IS-赤と青の矛盾の戦士   作:甘々胡麻ざらし

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謝罪します。
内容間違えて投稿していました!
すみませんでした!
こっちが正しいverです!


クラス代表決定戦編
IS学園へAdmission(訂正版)


あれから俺は黎斗や他の人たちの助けにより、永夢の代わりにIS学園へと入学することが決定し、永夢は無事に受験した高校へと進学した。永夢は最初はカンカンに怒ってたけどなんとか許してくれた。まぁ飛彩たちにも同じように怒られたけどな。で、今はというと絶賛片耳にイヤフォンしてマイティアクションXで遊んでいる。モードはもちろん『very hard』だ。

 

「全員揃ってますねー。それじゃあSHRをはじめますよー。」

 

黒板の前で微笑むのは緑色の髪、眼鏡、低身長、…ビックリするぐらいの巨乳…。そう!我らが山田副担任だ。自己紹介聞いたときマジでビックリしたよ。

 

「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね。」

 

「よろしくお願いしまーす。」

 

シーン…。

 

…いや反応してやれよ!なんでそんな《ポーズ!》したみたいになってんだよ!ほら見ろ先生涙目になってんだろ。

 

「あ、ありがとう宝生君。じゃ、じゃあ自己紹介をお願いしますら、えっと、出席番号順で。」

 

こうして自己紹介が始まったが、あんまり興味はない。どーせ皆織斑の方に夢中だろうしな。

 

「えーっと次は織斑くん。…織斑くん?織斑一夏くん!」

 

「は、はい!?」

 

「あっ、あの、お、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ゴメンね、ゴメンね!でもね、あのね、自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑くんなんだよね。だからね、ご、ゴメンね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」

 

原作でも思ったけどこの人大丈夫か?

 

「そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。自己紹介しますから。」

 

あれ?なんか原作と台詞が違う?まぁ俺がこの世界に介入したから少しは変化が起きてるんだろう。

 

「ほ、本当?本当ですか?本当ですね?や、約束ですよ。絶対ですよ!」

 

こらこら先生…。そんな風に織斑の手を握らないの。めっちゃ注目集めてるから。

 

「えーっと。織斑一夏です。」

 

うん知ってる。ほら他に何かないのか?

 

「以上です!」

 

ほらみろ。周りがズッコケたぞ。あ、誰か入ってきて織斑をひっぱたいた。

 

「げぇっ、関羽!?」

 

また叩かれた。

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者。」

 

「あ、織斑先生だ。もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押しつけてすまなかったな。」

 

「い、いえ。副担任ですから、これくらいはしないと…。」

 

へぇ。こいつが織斑千冬か。白騎士事件の白騎士本人だったな。

 

「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠15歳を16歳までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな。」

 

なんという暴君発言…。俺は逆らっても言うことは聞かないけどな。

 

「キャーーーーー!千冬様、本物の千冬様よ!」

 

「ずっとファンでした!」

 

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」

 

「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」

 

「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

なんかヤバイクラスだな。実際目にしてみると…。

 

「…毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集結させてるのか?」

 

「きゃあああああっ!お姉様!もっと叱って!罵って!」

 

「でも時には優しくして!」

 

「そしてつけあがらないように躾をして~!」

 

大丈夫か、このクラス…?

 

「で?挨拶も満足にできんのか、お前は?」

 

「いや、千冬姉、俺は…。」

 

3発めぇ。

 

「織斑先生と呼べ。」

 

「…はい、織斑先生。」

 

おーおー、周りが騒いでますなぁ。そりゃあ同じ名字+このやり取りでほぼ姉弟確定だもんな。おいこらそこ、俺はこいつらの関係全くないからな。つーか動かせないし。

 

「おい、宝生。お前も自己紹介をしろ。」

 

「…俺の名字は『お』じゃないんですけど?」

 

「時間が無い。せめてもう一人の男を紹介した方が良いだろ?」

 

「はぁ…。」

 

俺は渋々席を立ち周りを見渡すと期待の目や女尊男卑の屑どもの嫉妬などの眼差しがあった。ちょっと遊んでやるか。俺はニヤリと笑みを浮かべ爆弾発言を投下した。

 

「俺の名前は宝生パラド。ゲーマーなら知ってると思うけど、天才ゲーマーPは俺のことだ。あともう一人の天才ゲーマーMは俺の双子の兄だ。好きなことは心が踊ること。嫌いなことはしらけること。あ、あとISと女尊男卑の奴等だな。よろしく。」

 

案の定周りが凍りつきやがった。そりゃそうだ。IS学園に入学してるのにISが嫌いなんて、寿司屋に食いに行って「俺寿司嫌い」って言ってるようなもんだよ。

 

ビュッ!バシッ!

 

「なんの真似ですか?」

 

織斑千冬から出席簿で殴られ掛けたけどグラファイトとの稽古でこんなもの止めるなんて朝飯前だ。

 

「お前があまりにも間違った自己紹介をしたのが悪い。」

 

「そうか?こんな腐りきった世界を産み出したガラクタを好きになる男なんざいるのか?」

 

「…次はないぞ。」

 

あーウザかった。あ、そういえば途中で敬語使うの忘れてたけどまぁいいか。人目見てわかったけどあれは敬語を使うほど尊敬する大人ではない。ましてや白騎士事件の首謀者の一人ならもっとだ。え?グラファイト?あいつは敬語を使われたくないんだってさ。堅苦しいの嫌いだから。

てなわけで今は休み時間。

 

「はぁ~。」

 

「なんか大変そうだね。」

 

「あれ、明日那?なんでこんなところにいるんだ?」

 

「私もこの学園に入学したのよ。幻夢のテストパイロットとしてね。」

 

「へぇ~。」

 

まさか明日那も同じクラスだったとはな。これは心強いぜ。

 

「よっ!俺、織斑一夏!同じ男同士これからよろしくなパラド!」

 

原作主人公の登場か。それにしてもやっぱりイケメンだな。

 

「おう、よろしくな織斑。」

 

「そんな堅苦しいのやめようぜ。俺のことも一夏で良いしさ。せっかくの男なんだし仲良くやろうぜ。」

 

「それもそうだな。」

 

俺は織斑、いや、一夏と握手をしようとしたとき一瞬だけ何か変なビジョンが見え、思わず手を止めてしまった。

 

「どうした?」

 

「いや、なんでもない…。(今一瞬何か感じたが気のせいか?」

 

「少し良いか?」

 

「ん?もしかして箒か?」

 

こいつが篠ノ之箒(しののの ほうき)か。あの兎の妹だったな。すぐに手が出る所が無かったら美人なのに…。

 

「ああ、すまないが少し一夏を借りてもいいか?」

 

「どーぞお好きに。」

 

「いくぞ一夏。」

 

「ちょっ!ま、またあとでなパラド!」

 

「おーう。頑張れよー。」

 

さてと、ゲームゲームと。

 

「もしかしてパックン…?」

 

パックン?その独特すぎる呼び方は…!

 

「やっぱりお前か。久しぶりだな。本音。」

 

「うん…久しぶり。」

 

目の前にいたのほほーんとした少女は俺の小学校のときの友達、布仏 本音(のほとけ ほんね)だ。だがその顔には少し気まずいというか、申し訳ないような顔をしていた。

 

「ったく、そんな顔すんなよ。あの事件はお前たちが悪い訳じゃない。」

 

「でも…私たちの家のせいで…。」

 

「それ以上は言うな。それよりあいつはあれから元気にしてるか?」

 

「元気にはしてるよ。ただ…。」

 

「やっぱり、まだあの状態ってことか…。」

 

「うん…。」

 

「湿っぽい話はやめようぜ。せっかくまた会えたんだ。また皆でゲームしようぜ。」

 

「うん!」

 

「あ、紹介するよ。こいつは俺の幼馴染みの明日那だ。」

 

「壇 明日那です。よろしくね。」

 

「布仏 本音で~す!のほほんと呼んでくださ~い。」

 

「オッケー。じゃあお近づきの印にお菓子食べる?」

 

「食べるー!」

 

こうして俺は本音と懐かしい再会をして授業が始まるまで明日那を交えて色々と話をした。ちなみに一夏と篠ノ之は遅刻して出席簿で殴られたぞ。




ほんとうにすみませんでした!
今後こういうことは無いようにします!

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