神と時間の支配者   作:憲彦

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こちらでは久しぶりですね。無気力な救世主の短編を出してたら疎かになってしまいました。

久しぶりの為、ウルトラマンの紹介はなし。

ですが、1つお伝えすることがあります。この作品は、前書き、本編、後書きの全てがメインの作品です。

ですので、前書きと後書きが多いと言われようが、このスタンスは変えないのでお忘れなく。メッセージでも評価でも前書きと後書きが長いや、減らしてくれと言う事を言われましたが、今後も、紹介するキャラが居なくならない限りこのコーナーは止めないので、止めろと言う方は諦めてください。

なので、イヤな方は飛ばしたりブラウザバックすることをお勧めします。


臨海学校には水着が必須

「……勝てなかった」

 

「ヤッパ箒でも勝てないか~」

 

鈴が簪と戦った後に箒も挑んだのだが、簪の戦闘センスは箒をも凌ぐ物だったのだ。流石に量産型の打鉄で勝つのは難しかった様だ。

 

「イヤ、でも危なかったよ……まさかミサイル全部斬られるなんて思ってなかったからね。ガシャコンマグナムの銃弾も殆ど弾かれたし……」

 

「だとしてもだ……やはり量産型では無理があるのか?」

 

「君は、専用機を望むのか?」

 

クロトに専用機を望むのかと言われ、箒は考えてみた。確かに専用機があれば自分の力を一気に上げることが出来る。しかし、箒は常々考えていたのだ。それで力を手に入れて良いのかと。そして彼女が辿り着いた答えが、

 

「イエ。私は専用機を使いません。専用機だろうと量産機だろうと、力の本質は同じ。私は、みんなとは別の形で強くなりたいと思っているので」

 

専用機を使わずに専用機持ちを越える。それが彼女の出した答えだ。その道は険しい物だが、箒ならやってしまいそうに思えてしまう。そんな力を持っている彼女が専用機で戦うところを見てみたい気もするがな。

 

「そうか……じゃ、私は帰るとするよ。必要なデータは取れたから」

 

「あぁ、分かった」

 

「マスターガシャットは臨海学校の時に届ける。既に私が行くことは報告してあるから、期待したまえ」

 

それを伝えると、クロトは帰っていき、一夏達は箒の個人的な訓練に付き合った。訓練を重ねるごとに挙動が鋭くなっているので、力はいずれ国家代表にも相当するものとなるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~1週間後~

 

昨日の訓練を終えてから1週間。この日、一夏を除く1年の女子達全員があることを思い出した。それは臨海学校と、それには必須の水着の事を。

 

「と言うわけで、水着どうする?」

 

「いや名人、水着なら学園から支給されたのがあるでしょ」

 

一夏を省いたいつものメンバー、箒、鈴、簪、ラウラ、デュノア、オルコットの6人が食堂で話していた臨海学校の水着に悩んでいるようだった。ラウラの言うように、確かに学園では指定の水着が用意されてはいるのだが……少々問題があるのだ。

 

「指定の水着、私はサイズが合わないのだが……」

 

「わたくしもですわ……」

 

「ボクも少しキツいかな~」

 

「私も最近合わなくなった……」

 

最近とは一体どこで使ったのだろうか?

 

「最近?水着を使う機会なんてあった?」

 

鈴も疑問に思ったのか、簪に尋ねてみた。

 

「学園に備え付けられてるプールで。ずっと整備室に籠って作業してたから、運動に」

 

IS学園には、室内と室外の両方にプールが備え付けられている。そこは、授業や部活以外にも使うことができて、暇なときは教員も生徒も運動のために使うことが多々ある。水泳は全身の筋肉を使い、運動不足を解消するには丁度良いからだ。(作者のさじ加減)

 

「チッ……まぁ、そう言う訳で、今日水着を買いに行きましょ。丁度休みだしね。もしくは……サイズが合わない原因を潰そう?」

 

小さな舌打ちの後に言ったことはまともだが、最後の1文に少し狂気を感じる。何故かその1文を言ったときに、鈴の周りの一瞬空気が冷たくなった気がした。

 

「そうだな。この際仕方ない。勿体無いが貯金を潰す事にするか……」

 

水着は以外と高い。あの布切れが何故あれほどまでに値段が高いのかは理解できないが、学生の財布では少し辛いのだ。暖まっていても、すぐに氷河期に突入してしまう。まぁ、この場にいる6人の内5人は、鈴ほど金遣いが荒くはない。財布が1発で氷河期に突入することは、まず無い。

 

そんなわけで、水着を買うためにデパートに来たのだが、ここで1つ問題が

 

「ん?箒と簪、どこに行くの?」

 

「水着を買いにだが?」

 

「イヤ、水着売場こっちだけど……」

 

「スポーツ店の方が良いものが入るよ?」

 

「……海で使うものだよ?」

 

確かに、スポーツ店で扱っている有名スポーツメーカーの作るものの方が質は良いかもしれない。だが、少しずれている。自分達は今、臨海学校の海で使う水着を買いに来ているのだ。スポーツ用品を買うのは間違っていると思うぞ。

 

「遊ぶ為の物だから、そっちで買う必要は無いと思うよ?」

 

デュノアの言うことも確かだと納得し、素直に水着売場に行くことにした。しかし、後で買いに来ようと言っている。運動でもするつもりなのだろうか?

 

水着売場はデパートの2階にあるので、途中ブラブラしながら歩いて行くことにした。デパートなのだから当たり前だが日用品以外にも充実していて、本来買うものを忘れてしまいそうだ。

 

「結構色々あるわね~あ!新作のゲーム。後で買おうかな?こっちには本体もあるわね」

 

「これだけ物が多いと目移りしてしまうな……」

 

「本当ね~。水着の後に何か買いましょ……簪、その袋なに?」

 

何か買いに行こうかと思い、鈴が全員を見たときに簪が手に持っていた袋が目に入った。なんかパンパンに詰まっている。

 

「さっき買ってきた。欲しかったプラモデルだったからつい」

 

目を離したのはほんの一瞬。その一瞬で袋をパンパンにするほどにプラモデルを買うとは……恐るべし。

 

「あ、欲しかったフィギュア。こっちも買っとこ。あれも買ってと……プラモデルも追加しよ」

 

とんでもない勢いで、簪の荷物が増えていく。家族と買い物帰りの主婦の様な感じだ。持っているものは全部趣味の道具だか。

 

「後にしなさい!行くわよ!」

 

「あぁ~後少し~!」

 

駄々をこねる簪を、鈴が引っ張って連れていった。親子みたいだな。それでも途中に何度か逃げようとしたので、そのたびに鈴が引っ張ってるので、着いたときにはゲッソリと疲れていた。

 

「なんか……疲れた」

 

無理もない。ずっと逃げようとする簪を掴んでいたら、それは疲れる。

 

「ほら、買いたいものがあるんでしょ。早く終わらせて買いに行くわよ」

 

お母さん(鈴)の言葉で、みんなに店に入って水着を買いに来た。簪はよっぽどさっきの場所で買い物がしたいのか、すぐに選んで会計に行こうとしている。オルコットとデュノアはあらかじめ買うものを決めていたのか、スムーズに作業をしている。そしてラウラは

 

「ラウラは水着買わないの?」

 

「欲しいゲームがあったからそっちにお金を使いたい。水着は支給されたのを使う」

 

「そ。まぁ、ゲームは買いすぎないように注意しなさいよ」

 

それから約20分後。箒以外が水着を買って戻ってきた。意外なことに1番時間がかかっていたのは箒だったのだ。一体何故?

 

「済まない。私のサイズに合う水着が中々見付からなくてな。遅くなった」

 

「チッ……まぁ良いわ。箒は色々と大きいもんね。仕方無いわ……さ!みんなの欲しいもの買いに行くわよ!最初は簪ね」

 

最初は簪の買い物から済ませるようだ。まぁ場所的に簪の買い物を済ませた方が早いからな。どうせプラモデルしか買わないのは目に見えている。

 

「バルバトスのクリアパーツ版と作業の多いヤツ欲しいわね……メガサイズは……あった。後はユニコーンのRG。あ!OO系のガンプラが入荷されてる!ラッキー」

 

こんな感じで買い物をしているため、簪が持ってきたバックはもう物が入らないくらいにパンパンになっている。一体何日で消費するつもりだよ……

 

「あ、インク買わないと。え~と……全色で良いや」

 

「簪、楽しんで組みなさいよ」

 

もう、鈴にはそれしかかける言葉が無い。目を輝かせて計画なしに買い物をしている簪には、それ以外の言葉が見付からないのだ。因みに、目の前の簪に影響されたのか、それぞれ1つずつガンプラを買った。道具は簪から借りるようだ。

 

「さてと、名人は何を買うんだ?」

 

「私?私は~ま、パッケージ見て面白そうだと思ったの買うわ。ラウラは?」

 

「ドラゴナイトハンターZを。最大4人で出来るみたいだから興味が出てね」

 

「面白そうね。帰ったらみんなでやりましょう!」

 

「うん!」

 

と言うことで、ゲーム機を持っていない3人は本体とドラゴナイトハンターZのゲームを購入した。

 

「シャルとセシリアは?」

 

「ボクはスポーツ用品だから、後で良いよ」

 

「わたくしもですわ」

 

「なら箒と一緒ね。スポーツ店行きましょう」

 

スポーツ店では、箒と簪が欲しがっていた水着を購入後、オルコットはランニングシューズを。デュノアはテーピングとゴールドスプレー、運動用のジャージを買った。

 

帰りは、電車を使って帰った。簪は重たいものを持っていたので苦しそうだったが。

 

「そう言えば、鈴は何を買ったのだ?」

 

「これ。エクストルーパーズって言うゲーム。昔体験版やったんだけど、中々面白くて。買う機会が無かったから製品版はやってないけど、さっき見付けてね。久々にやりたくなったの。クソゲー呼ばわりされることもあったけど、十分神ゲーの部類だったし」

 

因みにこのゲーム、作者も体験版をプレイしたが、かなり面白かった。ゲーム内の曲や、キャラクターの声優がスゴかったのが印象に残っている。ゲーム内の映像では、マンガなどで使われる文字で音を現す表現法方が使われており、しかもその時の絵と合っている。マンガをそのまま動かしている様だ。

 

学園に付くと、6人はそれぞれの部屋へと向かっていった。簪はさっそくプラモデルを組み立てるようだ。ラウラも部屋に戻ってさっそく買ってきたゲームをプレイしている。そして鈴は、一夏の部屋へと向かった。カップ麺貰いに来たようだ。ついでにそのまま一夏の部屋で食べている。

 

「ねぇ一夏。アンタは水着買わないの?」

 

「この前ネットで買った。そして今日届いた。お前らはどうだったんだ?」

 

「ん~……まぁ、充実してたわ!1人で居るのとは大違いね!」

 

「そうか。これを機に、お前も引き籠もりゲーマーを卒業するんだな」

 

「……考えておくわ。簪やラウラみたいなライバルも出来たし」

 

ゲームでも現実でも、強すぎると言うのは退屈なものだ。最強を目指し頑張って、その地位についてしばらくすると挑戦者は居なくなってくる。鈴もそうだった。

 

様々なジャンルのゲームで、史上最強のスコアを叩き出して1位をもぎ取っていた。最初こそは沢山挑戦者がいたが、いずれそれも消えてきた。オンラインマルチプレイのゲームでは、操作キャラの正体が天才ゲーマー鈴だと気付くと、全てを丸投げにするものも居る。今まで孤独だったのだ。

 

しかし、今は簪と言う天才ゲームプレイヤーがいる。ラウラと言う新しい挑戦者がいる。鈴の心は踊っているのだ。

 

「たまにはアンタも相手しなさいよ」

 

「また今度な。今はみんなと楽しんでろ。それが1番だ」

 

少し話をすると、鈴も自分の部屋へと帰っていった。そして、ゲームを開いてラウラとバイクゲームで勝負した。やはりこっちの方が楽しい様だ。




さーてと。今日はここまで!

次回もお楽しみに!感想、評価、そして無気力な救世主の活動報告と質問もよろしくお願いします!!
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