IS-復讐を誓う仮面の戦士たち   作:甘々胡麻ざらし

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更新が遅くなってすみません!


金と銀

「えー、みなさん!今日は転校生を紹介します!しかも二人です!」

 

真耶の発言にクラスはざわつく。そしてドアが開き、入ってきたのは金と銀の男女だった。

 

「フランスから来ましたシャルル・デュノアです。」

 

「え…、男?」

 

「はい。」

 

金髪の美少年、シャルル・デュノアがそう言うと、一年一組の女子は一斉に歓喜の声をあげた。

 

「静かにしろ!」

 

千冬の声でクラスは静まり、真耶がもう一人の銀髪の少女に挨拶してもらおうとするが、その少女は黙っていた。

 

「えっと…、ボーデヴィッヒさん?」

 

「ボーデヴィッヒ、挨拶しろ。」

 

「はい、教官!」

 

「ここでは教官ではない。先生と呼べ…。」

 

「はっ!」

 

千冬は頭を少し抱えたが、ボーデヴィッヒは気にせず自己紹介をした。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

 

「…え?い、以上ですか?」

 

「ああ。」

 

「はぁ…。」

 

ラウラの簡潔すぎる自己紹介に千冬はさらに頭を抱えた。そしてラウラは一夏を見つけると、ツカツカと歩いていく。

 

「貴様が織斑一夏か。」

 

「え?そうだけ…っぶね!いきなり何しやがる!」

 

一夏は突然飛んできたラウラの張り手を掴み、互いに睨み合う。

 

「そこまでにしろ!織斑!ボーデヴィッヒ!朝から騒ぎを起こすな。」

 

「私は認めない!貴様があの人の弟など!」

 

ラウラの言葉に一夏は疑問を浮かべ、ラウラはそのまま自分の席に座った。

 

 

「何?IS学園に二人目の男性操縦者?」

 

社長室で新作ゲームの開発をしていた黎斗は、渡された資料の中からその項目を見つけ驚いたような顔をした。

 

「フランス代表候補生のシャルル・デュノアか…。ん?デュノア?ああ。そういうことか。」

 

黎斗は一人で納得した顔をし、社長室からある場所へ電話をかけた。

 

 

一方その頃一夏達は、一目もう一人の男性操縦者を見ようと押し寄せてきた女子生徒達から逃げていた。

 

「急げデュノア!」

 

「う、うん!」

 

「そっちに行ったわよ!」

 

「何としてでも捕まえるわよー!」

 

しかし突然何処かで爆発が発生し、全員が窓の外を見ると蛍のような怪物が炎を出して暴れていた。

 

「あれって!」

 

一夏はすかさず何処かからでっかい辞書サイズの本《これで万全!怪人図鑑(幻夢コーポレーション製作)》を取り出す。

 

「何処から出したの!?」

 

そんなシャルルの言葉を無視して一夏はある項目を見つける。そこには外に居る怪物と同じ姿の絵が描かれていた。

 

「あれはファイアフライアンデッド…。蛍の祖先の怪物らしい。」

 

「あれのどこに蛍の要素が!?炎出してるよ!?」

 

「とりあえずデュノアは皆を避難させてくれ!」

 

「え!?織斑君はどうするの!?」

 

「とにかく頼んだ!」

 

そう言って一夏はシャルルに避難させるのを託し、自分はファイアフライアンデッドの元に行く。

 

「おいアンデッド!」

 

「ンナ?」

 

一夏が叫ぶとファイアフライアンデッドは一夏の方を見る。

 

「俺が相手だ!」

 

そう言って一夏は懐からレンゲルバックルを取りだし、トレイを引き出して蜘蛛の絵が描かれたトランプのクラブのACE《チェンジスパイダー》をトレイに乗せてバックルの中に入れる。そして腰に当てると紫色のカードが腰を一周するように射出され、ベルトの帯となって固定される。そしてベルトから禍々しい待機音が鳴り始める。

 

「ふぅ…、変身!」

 

《OPEN UP!》

 

一夏がバックルを開くと紫色のゲートが現れ、一夏に向かっていく。しかしゲートが当てると同時に一夏は吹き飛ばされ、ベルトも地面に転がる。

 

「なっ!なんで変身できないんだ!?」

 

《このライダーシステムはカテゴリーエース、つまりこのクラブのエースと適合率が高いものにしか変身することができない。》

 

一夏は先日黎斗に言われた言葉を思い出していた。だが数日経っても適合者が現れることがなかったため、自分がそうかもしれないと思っていた。しかし現実は甘くはなく自分は適合者ではないことを知ってしまった。

 

「クソっ!」

 

一夏は白式を展開して攻撃するが、雪片を掴まれて壁に投げ飛ばされる。しかしファイアフライアンデッドはそれだけでは終わらず、炎を吐き出して白式のSEを削っていく。

 

「熱っ!このぉぉぉぉ!」

 

しかし一夏は炎を振り払い雪片で攻撃をいくつか当てる。

 

「エアルク!」

 

「え?うわっ!」

 

突然怒りだしたファイアフライアンデッドは一夏に接近して至近距離から炎を吐き出す。一夏は逃げようとするが両腕を掴まれて逃げられず、SEが削られ0になろうとした途端、ファイアフライアンデッドは炎を吐くのを止め、一夏からフラフラと離れる。その胸には赤い鞭の様なものが貫かれていた。鞭が引き抜かれるとそこには青い複眼に銀色の鎧を着た戦士が居た。

 

『アドノミナナマシク!』

 

ファイアフライアンデッドは胸から緑色の血を流しながら銀色の戦士を睨む。だが銀色の戦士は言葉がわからないのか首をかしげて、緑色の血を振り払うように鞭をしならせ、ロッド剣状にした。

 

「仮面ライダー…?」

 

『仮面ライダー?ふーん。じゃあ私は仮面ライダーサガかな?君は下がってて。ここは私が相手をするよ。ハァッ!』

 

サガと名乗ったライダーはファイアフライアンデッドに突進し、一夏から離れていった。




はい!と言うわけでサガ参戦です!

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