今日紹介するウルトラマンは、慈愛の戦士『ウルトラマンコスモス』さんです!基本的には怪獣を殺さず、救済することを使命とするウルトラマン。テレビ本編での姿は、
月の光の様に優しい、慈しみの青い巨人、ルナモード
太陽の炎のごとき、戦いの赤き巨人、コロナモード
優しさと強さが1つになった神秘の巨人、エクリプス
他にも映画限定でいくつかの姿がありましたが、主にこの3つで戦いを制します。ただし、エクリプスはムサシと同化しているときのみに変身可能。彼の勇気がエクリプスの源なのかもしれません。
彼もサーガの登場以来、ダイナと一緒にその他のシリーズでも本人が出演する回数が多くなってきて、認知度も高くなってきています。
個人的な考えとして、最近コスモスが出てくるようになったのは、彼の様な優しさを忘れている人がいるからかもしれませんね。ダイナに関しても同様に、昔は居たであろう彼の様な性格の人が少なくなってきたからと考えています。
コスモスには単体では最強の姿、と言うものは確認されていませんが、スペック的にはVSジャスティスで出てきたフューチャーモード、能力的には最終回で出てきたミラクルナモードですかね。万能さと言う観点ではエクリプスですね。
そしてこれは私の思ったことなんですが、最終回でムサシと分離して、コロナモードでカオスヘッダーと戦っていたとき、「コスモス単体なら、戦闘能力そこらのウルトラマンより高いんじゃないか?」と。残り少ないエネルギーで、あそこまでカオスヘッダーを追い込む辺り、彼の強さには底知れぬ恐怖を感じますね。
主演映画は4本。客演は映画も含めると3本。かなり多いですね。個人的には最初の映画が好きですね。ムサシとコスモスの出会いを描いたストーリー。今でもコスモスの手に乗って空を飛ぶシーンには憧れます。
「これからSHRを始める。連絡のあるものは早く済ませろ……ハァ」
(見合いミスったな)
(また失敗したか……)
SHRのテンションから、一夏と箒はまた見合いに失敗したのだと察した。今月に入ってから既に4回失敗している。今までのも含めると、数えるのが鬱陶しくなってくる位の量だ。
「織斑先生。少しよろしいでしょうか?」
「……手短にな」
「はい」
千冬に許可を貰うと、席を立ち全員の前まで歩いていった。すると頭を深々と下げ、先日の非礼をわびた。
「先日の、皆様への数々の暴言と非礼をここでお詫び申し上げます!本当にすみませんでした!!」
シンプルではあるが、本気で謝罪しているのは伝わってくる。あの試合で目が少しは覚めたようだ。ついでに己の未熟さも痛感した事だろう。
「良いよ別に。嫌な気持ちになったのは確かだけど、謝ってくれたんだし。」
「そうだね」
とまぁ、少し軽いがクラスからの許しを得た。そしてそのタイミングで、千冬がクラス代表にオルコットが就任した事を伝えた。これによってテンションが下がる生徒が数名いた。優勝商品がもらえる可能性が減ったかららしい。
「ハァ、1時間目はISの操縦を行う。各自着替えてグラウンドに来るように……」
テンションが無いにも等しい感じの千冬に、真耶が声をかけながら教室から一緒に退出していった。慣れた手つきで、慰めるのは今回が初めてでは無いようだ。……一体何回目なのだろうか……。
「それでは、これより基本的なISの操縦訓練を行う。」
空は晴れ渡り、雲1つ無い青空。今の季節にしては少し暑いようにも感じる。今まではISの条約やメカニズム等、座学中心の授業だったが、今日からはISを使う本格的な物へと移行する。その為、少し浮かれている生徒も何名が見受けられるが、千冬の授業でそれをやれば確実に事故を起こすだろう。
「織斑、オルコット。試しにISを展開してみろ。」
「はい!」
流石は代表候補生。そう言わせるほどまでに、教科書通りの綺麗な展開だった。対する一夏はと言うと、
『仮面ライダークロニクル』
『バグルアップ』
『天を掴めライダー!刻めクロニクル!時は今こそ極まれり!!』
「まぁ、お前のは一定の動作があるから仕方ないな。次に飛行だ。オルコット、飛んでみろ」
一夏には飛行をするための術がない。ゲームのキャラとして考えられた設計のためか、それとも戦闘の能力を高めるためか。その判断は出来ないがどの道飛ぶことは不可能だ。なので見ているしか無い。
「まぁ、問題は無いな。オルコット、そこから急降下と急停止だ。目標は地上から10㎝だ。」
千冬の言葉通りに、急降下し地上から10㎝の場所で完全に停止した。
「ジャスト。流石は代表候補生だ。他の者も、ここまでやれとは言わんが、これを目指せ。次は武器の展開だ。」
そう言われると、一夏はバグバイザーⅡを手にはめ、斬撃と銃撃の2つを見せた。武器と言われてもクロノスにはこれしか付いていないがな。
「次、オルコット」
武器を展開するとき、自分が1番イメージしやすい体制で展開するが、オルコットの場合、利き腕を肩の高さまで上げてから展開する。目を向けるだけでセーフティの解除から弾の装填まで終わらせたが、これでは問題がある。
「そのライフルで誰を撃つつもりだ?今すぐに直せ。」
「で!ですが!これは私のイメージしやすい体制でして!」
「直せと言っている。良いな?」
「……はい」
言葉にいつも以上に威圧感があるように感じた。周りの生徒も、自分に言われている訳ではないのに身を震えさせていた。
「近接武器の展開もしてみろ」
「は、はい!」
先程のように、イメージを集中させ展開しようとするが、中々展開できないでいた。
(展開の体制が違うからか?それとも……)
「どうした?早くしろ」
「も、もう少しです!あぁ!もう!インターセプター!!」
なかば自棄糞になりながら、初心者のやる手順で武器を呼び出した。
「遅い。もっと早く出せるようになれ」
「実戦では間合いに詰められないので大丈夫ですわ!!」
「クロノスの能力を見極める事も出来ず、間合いに詰められ自分のライフルで頭を撃ち抜かれたのはどこの誰だ?」
この言葉にはぐうの音もでない。事実、あそこまで間抜けなやられ方をしたのは彼女が初めてだろう。因みに詳しく言わないのは千冬なりの優しさだ。
授業が終わった放課後、真耶と一夏、そして箒が千冬の部屋に集まって、見合いに失敗した千冬を慰めていた。
「そろそろ結婚しても可笑しくない歳なのに……」
「大丈夫ですよ。まだまだこれからじゃないですか!自信を持ってください!」
真耶が必死に声をかけるが、依然として千冬からネガティブオーラは消えない。とそこに、
「一夏?ここい……失礼する」
クロトが訪ねてきたが、面倒くさそうな空気を感じて逃げようとした。だが、この部屋に足を1歩踏み入れたその時から、逃げられないのは確定している。
「クロト。お前も知恵を貸せ。姉の結婚がかかってるんだ。」
「あぁ~。やっぱり見合いは無理だったか。まぁそりゃああんな見合いをすればな~」
「見てたのか?」
「たまたまだ」
クロトが言うには、相手の男性と2人きりになると、突然千冬が緊張し、動きが可笑しくなるのだ。何でも、手が湯飲みに触れただけで真っ二つになり、すぐに謝ろうとするも、緊張で体が動かず、全力で頭を下げてしまい、テーブルを砕いてしまう。
確かに、失敗して当たり前だ。
「ここまで来たら、男は諦めるしか無いね。」
「どういう事だ!お前は私に結婚を諦めろと言うのか!?」
「いやそうじゃなくて、男は諦めろって事。正直言って、千冬さんの事を詳しく知る男なんて片手の指があれば足りる。流石に男は無理だ。」
男はあきらめて女と一緒になったらどうだ?と言う事だった。どこのゲームの世界だ?
「それだとしたら、包容力があって、家事が出来て、姉さんの事を良く知ってる人になるな……」
「でもそんな人……あ。」
それで考えると、一夏と箒は誰かに気付き、その人に目を向けた。
「え?私?」
「「うん、」」
「えぇぇぇぇぇ!!!!」
まぁ、確かに言われてみれば、真耶なら申し分無い。千冬の事もよく知ってるし、包容力もあり家庭的。これ以上にない適役だ。
「それしかない!真耶!お前は良いか?正直言って私はお前が良い!!」
「きゅ!急にそんなこと言われても……。す、少し考えさせてください!」
顔を真っ赤にしながら部屋から出ていった。よほど恥ずかしかったのだろうか?
「よし。良い参考材料が目の前に出来た。」
メモ帳を片手に持ちながら、ゲームのラフ画やストーリーを書き始めた。新ジャンルの恋愛ゲームとして売り出すようだ。ある一定の層からは受けが良さそうだ。しかし、クロト自身が手掛けた作品なら、情報が少し出た瞬間に世界に広まっていく。恐らく売り上げはとんでもないことになるだろう。
と言うわけでこんな感じです。
次回もお楽しみに!感想、評価、活動報告もよろしくお願いします!!
真耶と千冬がどうなるかは、作者にも分かりません。
―See you Next game
次回のウルトラマンの紹介では挿絵を使うため少し遅れます。