なんかタイトル考えるの難しくないですか?
誰かいいタイトルの考え方、教えて~
俺は一人で外にいた。多分庭だろう。
紫はというと、
「ちょっと、一人呼んでくるから先に外に行っててちょうだい。」
って言って眼がたくさんある空間を経由して俺を外にほっぽり出した。あれが紫の能力なのか。でも確か『境界を操る程度の能力』じゃなかったっけ?
それにしても空間把握が追い付かないのか若干頭いてぇ・・・。紫に俺には使うなって言っておこう。便利だけれども。
そんなことを考えていると、狐の尻尾を九本持った女性と何故か萎れている紫がこっちへ来ていた。
「すまない、遅くなった。」
「は、初めまして。黒凪透夜といいます。」
「私は紫様の式で九尾の『八雲藍』だ。紫様からある程度聞いている。これからよろしくな、透夜。」
「よろしくお願いします。」
とりあえず簡潔に挨拶を済ませ、少し気になっていることを聞いた。
「ところで藍さん、紫に何があったんですか?」
すると、藍さんはため息をついて話した。
「いや、さっきまで紫様に頼まれた仕事をしていたんだが、
紫様はほとんどの仕事を私に押し付けて自分ではほとんどやらないからな・・・。そしてさらに私に『透夜を師事してほしい。』って言われて少し怒ってしまったんだ。まぁ、紫様の式だから仕方ないのだが・・・。」
「なんかその、すいません。」
「いやいや、透夜のせいではないよ。
紫様がしっかりと仕事をしてくれればいいだけだから。」
そういってまた、ため息を吐いた。
「あと私のことは藍でいいぞ。
そのうち一緒に仕事もするだろうしな。」
「はい。」
「よし、それじゃあ早速やっていくか。」
早速修行を始めようとしたとき、紫が聞いてきた。
「その前に、透夜はなんか使いたい武器とかあるかしら。」
「ぶ、武器ですか?」
「そ、武器よ。あると妖力とかの節約ができるし、いろいろな戦い方ができると思うけど、どうかしら?」
うーん、武器かぁ。確かにあったほうがいろいろな戦法ができるなぁ。向こうでも何度か使った戦闘をやったし。
あの時使いやすかったのは確か・・・。
「それなら、刀ってやつを使いたいです。」
「わかったわ。あなたが修行している間に探しておきましょう。」
「ありがとう、紫。」
「これくらい別にいいわ。これからあなたにも仕事を頼めるんですから、これくらいどうってことないわ。
それじゃあ早速探してくるから始めちゃていいわよ。」
そういって紫はあの空間を作り、中に入っていった。
「それじゃあ、始めようか。
ところで、紫様に幻想郷での戦い方は聞いたか?」
「い、いえ。何も聞いてないです。」
「はぁ、まったく紫様は・・・。
せめてそこは教えておいてくださいよ。」
そう言って何度目かのため息を吐いた。
紫にはいろいろと苦労してそうだ。
「幻想郷では『弾幕ごっこ』というもので勝敗を決める。これは人間と妖怪の差を埋めるために巫女によって考案されたものだ。あくまで遊びのようなものだから殺されることなんてほとんどない。まぁ、弱すぎたりすると死んでしまうこともあるが・・・死なないようにするために私が透夜を育てるのだからな。安心していいぞ。」
良かった。とりあえず死ぬことはないみたいだ。
「でも、ほとんどいないがたまに無視して襲ってくる奴がいるがそいつらは遠慮なく殺っちゃっていいぞ。
一応それなりには戦えるようだしな。」
「わかりました。」
「よし、それじゃあ説明もしたし、やっていくか。
ところで、透夜は飛べるか?」
空?そんなの決まっている。
まぁ、確かに飛べたらいいなぁとは思うけど。
「飛べないです。」
「そうか、ならまずは飛べるようになることからだな。
じゃなきゃまともに弾幕もよけれない。」
「あの、さっきから言ってる弾幕って何ですか?」
「ああ、弾幕はだなぁ」
そういって藍は一つ、光でできたような球を作った。
「こんな感じの球を周囲にばらまいたものだな。
弾幕ごっこは打ってはかわすを繰り返すものだな。
まぁ、まずはかわせないと勝負にならんから先に飛び方を教えよう。」
こうして、八雲家での修行生活が始まった。
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「いいか、飛ぶ方法は2種類あって、霊力などを『勢いよく出す方法』と『調節して落ちないようにしたり進んだりする方法』だ。
前者は勘単だが消費が激しく、勢いがあるから急に止まれないな。後者は多少難しいが慣れると自由に動けるな。消費も少ないし。
私としては後者を勧めるぞ。」
「それなら、後者ですね。」
自由に空を飛び回れるんだったら難しくてもそっちのほうがいい。普通、人間ができないことをやろうとしているのだから難しいのは当たり前だ。
「よし、それじゃあ宙に浮くことから始めよう。」
そういって藍は俺に近づき、しゃがんだ。
俺が何しているのか疑問に思っていると。
「早く乗れ。実際に空で練習したほうがコツをつかみやすいだろう。」
藍は空へ連れて行ってくれるみたいだ。
だが、おんぶはちょっと・・・いや、ちょっとどころじゃなく恥ずかしい。
「わ、私だって恥ずかしいが、これが一番安全だからな。」
藍にそういわれ、顔を真っ赤にしながら背中に乗った。
心臓の鼓動が速くなり、若干体温も上がてきた。
これがおんぶでよかったと思う。
「よし、これぐらいの高さでいいか。」
もうついたらしい。結構早いもんだな。
「もう着いたんですか?」
「ああ、ちなみに高度は大体3000mぐらいだな。」
「3000ッ」
俺は思わず下を向いた。
今日は晴れていたから小さく薄い雲が下にある。
また、その下にある紫の家がゴマ粒に見える。
藍は俺を背中から放し、宙に浮かせた。
なんか俺のと違う妖力が纏わり付いているみたいだ。これが藍の妖力なのだろう。
「いいか?この宙に浮いている感覚を覚えるんだ。
そしたら、自分の霊力か妖力でまねるんだ。」
今の感覚・・・しいて言うなら、纏っている妖力で上方向に重力がかかっているような感じだ。
「それじゃあ、徐々に妖力を少なくしていくからそれに合わせて自分でやってみろ。」
藍の妖力がだんだんと自分から離れていくのがわかる。
それに伴い高度も下がっている。
俺は今さっきまで感じていた感覚を思い出し急いで纏わせる。
しかし、なかなか止まらない。やっと止まっても藍によって支えられていた。
「やはりダメか。」
「すいません。」
「いや、謝ることはない。1日2日で出来るものでもないしな。
で、自分で纏わせた妖力はどんな感じだった?」
藍のは重力より強い力で上方向だけに引っ張ていた。
しかし、
「俺のは全面から力を受け、引っ張られて、力を相殺していた。」
「そこまでわかったのならば直ぐにできそうだな。」
予想外の返答に藍は驚いた。
普通、何回かやってわかるものだが、それを一度やっただけで理解したのだ。
(これは1週間ぐらいかかると思っていたが、すぐに使えるようになりそうじゃないか。)
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その後、透夜は何度か練習して留まるところまでできるようになった。
「藍、こんな感じか?」
今、藍は全く手助けしていない状態だ。
「驚いた。こんな短時間でここまでできるようになるとはな。
本当にすぐに使えるようになりそうだな。」
「そうだろ。
よし!今度は移動だな。」
そして、透夜が練習を再開しようとした瞬間、
ぐぅ~~~~
と、鳴った。
太陽は既に沈みかけており、透夜の顔は夕日と同じぐらい赤く染まっていた。
「日も沈んできたし、そろそろ帰るか。」
「・・・はい////」
そうして、今度は藍の妖力に引っ張られて帰った。
今回もいかがだったでしょうか?
空、飛べたらなぁ~。飛べたら通学とか楽なのに。
まぁそれはともかく、今回は藍を出させていただきました。
東方キャラをたくさん出せたらいいな~、なんて考えていますが、しばらくは八雲家だけになりそうです。透夜が紫を手伝うみたいだしね。
まぁ今回はこの位で。
次回の投稿は土曜日です。