紹介の前に昨日の説明に補足を。ウルトラマンネクサスの主人公は、昨日チラッと出てきた孤門一輝。ですが、最終回まではウルトラマンに変身することはなく、各デュナミストの最大の理解者として物語に参加します。
つまり、物語の主人公は孤門一輝。でも主役はデュナミスト。と言う感じです。このやり方もネクサスの特徴です。
今日紹介するのは、ザ・サード千樹憐とジュネッスブルーです。
「誰1人俺の事を知らない場所へ行ってしまえば、俺は自分の未来を忘れていられる。そう思って、俺はあの日、ダラスフォートワース空後発東京行きの飛行機に乗った。ここはとても居心地が良い。俺は会う人皆を好きになる。……それでも、俺は時々考える。俺の命は何処から来たんだろう。そして、俺の命は、何処へ行くんだろう。俺の命は、何処から来たんだろう。俺の命は、何処へ行くんだろう。」
千樹憐編開始のモノローグです。ウルトラの光を受け継いだ少年で、地球上では3番目のデュナミストです。放送当時は、彼が最年少のウルトラマンです。今ではギンガだけど。
アメリカのダラスから来日し、野宿しながら旅をしている所を、遊園地の職員に見付けられ、そのまま住み込みで働く少年です。因みに、この遊園地の職員の役者さんは、ウルトラマンジャックのスーツアクターさんです。
憐は毎日関わると人達の笑顔を生き甲斐に毎日を生きている、姫矢さんとは真逆の性格となっています。
「だとしたら、何でシリアスコースまっしぐらなモノローグ?」と思う方も居るかも知れませんが、彼の素性を知れば納得できますが、あくまでウルトラマンの紹介なので、それは後回しにしてジュネッスブルーの紹介を
ウルトラマンネクサス・ジュネッスブルー
【挿絵表示】
千樹憐がアンファンスから力を開放した戦闘モードの姿。名前の通り、全身が青の爽やかな見た目になっています。そのお陰で、エナジーコアやアームドネクサスの赤が浮き出て目立ちます。戦闘スタイルは憐の若さを体現した、前のめりな物になっています。平成ウルトラマンのティガやダイナと同じく、スピードと俊敏さが最大の売りです。姫矢さんが、どちらかと言えばパワーファイターとして扱われていた事への対比でもあります。
スタイルチェンジすると、右腕のアームドネクサスがアローアームドネクサスになるのも特徴の1つです。
そのアームドネクサスを使ったジュネッスブルーの象徴的技が、アローレイ・シュトローム。エナジーコアを象った光の弓を形成し、敵を狙い撃つ必殺技です。ビーストを切断、分解しますけど、殆どを爆破。技の効果は従来のウルトラマンに近い物になっています。
その他にも、オリジナル技以外にジュネッスの技が使えますが、劇中では1度も使っていません。作者は1回だけやったけど。
戦い方は従来のスピード重視のウルトラマンと違って、俊敏に敵を翻弄するのではなく、そのスピードで的に突撃する感じです。
同じくウルトラマンなのに全然動きが違う。これもネクサスの特徴ですね。分かり易い表現は……。見当たりませんね。
余談ですが、憐編に入ると番組のオープニングも変わります。重厚で力強い物から、軽快でアップテンポなメロディーに変わって、違う物語になるような印象も受けます。作者的には姫矢編のオープニングが好きですけど
ね。
何故憐は敵を翻弄せず、突撃するような戦い方をするのか。それは憐の命が残り僅かなのが理由です。
憐はかつて行われた「プロメテウスプロジェクト」と言う計画によって生み出された少年。かつて地球に飛来した来訪者の意思を感知できる超能力を持つ人間を人為的に作り出す計画です。この世界に出てくる防衛チーム。ナイトレーダーの作戦参謀、吉良沢と憐はこの計画で生み出された存在です。ですが憐は、寿命が長もちしない欠陥を持って生まれます。所謂失敗作として。
その研究所がアメリカのダラスにあり、自分の未来を忘れる為に日本へ来た。と言うことです。
しかし、悲しいけど日本に来たところで寿命が伸びる訳じゃない。だから憐は後先考えずに突っ込む戦いをします。「死んでも良い」と思っているから。「逃げ回ってる時間が惜しい」と言うようにも受け取れます。
日本には「ラファエル」と言う特効薬が開発されていますが、判明した段階では完成が先か、寿命が先かの瀬戸際でした。寿命を削るメタフィールドを展開して戦っている辺り、後者の可能性が高いです。
そして憐編に動きが出たのはダークメフィストツヴァイを退けてからです。退けた後に憐の生命力は急激に落ち始めます。姫矢さん同様に、ここに来て戦いの影響が出てきました。それに反比例するように、ビーストはより一層激しく動き、市街地にまで活動範囲を広げます。
後書きへ続く
「さっさと移動するぞ。」
「う、うん」
一夏に引っ張られて、空いている更衣室へと急いで向かっていった。この教室から今使おうとしている更衣室までは、どう急いでも5分はかかるし、それ以外の理由もあって着くまでに時間がかかる。
そしてもう1つの理由が、
「転校生発見!!」
「しかも織斑君も一緒!!」
女子達の情報は速い。他のクラスに転校生が、しかもそれが男子と来れば、情報は光の速さで学園中に知れ渡る。
「突っ切るぞ」
「えぇ!?」
女子達の大群の中を、デュノアを引っ張りながら強引に抜ける一夏。しかし、この状況に慣れないのが1人居るため、いつも以上に時間がかかってしまう。
「逃がすな!!」
「者ども!出合え!出会えい!!」
いつから武家屋敷になったんだ。と、心の中でツッコミを入れながら、どうにかして逃げている。
「な、何で皆追いかけてくるの!?」
「……ここには男子が2人しか居ないからだ。(本気で言ってるのか?)仕方無い。」
四方八方。全ての道を囲まれた一夏とデュノア。状況を完全に把握した一夏は、逃げるのを止めて突然止まった。
『仮面ライダークロニクル』
「変身」
『時は今こそ極まれり!!』
『ポーズ』
仮面ライダークロニクルのガシャットを起動させ、仮面ライダークロノスに変身すると、完了すると同時にポーズを発動した。これにより、一夏以外の全ての時間が止まった。
ISの無断使用は、条約と法律に違反するため、刑罰の対象となるが、一夏の使ってるクロノスは厳密に言うとISでは無く、幻夢コーポレーションの作ったISを超えるライダーシステムなので問題ない。
「全く、制服がシワになるから変身はしたくなかったのだが……仕方無いか」
止まった時間の中で呟くと、デュノアを肩に担ぎ更衣室まで運んだ。しかし、肩に担いだ時、あまりにも軽すぎる事と体が軟らかい事に、一夏の中にあるデュノアへの疑いが更に深くなった。
『リスタート』
「え?あれ?ここは何処?」
「更衣室だ」
更衣室までデュノアを運び、中へ入るとリスタートで時間の停止を解除した。当然、時間が止まってる間の事を知らないデュノアは、突然更衣室の中に居ることに戸惑う。
『ガシャット』
「早く着替えろ。先に行ってるぞ」
変身を解くと、急いでジャージに着替え更衣室から出ていこうとした。
「え?ISスーツは?」
「俺のは必要ないタイプだ。」
そう言って、デュノアを更衣室に残し、一夏はグラウンドに向かっていった。その2分後くらいにデュノアは現れたのだが、ISスーツを着た姿を見て、強行手段に出るべきかどうかを悩むようになった。しかし、強行手段に出たら、人として不味い。性別がどちらにしてもだ。
もし女だったらデュノアもただでは済まないが、一夏もただでは済まない。男だったら一夏は良い話のネタにされるだけだ。主にクロトの。それにそこからゲームを開発されよう物なら、一夏は社会的に終わる。今は確たる証拠と、クロトの報告を待つしかない。最悪の事態になれば現行犯で捕まえれば良いだけの話だ。幸い、エナジーアイテムは生身の人間にも使える。混乱のアイテムを使えばどうとでもなる。
(今度クロトに「自白」のエナジーアイテムでも作って貰うか……。疑わしいヤツ全員に使えば今後が楽になりそうだ)
その内、一夏のモットーが「疑わしきは罰する」に変わりそうだ。まぁこの学園ではそれぐらいが丁度良いのかも知れないが。
「これより、射撃及び格闘を含む実戦訓練に入る。」
「はい!」
この授業は1組と2組の合同。単純に考えて人数は2倍。出てくる返事には妙な気合いが入っているように思える。人数が増えた影響の錯覚かも知れないけどな。
「今日は戦闘の実演をしてもらう。あ~、オルコット、凰。お前達がやれ」
「よし!誰が相手でもクリアして見せるわ!」
「何故わたくしが……」
鈴はやる気満々でゲームを楽しむ時の癖でやってしまう動きをしているが(エグゼイドが良くやる動きだが、表現法が分からないw)、それとは対照的にオルコットは不満があるようだ。
「オルコットは少しやる気を出せ。……まぁ仕方無い。織斑、丁度良いエナジーアイテムをくれ。」
「……これなら丁度良いだろ。クロトの作った新作だ。」
メダルホルダーを開き、中からオレンジ色のテンション高めな人の描かれたメダルを渡した。
「よし」
『ハイテンション!』
オルコットにメダルを当てると、一夏が使った時と同様に大きくなり、取り込まれていった。
「!ここはイギリス代表候補生、セシリア・オルコットの出番ですわね!!」
(うわ~。流石にどうかと思うわよ……)
(今度からオルコットを実験に使うか)
鈴は少し引きぎみで、一夏は随分とブラックなことを考えていた。
「で?織斑先生。私は誰と戦うんですか?」
「なんならわたくしと鈴さんでも構いませんわよ!!」
「落ち着け。そろそろ来る」
キィィィィィィ!!!
そろそろ来る。と言う言葉の後に、空から空気を切り裂くような音が聞こえてきた。嫌な予感がしたので全員が上を見上げてみた。すると、
「ど、退いてくださーーーい!!!!」
ラファールをまとった真耶が降ってきた。
「マズイ」
このままじゃあ怪我人が出る。どうにかしようと、メダルホルダーから紫色の相手をペラペラにするアイテム「平面化」を使おうとしたのだが、それよりも早く、打鉄をまとった千冬が飛んで助けに向かった。
「大丈夫か?真耶」
「は、はい。ありがとうございます……」
心なしか真耶の顔が赤くなっているような気が……。
着地すると、真耶を降ろして2人の対戦相手は真耶だと言った。
前書きの続き。
銀色の巨人と異形の怪物、ナイトレーダーの存在がついに公然に知られる様になります。レーテで記憶の操作が行われましたけどね。数万人規模の。
大勢の人の為に、憐は一層体を張って戦うけど、満足にも立つことが出来なくなった彼は、TLTに捕らえられてしまいます。かつて姫矢さんが受けた人体実験を受けかけますが、孤門は和倉隊長を説得し、組織に反旗を翻して助けに向かいます。
「僕達は何かを守っていると信じて戦ってきた。憐もそうです。憐はずっと僕達と一緒に戦ってきたんです。例えTLTに反旗を翻す事になっても、今彼を見殺しにして、この先僕達は何を守れますか?何を救えますか!?」
この思いにナイトレーダー全員が賛同。ウルトラマンの力を兵器としてしか見ていないこと、5年前の新宿大災害の記憶を自分達も操作されていたことで、隊員達も上層部への不信感が高まりこうなりました。特に孤門はデュナミストと深く関わっていたので尚更。
その数時間後に、再び市街地でビーストが暴れていると聞いた憐は体をおして戦おうとしますが、凪副隊長に釘を刺されます。
「これまでの戦い方では勝てない。死ぬ気で戦うのと、死んでも良いと思って戦う事は違う。生きる為に戦いなさい。例え明日が無くても」
この言葉で、憐は初めて自分を守るためにサークルシールドを展開します。
その後に、メガフラシと再び現れたガルベロスを倒すも、それを吸収した存在、イズマエルが現れますが、最後の最後で出した最強奥義、オーバーアローレイ・シュトロームによって撃破。憐は完成した特効薬、ラファエルの待つ病院に担ぎ込まれます。
イズマエルを倒すと同時に、光は憐の元を離れ、4番目の継承者、凪に受け継がれます。
中途半端だけど今日はここまで。紹介が思った以上に伸びた……。これでも削ったのに……。5年前の新宿大災害はネクストのストーリーの事です。孤門がネクサスの事を「ウルトラマン」と答えたのは、5年前に消された筈の記憶が脳の片隅に残っており、無意識にウルトラマンと言ったのです。
次回もお楽しみに!感想、評価、活動報告もよろしくお願いします!!
―See you Next game
もう2度と絵は描かない。
最近、本文より前書きや後書きの方が多いような……。