今日紹介するウルトラマンは、宇宙正義の使者「ウルトラマンジャスティス」です!
ウルトラマンコスモスの映画に出演したウルトラマンで、宇宙正義の使者として活動しているウルトラマンです。
初登場時は、コスモスが苦戦していた相手のサンドロスにコスモスと共に戦い勝利しました。しかし、その後の映画ではまさかの敵役として登場。ムサシと融合したコスモスを圧倒し、撃破。戦闘力がとても高い事が伺えます。コスモスがムサシと融合せずに本気で戦った場合はどうなるかはわかりませんけどね。
宇宙正義の判断の下、地球上全ての生命を抹殺する為に動いていましたが、あることを切っ掛けに命の可能性を知ることになり、コスモスと共に生命の抹殺を食い止めるために戦います。この時に、コスモスと合体して初の合体系チートラのレジェンドとなり、地球の生命を救いました。その後の事は分かっていません。
二次創作では、コスモスの保護者ポジションで扱われますね。レジェンドは1回俺も使ったな~。キャラが崩壊したけど……
臨海学校2日目。この日は広大なこの場所を使ってのIS操縦を行う。操縦だけではなく、起動に必要な準備などを行うところから始めるのだ。この活動は専用機持ちと一般の生徒は別々で行うことになっている。
しかし、専用機を持っていない筈の箒が、何故か一夏達と同じ専用機持ちの側に居るのだ。
「あの織斑先生。私は専用機持ちでは無いのですが」
「その事だが、昨日の夜中にあのバカから連絡が来てな。今日お前用の専用機を持ってくるそうだ」
「……いらないんですけど」
「お前がその場に居ないと、アイツが何をするか分からない……」
千冬としては自分の生徒である箒の意見を尊重したいが、あの女がどう言った人間なのかは千冬がよく知っている。天災に対するストレスで胃を痛めながら、箒にその場に居るように頼んでいる。
「分かりました。ですが、私は受け取る気はありませんよ」
「分かっている。お前は代表候補でも企業代表でもない。受け取る義務も使う義務もない。受け取るか否かはお前がその場で決めろ」
そんな感じで、箒を専用機持ちの集まっている場所まで案内した。そこには既に全員が集まっており、それぞれ作業を始めている。因みに一夏はエナジーアイテムの整理をしている。恐らくクロトが持ってきたのだろう。絶賛整理中だ。
箒はやることが無いので、取り敢えず近くの座れそうな場所に座っている。その時だ。
「ちーちゃ~ん!!!」
1度聞いたら頭から離れないような声が鳴り響いた。諸悪の根源が現れたようだ。
「久しぶり~ベブッ!?」
「あぁ。久しぶりだな。束……」
「ど、どうしたの?そんなに良い笑顔で拳なんか構えて……」
「昨日の夜中にあんなタイミングでメールを送ってきたからな。一撃デカイの叩き込まないと私の気が済まなくてな……」
千冬に抱き着こうとした天災の顔面に、面白いように拳がめり込んだ。ちょうどスライムの塊に拳を入れたときのような感じにだ。
「死にたくなかったらさっさと用件を済ませろ」
「わ、分かってるよ!今日は私の可愛い妹の為に専用機を持ってきたんだよ!さぁ箒ちゃん!受け取って!」
「お断りします」
即答した
「何で!?ちゃんと今の箒ちゃんに合わせて作ってきたんだ―」
「第4世代型のISだろ。篠ノ之束」
「く、クロくん……」
「どうせ妹の為に、現存するISよりも全ての性能が高い機体を作ってきたんだろ?装備は恐らく射撃性接近ブレードが2本。装甲は流動量子組成装甲。仕様はアクティブ・エネルギー・ブラスターの展開装甲って所だろう。カラーリングは赤もしくは朱漆の様な深い紅。そして今上空のコンテナに待機させてる。間違ってるか?」
「いえ……あってます……」
「束……私との約束を忘れたとは言わせんぞ?」
「……に、逃げるんだよォォォォ!!!!」
「逃がすか!!」
クロトと束の地獄の鬼ごっこが始まった。この一瞬の出来事に、その場で作業していた一同は唖然とするしかなかった。普段は冷静な千冬も、束のあんな姿に驚いている。普段の彼女ならそんなのどこ吹く風。右耳に入れて左耳に流すだろう。しかし、完全に彼女の目は恐怖していた。
そして、クロトと束がデスレースを始めた頃に、真耶が端末を持って一夏達のいる場所に走ってきた。普段から慌ててるような人だが、今回の慌てようは今までと全く違う。千冬もそこから察したのだろう。緊急事態が起こったと。
「……教師全員に連絡は済んだか?」
「連絡が来たと同時にしました。生徒達も部屋に戻って待機させるように伝えました」
「しかしこの指令は何だ?」
「分かりません。しかし早急に対応しないと」
「仕方無い……専用機持ちに告ぐ!緊急事態が発生した為、これより特殊任務行動をとる!専用機持ちは集合しろ!篠ノ之、アイツの持ってきたISを待機状態にしてお前もこい!」
「はい!」
簪と真耶の手を借りて、束の持ってきたISを待機状態にすると、急いで千冬達の待つ場所へと向かっていった。
「現状の報告を始める。2時間前、ハワイ沖で稼働実験を行っていたアメリカとイスラエル共同開発の第3世代型軍事用IS「銀の福音」が暴走。監視空域より離脱した」
かなりの緊急事態だった。ISの暴走だけでも厄介だと言うのに、しかも相手が軍事用のISだ。この場にいる専用機持ち達は、何故自分がここに呼ばれたのかを理解した。しかし、
「織斑先生。私は専用機持ちでは無い筈ですが……」
「あのバカが放置したお陰で、お前が暫定所有者となっている……」
「そう言う事ですか……」
箒も千冬も、次あのウサギに会ったらウサギ鍋にしよう。的な顔をしている。食べるかどうかは別だがな。
「学園上層部は、近くにいる私達に事態の対処をするように命じた。しかし、これに強制力はない。参加するもしないも、君達の意思だ」
そうは言ったが、この場にいる者は誰も動こうとはしなかった。どうやら本気で対処しようと思っているようだ。
「はぁ、ラウラ。お前は大丈夫なのか?」
「どう言う事だ?一夏」
「お前はドイツ軍だ。アメリカとイスラエルの軍関係の事件に、ドイツ軍のお前が関わっても大丈夫なのか?」
「そ、それは……」
素直に大丈夫とは言えない。他もそうだ。軍に直接関わっていないとは言え、今後間接的にでも軍とは関係を持つことになる。日本以外の代表候補ならなおさらだ。一夏の言葉に全員気付いたのか、何も言えなくなった。
「俺が対処するしか無さそうだな……」
「確かに……無駄に外交関係を悪化させたくは無いからな……」
千冬の考えも一夏と同じ様だ。この時点で、他の専用機持ちがこの件にこれ以上深入り出来ないことが確定した。千冬は一夏にだけ福音の詳細なデータを見せて、対処を開始させようとした。だが、そのタイミングで天井から束が現れた。
「ちょっと待ってちーちゃん!ここは紅椿の出番だよ!どの国にも所属していないなら、箒ちゃんも同じ条件だよ!」
「姉さん。また貴女は……」
「箒ちゃんも良いの?いっくんを1人で戦わせて!」
「そ、それは……」
「今回の相手は強いよ~。流石のいっくんでも、1人じゃあ無理だよ。もしかしたらいっくん死んじゃうかもよ?それでも良いの?」
「ッ!?」
「嫌だよね?なら早く紅椿の準備を―」
『超重力!』
「ギャア!?お、重い!!」
「ようやく見付けたぞ。篠ノ之束!」
「ゲェ!?クロくん!!まいたはずなのに!!ぎゃあ!」
超重力で四つん這いの状態の束に、クロトが腰かけた。そうとう探し回っていた様だが、息は上がっていない。
「さ~て束。全部吐いて貰おうか?」
「な、何の事かな?」
「とぼけるんだ~。じゃあ質問を変えよう。福音の暴走は私達が鬼ごっこをしている間に話されたことだ。それを何故君が知っている?」
「そ、それはクロくんにも言えるでしょ……!私に質問してるんだから!」
「君が今日来ることは予想していた。この日にどの国がこの近くでISの実験をしているのかを予め調べてたんだよ。何かあったら私に連絡するように言ってある。これが私の答えだ。次は君の番だぞ?」
「ンギギギ!!」
ここまで言われれば、普通は吐いてしまう。しかし束は口を開けようとしなかった。仕方無いと思い、一夏はメダルホルダーから自白のエナジーアイテムをクロトに渡し、無効化のメダルで超重力を解除した。
『自白!』
「束。次は無いぞ。嘘を言おう物なら、データに変えてバグヴァイザーに閉じ込めるぞ」
「い、言います!箒ちゃんに華々しいデビュー戦を用意するために私が暴走させました!!」
ついに白状した。
「他には?」
「こ、この前、新しいコアを使ったら偶然ポーズを突破出来たから、そのデータを使ってポーズを無効化出来るようにしました……」
「他は?」
「1度負けたら、第2形態移行するように設定しました……。クロノスでも勝てないように……」
「そうかそうか。よ~く分かった。データになって頭冷やしてろ」
有無を言わさずバグヴァイザーの中にデータとして閉じ込めた。
「諸君。聞いての通りだ。もう君達では対処は不可能だ。大人しく部屋で待っているんだな」
ゲーマドライバーとガシャットを取り出し、一夏と共に福音を止めに行こうとしたとき、オルコットに呼び止められた。
「お待ちください!そのベルトがあれば、福音に対抗することは出来るんですよね!」
「だったらどうした?」
「わたくし達に、ベルトを貸してください!戦うために!」
「……はぁ、悪いけどそれは出来ない。確かに予備のベルトとガシャットはここにある。しかし、それを使うのは無理だ」
「何故ですか!?」
「これは来年稼働予定の仮面ライダークロニクルで使うアイテムだ。現実世界での使用は可能だが、ゲームエリア外だと身体にかかる負担が大きい。君達では耐えることも出来ないだろう。それに、ここにあるのは全てプロトガシャット。身体にかかる負担は更に大きいものとなる。君達には変身は無理だ」
「やってみなくては分かりませんは!所詮はゲームのアイテム!使いこなすぐらい簡単に!!」
「なら試してみると良い」
そう言うと、ケースから1つのガシャットを取り出してオルコットに投げ渡した。バンバンシューティングと書かれているガシャットだ。
「これくらい簡単に……」
『バンバンシューティ……』
途中まで起動音がしたが、その後鳴らなくなった。
「な、何で!?」
慌てて何度もボタンを押すと、ガシャットがスパークしてオルコットを吹っ飛ばした。ゲームエリア外だと変身できない人間はこうなる様だ。
「分かったか。大人しく待ってるんだな」
そう言うと、クロトと一夏は旅館から出ていった。
束の口調を打ってるとイライラしてくる……
次回もお楽しみに!感想、評価、活動報告もよろしくお願いします!!