今日紹介するウルトラマンは、M78星雲の天才化学者「ウルトラマンヒカリ」です!
元光の国、宇宙科学技術局の化学者で現在は宇宙警備隊に所属している文武両道の体現者です。化学者と聞けば、大体もやしっこのイメージがありますが、ヒカリは超獣ぶった斬る程に強いです。大体の光の国のオーバーテクノロジーと、訳の分からない異変はこの人のせい。
命の固形化に関する技術の成果により、ゾフィーと同じスターマーク(主に胸に付いてる丸いアレ)勲章を受賞。宇宙科学技術局の長官と言う重要な役職に就きます。命の固形化とは、ウルトラマンのβカプセルみたいな物です。と言うことは、今までM78星雲のウルトラマンが助かったり、地球で活動できてるのは彼のお陰と言う面が強いですね。
しかし、その研究のお陰でバット星人を始めとする、他の星から戦争を仕掛けられる様になり、責任を感じて長官を辞任。宇宙を放浪する旅に出ます。
その先で出会った命の惑星「アーブ」。その星の命と神秘とふれ合い、心の傷を治し立ち直った彼は、アーブの予言にあった星を滅ぼすもの「ボガール」から守るためにキングからナイトブレスを授かります。
しかし、ヒカリの健闘も虚しくアーブは滅ぼされてしまい、復讐心に駆られた彼は、怨念の入ったアーブギアをまとい「ハンターナイトツルギ」となります。
ボガールを追って訪れた地球では、ディノゾールとの戦いで命を落としたセリザワを発見し、活動をするために融合。
ボガールを倒すために周囲の犠牲を省みない戦いをし、メビウスやその仲間達と対立するのもしばしば。でも最終的にはメビウスと協力してボガールに立ち向かい、完全に殲滅することに成功します。
でも、元々戦士では無い彼は、激しい戦いの中で力を消耗しており、ボガール戦の後に力尽きてしまいます。融合しているセリザワと和解し、ウルトラの母の治療で何とか一命を取り止めました。それ以降、セリザワの部下だったリュウからヒカリと言う名を貰い、メビウスと背中を預けて戦うまでになりました。
しかし、戦士では無いのでまたしてもダメージが蓄積。ゾフィーから光の国への帰還を促されます。最初は躊躇していましたが、リュウ達の成長を認め、ナイトブレスをメビウスに託して一時的に帰還。その道中、地球方面に向かうベムスターと遭遇。正式な宇宙警備隊では無いが、ここで戦うことを決意。その時に共闘したゾフィーから直々に警備隊へとスカウトされ、正式に入隊します。
番組終盤にババルウ星人を追って再び地球へ飛来。エンペラ星人との戦いの後に、ゾフィー、メビウスと一緒に帰還します。
年齢的な話をすると、実は2万2000歳。初代よりも歳上で結構な年長者。そして、二次創作では弄りキャラに(ゾフィー限定で)大体の不可解な異変はこの人が原因。
ブルー族は頭脳職が向いていると言われていますが、ブルー族の中にも警備隊に入っている人は沢山居ます。ヒカリもその1人ですが、恐らく実力はトップクラスでしょう。
教師の人手不足から3日。ようやくデュノア社の1件が落ち着き、何とか日常が戻ってきたこの日。ハッキリと言って、たった3日で事態を落ち着かせた連中は、別の事にその力を使えと言いたくなってくる。デュノアのアレを未然に防ぐとか出来ただろ。しょっちゅう監査とかに入ってれば。
「暇で充実した日常が元のクソゲーな日常へと戻っていく……」
休みが開けた瞬間の鈴のテンションである。現実はクソゲーだと言うことに反論は無いが、お前は毎日充実してるだろ。それ以上の充実を求めようとするなよ。
「ただただ普通の生活に戻るだけだろ。と言うか、お前は休みも日常もやることは変わらないだろ。」
「そう言う3人は何してたのよ」
「屋上で久しぶりの暇を満喫していた」
「デュノア社の取り調べを1日受けた後は、幻夢コーポレーションで過ごしてたよ」
「軽い運動の後は、勉学に時間を使っていた」
一夏は暇を満喫、デュノアは微妙だがそこそこ休みを満喫していた様だ。だが、箒だけは違った。休みの間も真面目に過ごしていたのだ。
「あんた……何で勉強なんか……。あんなの人間のやることじゃないのに!!自分から進んで拷問を受けに行くとか、あんたドMか!?」
「将来はISではなく、別の事をやりたいからな。別にドMでは無いぞ。私はSだ」
名前的な意味か、性格的な意味かは定かではない。
「別の事?」
「あぁ。医療関係のことに。出来れば外科医になりたいと思っている。」
将来を見据えた上での過ごし方の様だ。しかし外科医とは……。大きな夢だな。しかし鈴。強く勉強を否定するなよ。最低でも後2年は付き合うんだから。
「医者か~。何でまた?」
「それは分からない。でも、なりたいと思ったら、後は突き進むだけだ。」
どっかのリーゼント青春バカの言いそうな言葉だ。明確な理由も分からないと言うのに突き進むとは……。珍しいタイプだな。
「将来か~。私もそろそろ考えないとな~。」
「簪と幻夢コーポレーションに就職じゃないのか?」
「それも面白そうだけどね。まぁ~のんびり考えるわ。シャルルは?」
「ボクもまだかな。でもそろそろ真面目に考えないとな~。」
高校の3年間はあっという間だ。のんびり考えよう物なら、卒業がすぐに目の前に来る。なので、真面目に考えないと痛い目を見る。(←作者の体験談。今絶賛苦しんでいます。)
(と言うか何でまだ男装してんだ?)
タイミング的に、言い出しづらいのは分かるが流石にどうかと思う。しかし、聞くほどの事でも無いので、ここは流しておく。
そんな自分達の進路に付いて話した後の放課後。アリーナの中には、鈴とオルコットが訓練の為に入っていた。
「あれ?今日は一夏の実験台にならないの?」
「何て物騒な事を言うんですか!?今日は大丈夫だと言われましたわ!」
態々聞いてからアリーナに来たようだ。最早自分から求めに行っている。末期だな。いろんな意味で。そんな感じで2人が話していたとき、突然ISから緊急回避の指示が出てきた。
「「ッ!?」」
「命中する直前に気付くとはな……」
「いきなり撃ってくるなんて、どう言うつもりですか!?」
「いきなり?ISと言う兵器をまとっていながらいきなりとは……。兵器を扱う上での意識が足りないのでは無いか?」
兵器を扱う上。現在ISは競技用の物として扱われることが多い。実際にその様に教育も受ける。その為、ISを兵器として認識している人は極1部の人間だけだ。それこそ、目の前にいるラウラの様な軍人や、千冬や箒、一夏の様に、力の使い方やISの危険性を完全に理解している人に限られる。
普段からスポーツ格闘技感覚で使っている者からしたら、ラウラの考え方を異常に思うかもしれんが、実際問題ISは兵器だ。どう取り繕おうとも、それは変わらない事実。
「だとしても、準備もしていない相手に攻撃を仕掛けるのはマナー違反でしょ。ゲームでもそうだけど、ドイツ人は好戦的なのが多いの?」
ドイツ人とオンラインでPVPをやったときの事を思い出したようだ。世界ランク待ちだといろんな国の人とやったことがあるようだ。その中で、ドイツ人は好戦的と言うのが感想だった。
「好戦的?フン。平和ボケし腑抜けた貴様らとは違うだけだ。ISを捨てたらどうだ?身の丈に合わない力は自分を滅ぼすぞ」
やけに挑発的な物言いだな。
「身の丈に合わないですって?」
「へぇ~。面白そうね。試してみようじゃない」
「さてと。アリーナにでも行くか」
「あ、ボクも行く!」
今日は特にやることがないので、今はデュノアと一緒にアリーナへと向かっている。やはりまだ男装していることが気になるが、聞かずに放置している。ここで聞くのは不味いからな。
アリーナへと向かう道中、何故かとんでもない人だかりが出来てた。近くに簪が居たので理由を聞いてみたら、ドイツの専用機持ちと鈴、オルコットが模擬戦をしているとの事だったが、この人だかりは異常だ。一夏はただ事では無いと思ったのか、無理矢理にではあるが状況が見える位置まで進んだ。すると、
「っ!?不味いな」
模擬戦と聞いていたが、見てみると全く違った。オルコットは既に機体状況が悪い。機体の間接部等がスパークしている。これ以上戦えばオルコット自身も危険だ。
鈴はダメージが大きいが、何とかまだ動いている。しかし、こちらも時間の問題だろう。いつ落とされるか分からない。
「イギリスの代表候補生は兎も角、お前は中々粘るな」
「これでも天才ゲーマーって言われてるのよ。簡単に負けるわけないでしょ……」
強がってはいるが、見ても分かる。既に体力も限界だ。長くは持たないだろう。
「そうか。だが、これで終わりだ。」
「ッ!?動かない……!」
リボルバーカノンを向けられたので、回避をしようとしたのだが、機体が動かなかった。何かに縛られたように。
「消え失せろ」
「クッ!?」
ISには絶対防御がある。長期メンテナンス覚悟で、攻撃を受ける様だ。しかし、いつまで経っても自分に攻撃が来なかった。
「……い、一夏?」
砲弾を一夏がキャッチしていた。
「これはどう言う事かな?ラウラ・ボーデヴィッヒ」
「ただの模擬戦だが?」
「そうか。」
『『回復!』』
メダルホルダーから、回復のメダルを2枚取り出し、鈴とオルコットの2人に使った。
「鈴、オルコットを保健室まで運んでくれ。ついでに治療も受けてこい。」
「……分かったわ」
鈴は一夏の言葉に大人しく従い、オルコットを連れてアリーナから出ていった。そして、デュノアと簪の手を借りながら保健室まで向かった。
「攻撃の体制を切らないと言うことは、私と戦うつもりかな?」
「そのつもりだ。あの2人を攻撃すれば出てくるかと思ったからな。少々遅かったが、まぁ良いだろう。」
「……今回に限り全力で相手をしてやる。死ぬ気でかかって来るんだな。」
一夏の言葉に反応し、フルスピードで突っ込んできた。相当頭に来たようだな。間合いに入ると、プラズマ手刀を叩き込んで来たが、当然受け止められる。
「ッ!?なら!」
接近では効果が無いと分かると、今度は距離を取ってリボルバーカノンを連射して攻撃をした。砲弾は目の前に迫ってくるが、一夏は微動だにしなかった。
「ふん。終わったな」
全弾当たり、並のISなら一溜りも無い攻撃。ラウラは自分の勝利を確信し、見ていた生徒達も一夏の負けを確信した。だが、
「埃を巻き上げただけか。」
「なに!?」
見ていた生徒達もラウラも驚いた。ダメージを受けて立っていることすら出来ない筈の攻撃を受けたにも関わらず、そこには一夏が立っていたのだ。
「攻撃と言うのは、こうするんだよ!」
結構な距離があったが、それを一気に詰めて殴り飛ばした。そして、地面に落ちる前に背中を蹴りあげ、さらに上へ。そして最後はISの胸部を殴り付け、地面に叩き落とした。
「グッ……!」
「まだシールドエネルギーが残っていたか……。だが、これで最後だ。」
最後の一撃を決めようと、歩いて近付いてくる一夏。それを見たラウラは、先程鈴を止めたのと同じ様に、一夏の動きも止めようとした。
「ん?成る程。これがAICか。」
「油断したな!織斑一夏!!」
動きを止めた一夏にリボルバーカノンで攻撃を入れようとしたが、次の一夏の行動を見て固まってしまった。
「確かに動きづらいが、全くと言う訳ではないな」
拘束を自力で解いて動いたのだ。
「な、何故……」
「この程度の拘束。私に取ってはか細い糸でしか無い。残念だったな」
『Critical Crusade』
「ハァ!」
ラウラに近付くと、躊躇なく攻撃を叩き込もうとした。
「そこまで!!」
突然アリーナに響いた声。一夏もラウラに当たる直前で動きを止めた。
「これ以上の戦闘は認めることが出来ない。よって、タッグトーナメントで決着をつける事とする!」
流石に危険と判断した様だ。確かに、あの攻撃が入っていればラウラは無事では済まなかっただろう。機体は確実にフルメンテ、ラウラ自身も病院送りだろう。
「教官がそう仰るのなら……」
「ならば、それまでの私闘の一切を禁止する。解散!」
次回より、タイトルを「神と時間の支配者」へと変更します。案をくれた皆さま、本当にありがとうございました。
次回もお楽しみに!感想、評価もよろしくお願いします!!
同時進行で書いている方もよろしくお願いします!