神と時間の支配者   作:憲彦

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コラボはまだやりません。そして考えた結果、コラボ者以外のライダーも登場してもらう事にしました。平成ライダー全員とは言いませんけど、数名には出てもらおうかなと思います。その場合は本編通りのキャラとなります。

あとウォズは黒です。


ゲームスタート

「ウッワァ……何これ気持ち悪」

 

「ゾンビイベント以上だな……」

 

「名人。見たことないのも混じってるぞ」

 

ゲームエリア入り口に到着した鈴達6人。しかし余りにも多くの敵が犇めき合っており、ゾンビイベントの光景が思い出されるほどだった。状況はそれよりも最悪ではあるが。

 

「見たこと無くたってやるしかないわ!ハイパー大変身!」

 

「は止めときたまえエグゼイド」

 

「なんでよ?!この状況よ!一気に片付けるしかないでしょ!」

 

ムテキになって一気に片付けようとする鈴だったが、ベルトにガシャットを差し込む直前でウォズに変身を止められた。

 

「このゲームエリアは本来の正規なルートで形成された物ではない。故に、高レベルなガシャットでの変身は体に大きな負担をかけてしまう。今の君達では早々に体力を失ってゲームオーバーだ」

 

持っている分厚い本を広げながら、今の状況を詳しく鈴達に説明。最初から全力で飛ばそうとする者数名にブレーキをかける。

 

「地道に低レベルから慣らしていけって事ね」

 

「そう言うことだ。まぁこの数が相手だ。エグゼイドやレーザー、パラドクスでは相性が悪い。広範囲攻撃のできるスナイプかブレイブが戦うことをお勧めするよ」

 

「なら私が残る。みんなは先に行ってて」

 

簪が名乗りをあげてくれた。そして他は先に行くようにと促している。

 

「レベル50には変身できないぞ?」

 

「分かってる。でもこの数は私向け」

 

ウォズがレベル50に変身できないことに釘を刺すと、他のメンバーを引き連れて先へと向かっていく。目の前には引くレベルの量の敵がいるが、簪は一切動じずに冷静に頭の中で戦略を張り巡らせていた。

 

「よし。第参戦術」

 

『バンバンシューティング!』

 

『ジェットコンバット!』

 

『ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?アイム ア カメンライダー!レベルアップ!ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!アガッチャ!ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェット!ジェットコンバット!』

 

「ミッション開始!」

 

一気にレベル3まで変身し、ジェットコンバットの力で空中へと飛んでいった。勿論敵の中には空を飛ぶものがいたが、ジェットコンバットの力を使いこなしている故に全く問題なく避けることができた。

 

「ハァ!」

 

ガトリングやミサイルを使って敵を一気に蹴散らしていく。しかしレベルは3だ。レベル50のシミュレーションゲーマーと比べれば火力は随分落ちている。自分のゲームエリアであるならば、態々このレベルの低い姿で戦う必要は無いのだが、ウォズの言う通りならシミュレーションゲーマーはリスクでしかない。故に頭の中で戦略を張り巡らせながら戦っているのだが、当然そんなことが長く続くわけもなかった。

 

「ウッ!?ヤバい!ウワァア!!」

 

敵の1体が脚にしがみつき、飛んでいた簪はバランスを保つことができず墜落していった。地面に叩き付けられるもすぐに起き上がり、ガトリングで爆散させていく。しかし、突然体に異変が起こった。

 

「ぐっ!ガアッ!?…ハァ……」

 

体に妙な痛みと電流が流れたかと思うと、胸に表示されているライフゲージが4本程減少した。落下ダメージかと思ったが、時間差で来たため違うと判断。となると残る可能性は1つしかない。

 

「ウォズの言ってた負担って、これのこと?」

 

急いでその場から離れて攻撃を再開するも、これは非常に不味い状況だ。時間が経つごとにライフゲージを削られるのだとしたら、長期戦になりそうな戦いかたは厳禁。ならば一掃するだけなのだが、流石に目の前の敵の数相手にレベル3程度ではどう考えても不可能。

 

「仕方無い!」

 

『ドラゴナイトハンターZ!』

 

「ぐっ!うぁ…負けるかぁぁ!!第伍戦術!変身!!」

 

『ガッシュート。ガッチャン!アガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナーイト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!ゼット!』

 

レベル5。2つ上がっただけだが、それでも負担は相当な物だった。ガシャットのボタンを押して起動しただけにも関わらず、体に激痛が走り身体中に電撃が流れたのだ。だが、簪はこのゲームを愛する人間の1人。そしてゲームクリアに貢献したプレイヤー。意地でガシャットをベルトに差し込んでレベル5のハンターゲーマーフルドラゴンに変身した。

 

「グゥオオオオオオオ!!!!」

 

変身完了と同時にライフが半分以上持っていかれたが、それと同時に敵の大多数を消滅。通常のゲームで遊んでいるとき以上の力がガシャットから出ていることが伺える。

 

「オラァァァァア!!!」

 

右腕のブレードを使い大振りの攻撃で複数の敵を一気に切り裂き、離れた位置の敵には左腕のガンを使って撃ち抜く。隙の多い戦いかたのため当然敵にしがみつかれて押し潰されそうになるが、ファングとクローを使って力任せに吹っ飛ばしていく。

 

『キメワザ!DRAGOKNIGHT CRITICAL STRIKE』

 

「ハァア!」

 

両腕の武装からエネルギー刃を飛ばし、更に追い討ちをかけるようにドラゴファングからの火炎放射で敵を焼き尽くした。

 

「はぁ、はぁ、これで片付いた……」

 

眼前の敵は全て消え去り、ようやくステージクリアかと思った。しかし、突然大量の敵が何もないところから急に現れた。その数は簪が先程倒した数よりも圧倒的に多い。

 

「ッ!?不味い……!体力が」

 

レベル5の負担で、既にライフゲージはレッドゾーンに突入している。さらに体力もほとんど残っていない。だが敵にはそんなこと関係ない。簪をゲームオーバーにするためにゾロゾロと迫ってくる。

 

「ここまで……か」

 

時間を稼げただけでもよし。と言う思いがあり、尚且つどう足掻いてもここからの逆転勝利なんて奇跡でも起きない限りはあり得ない。レベル2に戻って諦めて目を閉じ、素直に敵に残りのHPをくれてやろうと思った。だが

 

『オレンジアームズ!花道!オンステージ!』

 

「セイハァァア!!」

 

「んあ?」

 

聞き慣れない謎の音声。そして見慣れない紺色でオレンジ色の鎧を着た存在。情報量が少ない上に理解できない状況に、簪は珍しく間抜けな声を上げてしまった。

 

「ォラァ!ハァ!」

 

動きそのものは荒々しい。大振りで力任せに相手を斬っていくスタイルだ。長期戦で大人数相手には向きそうもない。にも関わらず、敵が物凄いスピードで片付いていっている。

 

『レモンエナジー!ミックス!オレンジアームズ!花道オンステージ!!ジンバーレモン!ハハーッ!!』

 

「チョッ!?レベルアップは不味いって!」

 

ここでのレベルアップは自分に負担を与えるだけ。大きいレベルアップであればなおのこと。だが目の前のライダーは全く負担がかかっている様には見えなかった。パワーが底上げされて、敵を倒していっている。

 

『カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!!』

 

「またレベルアップ……」

 

「オラァァァァア!!!」

 

背中に着いた旗で敵を薙ぎ倒すと、取り出した巨大な銃の砲身に付いているディスク型のプレートを回す。すると吹螺を吹いたときの様な音がリズムを刻んで響き渡った。そしてダイヤルを回し、音のリズムを遅くする。

 

「ハァッ!」

 

引き金を引くと、弾速は低いが巨大な火の玉が飛んでいき、敵に着弾すると同時に弾けて複数の敵を同時に蒸発させる。

 

「ッ!?後ろ!」

 

「ッ!」

 

簪が後ろと叫ぶと、ディスクを回しダイヤルを反対の方向に回す。すると今度は吹螺のリズムが速くなり、振り向くと同時に大量の銃弾が放出され敵を蜂の巣にした。

 

「スゴい……私も行かなきゃ!」

 

膝を着いて戦いを見ていただけの簪だが、突然現れたライダーの戦いに感化させられ立ち上がりガシャコンマグナムを構えて戦いに参加した。

 

「休憩はもう良いのか?」

 

「十分です。助かりました。私も戦います!」

 

「よし!じゃあ一緒に行こうぜ!」

 

「はい!」

 

簪は距離を取って敵を的確に撃ち抜き、謎のライダーはマシンガンの様に弾を連射し蹴散らしていった。

 

『極!フルーツバスケット!ロックオープン!!極アームズ!!大・大・大・大・大将軍!!』

 

『無双セイバー!火縄大橙DJ銃!』

 

ベルトに差し込んだ鍵の様なアイテム。それを使い新な姿になると、鍵を2回ひねり武器を2つ呼び出す。そして2つを合わせて大剣へと変化させた。

 

「オリャアアア!!!」

 

武器の重さを利用し、キツい一撃を敵に浴びせていく。

 

『キメワザ!BANG BANG CRITICAL FINISH!』

 

ガシャコンマグナムにガシャットを差し込みチャージショットで一気に撃破した。

 

『極スカッシュ!』

 

「ハァァァァ……セイハァァア!」

 

ベルトに付いているブレードを一度稼働させ、脚部にエネルギーを溜め込み、敵に叩き込んだ。かなり強力な爆発が巻き起こり、残りの敵全てを爆散させた。

 

『STAGE CLEAR』

 

「ありがとうございます。助かりました」

 

「気にするな。この先も頑張れよ」

 

「はい!あれ?あの人は……?」

 

激励されこの先も頑張る決意を固めたが、改めて相手を見ると謎のライダーは煙の様に消えていた。が、代わりにライダーの立っていた場所には先程のライダーのシルエットが描かれた紺色のエナジーアイテムが置かれていた。




相変わらず変身音とかが長いんだよな~。ケームだから仕方無いんだけど。

何故コラボ者のライダーではなく鎧武かって?無双乱舞と言ったら、ねぇ。
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