とある鎮守府の気だるい日常   作:亀野郎

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ウプチャヌプコロ114514!

  長門・・・主人公。この鎮守府の副司令官。艦隊のおとん的な存在。苦労人。ケッコン済み。因みにあまりロリコンではない。
  提督・・・もう一人の主人公。なぜかよく面倒事に巻き込まれる。変態。
 
  榛名・・・この艦隊の癒し。ツッコミのしすぎで死にそう。


ちなみに今回あまり榛名の出番はないゾ。         


人と艦と

 綺麗な青空、涼しい微風、かもめの鳴き声、波がとても緩やかな港。

 

昔より様々な人や物資が行き来するこの横須賀は、他国との外交において重要な場所である。

だが深海棲艦によって海洋航路が塞がれた今となってはあまり意味をなしていない。

現在では深海棲艦に対抗する為の最前線基地として運用されている。

 

 

その中でもひときわ目を引く赤レンガの建物。

その一室では今も提督とその秘書艦による作戦会議?が行われていた。

 

 

「なぁ、長門。」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「あれ?長門聞いてる?聞いてる~?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「お~い…」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「もしもーし…」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「(´・ω・`)…」

 

「・・・はぁ…何か用か?」

 

「いやね?ガリガリ君ってどうやったら棒から落とさずに」

 

「用事を思い出した。少し外出する。」

 

「ごめん嘘、ちゃんと話すから一人にしないでください。」

 

「で、本当は何の話をしようとしたんだ?」

 

「チョココロネって」

 

「おいやめろ、その質問はなんかダメだ。」

 

「あ、そう?」

 

・・・作戦会議というにはほど遠い会話である。

長門と呼ばれる黒髪で高身長の彼女は、この横須賀基地の副司令官でもあり、

その実の正体は在りし日の戦艦、「長門」の魂を体に宿す艦娘、長門である。

司令官としても無論問題ないが、彼女の強さがもっとも発揮されるのは戦闘時である。

元々の艦が当時世界最強クラスの戦艦でもあったことから砲撃戦に長け、装備換装をすることで

対空砲火も強力になる。それと個人差もあるがここの長門は敵に接近して格闘戦も行える。

ちなみに脳波コントロールはできない。

ちなみに最近改二になった。嬉しそうだった。

 

そしてこっちのいかにも頭の悪そうなのがこの鎮守府を統べる提督である。

上着は肩に軽くかけた程度で髪はボサボサ、デスクの上にはpcや昨日飲んだものであろうビールの缶が転がっていた。

とても軍の人間とは思えない身なりだが、一応上からの評価はいいらしい。

 

「で、まぁ用っつーのは開発をするから一緒に工廠に来てほしいわけよ」

 

「そんな事、ここにいても出来るだろう?」

 

「直接行ったほうがなんかこう…妖精さんががんばってくれるかもしんないじゃん」

 

「そ、そうか…まぁ別に構わんが」

 

「せんきゅー!じゃぁ行こうぜ」

 

そういうと提督は長門の手をとり、工廠に向かい歩き始めた

 

 

 

◆              ◆              ◆

 

「そういえば開発をすると言っていたが、具体的には何が作りたいんだ?」

 

「あぁ、タービンと46cm砲を少しな」

 

「タービン…そうか次の海域はある程度の速力が求められるんだったな」

 

「おう、なるべく火力は下げたくないからな。低速艦の奴らにも出てもらう予定だ。」

 

「46cmは何に使うんだ?」

 

「試製51cm砲を開発しろって任務が来たからよ、そのうえで46cmが必須素材

なんだよ」

 

「随分と面倒なことをさせてくれるな上の連中は…」

 

「てめェも前ほしいってねだってただろうが!」

 

「そうだったか?ww」

 

《こいつたまに俺より図々しいからな…》

 

などと話しているうちに工廠についた二人は妖精さーんと大きな声で呼びかけた。

すると小さな扉からちょこちょこと小さな女の子が出てきた。

提督はボードのようなものに開発レシピを記し、それを妖精に渡した。

 

「これで頼むよ妖精さん。」

 

そのレシピ表を受け取ると妖精はこくこくと頷きながら奥に戻って行った。

 

「提督も妖精の言葉が大分分かるようになってきたな」

 

「まぁ、なんとなくはな」

 

彼女達は艦娘とは違い、人の言語を話さない。艦娘達は妖精と意思疎通ができるが

、人間は表情や動きなどで理解するしかない。

ここの提督はかなり意味が分かるようになってきたようだ。

 

「タービンなるべく早くできるといいけどな~」

 

「あまり物欲を働かせないようにしたほうがいいぞ」

 

「ダイジョブダイジョブ、オレ、ブツヨク、ナイ。」

 

「そういってビスマルクの時も爆死したではないか」

 

「あれも若ささ。」

 

「ふーん…お、できたみたいだぞ」

 

艦娘の建造と違い、装備の開発にはさほど時間はかからない。

だがその代わり失敗する確率があるため、メリットばかりではない。

 

「どれどれ……ダメだったみたいだな」

 

妖精が申し訳なさそうに頭を下げている、どうやら失敗してしまった

ようだ。その証拠に変なぬいぐるみを詰めた箱が出てきた。鋼材や燃

料をどうやったらこれに変えることができるのかは未だに分かってい

ない。

 

「いいよいいよ、頭を上げて妖精さん。次も同じレシピでお願いできるかな?」

 

すると妖精はさっきより気合いの入った表情で、再び戻って行った。

 

「ま、気長に待った方がいいな」

 

「そうだな。」

 

 

 

 

 

 

             二時間後・・・・・・

 

「だいたい揃ったかな~さて次は46cm砲をー…って長門?」

 

「すぅ…すう… 」

 

「ありゃ寝ちまったか…まぁ無理もないか、昨日も夜遅くまで手伝わせちまったからな」

 

そういうと提督は上着を寝ている長門に着せて一人で再び工廠へ向かった。

 

 

 

 

                   ~そして翌日~

 

「…がと‥ん……なが…さ…ながと‥さん…長門さん…長門さん!」

 

「ん…くぅ…んあぁ?あ、ああ榛名か、おはよう。」

 

「あ、おはようございます…ってそうじゃなくて!」

 

「どうした朝から騒々しい」

 

「もう昼です」

 

「そ、そうか」

 

「というかそんなことより窓の外を見てください!」

 

「どうした急に、、、どれどれ……」

 

次の瞬間、長門は言葉を失った。

しかし数秒後すぐに体の奥から全力で吹き出した。

 

「な、な、な、なんだこれはあああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

                                    つづくかなー

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。ここまで読んだ人が何人いるかわかりませんが。
個人的に長門は自分が着任したときからずっと一緒だったので家族みたいな存在
なので、今回メインキャラにさせて頂きました。
ほんとうは挿絵入れたかったんすけど自分、絵書けないです(絶望)
もし出して欲しい娘がいたらじゃんじゃんいってください。

あと更新もなるべく開けないように頑張ります。待ってる人ィㇽヵナ


次回予告・・・扶桑姉妹、死す
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