどうしようか、取り敢えず傍観、気に入らないことでも言えば訂正と皮肉を浴びせるとしよう。

 

「…ッ!!わ、私は違うわよ。相手は堕天使でしょ?」

 

 早速の反論。堕天使がことを起こしたんだから悪魔の私は関係してない?何を言ってるんだよ。

 

「まずその堕天使が簡単に街に潜入できてるほど管理不手際だったのは誰だ?領主様」

『出たー晴天の皮肉!相手はたじろぐッ!』黙らっしゃいなカンサイ。

「それは…ぐッ…!」

 

 悔しんどる悔しんどる。ちょっと、いや、全く気が晴れないな。むしろ何で反論できないのかとイラついた。

 まぁ、それは置いといてしばらく説明がされた。

 曰く、自分は悪魔であり、さっきの女は堕天使で兵藤の神器狙いで接触、そして殺そうとした。その兵藤の左手にある神器は龍の手(なわけない、僕の話を聞いていたのだろうか?その時ドラゴンは黙ってた)。そして僕のことを説明された。

「この子が…あー…貴方と同い年のはぐれ悪魔狩り、で、一応貴方の恩人?よ」

 

「頭の悪そうな歯切れの悪い紹介どうも。よ、お前の友達の松田と親しくさせて貰ってる譜代晴天だ。そしてようこそ、裏の世界へ(・・・・・)

 

 残酷な宣告。とてもじゃないが一般人であるならば一生関わらないで済むような世界へ兵藤は踏み込むのだ。

 ちょっと、明日にでも俺の家に呼んでみよう。明日、明日頑張るのだ。←これ大事

 そうと決まったらもうここに用はない、これ以上場が荒れないうちに僕は帰ろう。

 

「それじゃ僕は帰る、勝手に眷属とかにするなよ領主様…」(シュバッ)

「ちょ、待ちなさい!消し飛ばすわよ!」

 

 静止警告?そんなもん無視だ無視、気にしたら負けだし第一僕の精神衛生上悪い。見てない内に倍化も何度か済ましてるし禁手しとけば多分大丈夫でしょ。

 

『あーあ、これで4バツ目や。アイツ、全てが遅いねんなぁ。さっきのも堕天使見つけたり、魔力感じることくらい出来たやろ?来たのもチラシに入れてた魔法陣からやったし。魔力量が少なくて分からなかったとか言うたらそらもう甘えや甘え、探知力鍛えとかんかったツケやな。だから晴天に前々から好き勝手やられとんねん。領主なら真っ先に正体掴んでどうにかせんかい。あと逃げるんやな』

 

 マジそれな。

 でももう、こっちも色々一杯一杯なんだ。逃げて何が悪い、それに明日僕は兵藤を呼んで色々とする。するったらするのだ。

 そのままカンサイが頭の中で戦闘理論を展開しながら帰路を走る。ドラゴンなのに人間の格闘とか以外と知ってる程カンサイの知識量はかなり多い。

 ちなみに公園から出たところで僕は神器収納した。これから厄介事起こるってのに職務質問とかされる等、僕が厄介事に突っ込みに行くことはない。

 

 だがもう何があっても明日から。これを間違えられると困る。

 

 だから今日僕はオーフィスちゃんと遊ぶのさッ!何も考えず、後先のことを気にしないでッ!!

 

 

 

 

 ネクストディ!

 

 

(キーンコーンカーンコーン)

 四限目終了、兵藤のところへレッツゴー

『何かリズム踏んでへん?』…アンタはダァっとれぃッ!『理不尽ッ!』

 

 

 えーっと、確かここだよな…(コンコン)

「失礼します、おーい、兵藤、お前放課後ちょっと校門で待っててくれ」

「え?…あ!分かった!」

 

 やや遠い場所から変態トリオの一人、兵藤から返事が帰って来る。うむ、その息やベネ。

 

「あ?イッセーに何のようだ?」

「確か松田の友達の…譜代だっけか?面識無かった気がするけど何で?」

 

 だが 晴天は 絡まれてしまった !

 

 そして僕は今、そう言われると弱いことに気がついた。確かになぜ呼ぶかは聞いてないしそもそも面識がなかったはずの相手に何を話す?

 普段人と関わらなかったツケがまさかこんなところでッ!何か、何かないか?

 雑談したい→今で良いだろ、大事な話がある→え、お前等そう言う…からの貴腐人キャーキャー…

「あ”ー松田?この前ちょっと話したんだけどふ、譜代って良い奴だからさ、一緒に仲深めるためにこの前見たエロビデオ鑑賞するんだ!な?そうだよな、譜代?」

 

「あ、あぁ、そうだけど…」

「「そうなのかッ!?」」

 

 コクリと頷いてしまった。頼むからそう大声で言わないで…僕に突き刺さる視線がコイツも変態なのかっていう冷ややかな、冷たい目になってるからさ…

 プラスで言えばまた貴腐人達が騒いでるんだよなぁ…さっきの予想通りだよぉ…男二人で遊ぶことの何が可笑しいッ!だが、エロビデオ鑑賞会すると言うのを聞かれた時点でアレだアレ。

 

「それじゃ」

「あ、あぁ、またな!」

 

 そのまま背を向けて全力疾走、聞こえない、聞こえないよ。「兵藤くんと木部くんを譜代君が家で3P…(ゴクッ)」とか「これは薄い本が熱くなるわね!」とか…アー聞こえないなー!!

『残念、手遅れや…ピンとけぇへんやろ、言葉で聞いても』

 

 黙れェええええ!!!!僕の高校生活はまだ終わってなどいなぁあああいッ!!

 僕はやや離れた教室へと全国を制したその瞬足を生かした走りで駆け抜けた。超全速力で走ったためすぐに汗が体からにじみ出るがそれも何故か心地よかった。

 

 だからそんなに好奇の目で僕を見ないでくれ、心が、折れる…

 

 そしてナウ。

 横に歩く兵藤と一緒に家路についてます。

 

「な、なぁ、もしかして本当に昨日のって夢じゃないのか?」

 

 兵藤が不安そうな表情で聞いてくる。

 まぁ、そうだな。夢だと思うよな普通は…彼女が実は自分を殺そうとしてた堕天使で憧れてた奴は悪魔、それにその場面に甲冑着た殆んど知らない奴まで出てくれば、普通は夢だと思うだろ。

 だが…何となく気づいているはずだ。

 

「夢、だったらよか「それ昨日聞いたッ!やっぱりそうなんだな!」

「おぉ、がっつくね。でも正解、昨日のは事実だよ。それも兵藤、お前は結構重要な位置にいる」

『俺のことだな』

「オイッ!喋んなって言ってるだろ!!あ、譜代?今のは俺の腹話術なんだッ!凄いだろッ!?」

「じゃその篭手は?

「あっ…えっと、これは…そう、新しいファッションアイテムで!」『仮にも神滅具の俺がファッションアイテム?』

 

「ハイハイ、苦し紛れお疲れさん。それも後々説明するから」

 

 なるほどね、やっぱりコイツが宿してるのはドライグで間違いなさそうだ。でもそこまで受け止めなくてもいいんじゃないか?

 エロ過ぎるのはどうかと思うが英雄、色を好むとはこの事なのかもしれない。末裔たちは英雄(笑)とかAUとでも呼ばれそうな感じだけど。

 

 どうでもいいな、ウン。さてと、オーフィスちゃん、家に居るんだろうな…何て説明しようか。

 

in家

 

「セーテン、お帰り。我、待ってた」

 

 お帰りコール戴きましたー!僕に向かって!うーん…可愛い。何か気分がぽわぽわする。いやぁ、このまま普通に寝たいなぁ、これ以上問題起こらないうちに寝たいなぁ。

 また明日(・・)でもイイかなぁ? 

『諦めい、ほれ、後ろの固まっとるでー』

 

 後ろを振り向き一つため息。その左手を見て二つため息。

 そういえばこの家、オーフィスちゃん以外で来た奴コイツが初めてか。健全な僕の家になぜ不健全の塊こと変態一誠が来るのだろう?ここは可愛い彼女か仲のいい友達ではないのだろうか?どうやら僕の前世はとんだ悪人だったようだ。

 

「な、なぁ…その子」

「あー、聞いちゃう?聞いちゃうかぁ!!良かろう!聞かせてやろうじゃないかッ!この子は何とッ!『無限龍(ウロボロス・ドラゴン)オーフィス!!何故ここに!?』言われた…」

 

 絶対タイミング狙ってたよねと言われても否定できない位のタイミングで被せてきやがったこのドラゴン野郎ッ!絶対に許さ

「ん、ドライグ、久しい」

 あら、オーフィスちゃんならしょうがないね。許そう。可愛いは正義、マダオみたいな声のやつはNG。

 

『いや、久しいが…何故お前がこんな奴の家に?』

「こんな奴とは言ってくれるな、僕が個人的にオーフィスちゃんを家に招き入れてるんだよ。もちろん力の差なんて歴然だけど、この子はよくこの家に遊びに来るのさ」

 

 そう言い放つとオーフィスちゃんが僕の足を握ってきた。可愛い。

 

「セーテン、ご飯」

「・・・ぼへぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 上目遣いオーフィスちゃんが可愛すぎて僕の脳はショートし、その場に倒れ伏せた。思わぬ不意打ちを喰らった。オーフィスちゃん、可愛い。

 おかし、可愛いじゃねぇかッ!いや、全く可笑しくなかった。オーフィスちゃんは可愛かったんだった。ああ可愛い。

『最近狂乱する間隔短なっとらん?』

 

 気にするなッ!それより今はオーフィスちゃんにツンツンされる事の方が大事!あ”ぁ”~おて手が気持ちいんじゃぁ~『末期や、ここに末期の患者がおる…』

 

「お、おい!譜代!?大丈夫か!!」

『なぁ、コイツ実は凄い奴なんじゃないか?無限龍がこうも懐いているなどあり得んぞ…俺の宿主がこんなド変態なのに、なんだこの差は…』

 

 見かねた兵藤が僕を介抱し始める。いらん、むしろ僕はオーフィスちゃんの膝枕を所望する。

 

「今そんな事どうでもいいだろッ!大丈夫かーー!」

「ドライグ、うるさい」

 

 オーフィスちゃんが僕を撫で始めた手を止めて兵藤の行動を咎めた。え、ちょ…止めないで。

 

「え?あぁ、ドライグじゃないよ。俺は兵藤一誠って言うんだ」

「ドライグ、違う?」

「うん、俺はドライグって名前じゃないんだ」『違う!俺だ、俺がドライグだッ!』「うるせぇ!黙ってろ!」

 

 そのままギャーギャー言い合う二人(内訳一人と一体)。お前らうるせぇよ…だーもう

「お前がうるせぇ黙れッ!今から説明してやるから!と言うか、多分昨日お前が見た夢だったもので何かで説明されてないか?」

 

 僕は幸せな気分で寝ていたのにも関わらずむくりと起き上がり、その方が楽なんだよ。と付け足す。

 

「あぁ、悪魔がどうとかいうやつだろ?一応…覚えてるけど…夕麻ちゃん…」

 

「辛いかもしれんがあの堕天使のことは忘れろ。純粋な殺意、お前も感じたろ?それとお前が狙われる原因になった左手の篭手、この前のアレは『龍の手』とか馬鹿なこと言ってはしたが実際は全然違う…神滅具(ロンギヌス)、多分漫画か何かで聞いたことがあるんじゃないか?」

 

 ちょっとピンと来てないような顔だが無言で頷く兵藤。漫画の中で使われたりするであろうそれらに繋がるものは何も無いがこれくらいは知っているようで安心した。

 

「その内の一つがお前のそれだ。さっきから腹話術だ何だと誤魔化していた声の主はドライグという名前のドラゴンで、赤龍帝と呼ばれ、恐れられてた。それで、その力が封印された篭手だから『赤龍帝の篭手』と書いて『ブーステッド・ギア』って呼ばれてる。ファンタジーな話だが能力は10秒ごとに自身の力を倍化、さらに他者や物質にその倍化を譲渡する、トンデモ能力だ。力をまるっと入れられた篭手だからお前もその気になれば倍化出来る。ドライグ…さん?合ってるよな?」

『おぉッ!やっと俺の説明がッ!!合ってるッ!合ってるぞぉ小僧ぉ!よくぞ言ってくれたァ!!!』

 

 露骨に表情に怪訝さを窺わせる兵藤と対照的に喜色の声を上げるドライグ。なんかそこからはもうオロロォーンとまで行きそうなほど悲しみが溢れていた。

 オイ、一体何をした兵藤…

 

『説明やらなんやらしたけども疲れてるとか厨二病にでもなったとか思ったんちゃう?』

 

 あー、なるほど。確かに自分の存在を気のせいって思われたら割と心に来るのかもな…それかその状態でエロ動画でも見たのかね?

 これは…何かありそう、煩悩に逃げるのはコイツの十八番だ。パンチラ覗きセクハラはデフォだし。

 何か怪訝そうな顔をして篭手を見る兵藤。

 

「やっぱまだ信じられないか…」

 

「いや、もうここまで来たら信じられたけど…本当に俺が、その、なんたらって言う篭手を持ってて、それが全部二倍に出来る力を持ってて…俺が宿主で狙われてるのか?」

 

『当たり前だ!俺の力は三大勢力にとっては生唾モノだろう。絶対数が12しかない神器、その上俺の力は特上だ、狙われない訳が無い』

「マジですか…」

 

 めっちゃ落胆する兵藤。それを見かねる僕。あ、オーフィスちゃんが僕ツンツンしてる。可愛い。

「セーテン、イッセーどうする?早く決めて、我、ご飯食べたい」

 

 急かすな急かすな、割とマジでこれは大変なんだ。まぁ確かにこの、益にも害にもどちらに転ぶか分からない奴をどうするか。最悪は厄介になりそうな兵藤を始末するだが…

 コイツは松田の親友だし、第一ただ厄介だからと始末すれば僕が忌み嫌う人外どもと一緒だ。

 

「兵藤、お前、死にたくないよな?」

「何言ってんだよ、当たり前だろ?」

 

 ただ、もう一つ選択肢があるとしたら?

 

「だったら話は速い、お前、僕と一緒に修行しないか?」

 

「ハイ!?」『ハァッ?』

『なんやて!?』

 

 それは、新しい物語の始まりになるだろう。

 

 




相も変わらずリアスさんのキャラ崩壊。
イッセー仲間化計画進行中。
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