今日紹介するウルトラマンは、伝説の英雄「ウルトラマンダイナ」さんです!前作、ウルトラマンティガから7年後の世界が舞台となっており、人々が宇宙開発に希望を持ち、ネオフロンティアと呼ばれる大航海時代、人類の宇宙進出を阻むスフィアと呼ばれる生命体と戦った戦士です。ティガさんと同じ様に、
赤と青のバランス型の基本形対、フラッシュタイプ
青い超能力とスピードに特化した、ミラクルタイプ
強靭な肉体とパワーを持つ赤の姿、ストロングタイプ
この3つを駆使して戦います。実際1番多いのはフラッシュタイプですけどね。
ウルトラマンティガの様なSF要素の強いシリアスなドラマ作りに変わって、ウルトラマンダイナでは明るく楽しい娯楽性を徹底、怪獣の魅力とパワフルさ、防衛チーム隊員同士の衝突と友情の人間ドラマを強調しています。
スタッフ内では、初代ウルトラマンの様な作風を目指したとも言われています。確かに、ソルジェット光線を撃つときにはティガさんの様な動作は入っていませんでしたね。
最終回ではワームホールに飲み込まれて光の中へと消えていきましたが、ウルトラ銀河伝説で再登場し、その後のウルトラマンサーガや、最近ではオーブ・オリジン・ザ・ファーストで本人が出演するなど、最近のウルトラマン並みに知名度が上がってきていますね。サーガではフラッシュタイプでハイパーゼットンを抑え込むと言う荒業も披露してましたね。
因みにウルトラマンダイナと正式に名付けられたのが第2話。候補に「ウルトラマンジャイアン」や「ウルトラマンスーパーデラックス」等がありましたが、マイから「ダサい」と一蹴りされました。それ以前は「光の巨人」としか呼ばれていないのも有名な話です。
そして今年で20年目の作品でもあります。
もう1つ有名な話は、唯一の公式バカです。はい。
「織斑、今回の試合はやり過ぎだぞ」
「戦いにやり過ぎは無いだろ。相手が弱いからやり過ぎに見える。ただそれだけの事だ。」
至極当然の事だ。戦闘経験者でも、主に行っていたのは命の取り合いのないルールの決められた試合。今回の試合は色々と言いたいことがあるようだ。もう少し話が続くかと思ったが、その時に
『あ、あ~。聞こえるかね?IS学園の生徒諸君。私は幻夢コーポレーション社長のクロトだ。どうだったかね?我が社の新商品の感想は。彼は現在開発中のゲーム『仮面ライダークロニクル』のラスボス、『仮面ライダークロノス』だ。』
突然、クロトが仮面ライダークロニクルの宣伝を始めた。本人自身悩んでいたが、商品化に踏み切った様だ。生徒達は、と言うか教師達も突然の宣伝と、先程の一夏の姿がゲームのラスボスと言うことに驚いていた。
『今回のゲームは全プレイヤー参加型の新感覚格闘ゲーム。正式な稼働は来年からだ。他の情報は我が社の公式ホームページに随時更新している。稼働を楽しみに待っていてくれたまえ。』
新感覚の格闘ゲーム。幻夢コーポレーションの作るゲームは外れが無いことで有名だ。どのゲームも最後まで、何度でも楽しむことが出来る。そして今回は新ジャンルの格闘ゲームときた。世界に名を馳せる会社のゲームだ。ファンの者は盛り上がり、そうでない者も新感覚の参加型ゲームと言うことで期待している。
「まさかここで稼働宣言するとは……」
「知らなかったのか?」
「アイツの考えは俺には読めん。」
前世も含めるとかなり長い時間関わりを持っているが、いつになっても考えを読むことは出来ない。だが、今回の様な突然の行動にはある程度慣れることが出来た。
「そろそろ部屋に戻って良いか?」
「構わん。あぁそれと、クラス代表の事だが、その、お前と他の生徒では実力に差がありすぎる。機体の能力の事もあるし、今回はオルコットになってもらう事にした。」
当然だ。ポーズを使われれば、誰も手を出すことが出来ない。ならポーズを制限すれば良いと思うが、この女尊男卑のご時世。手加減されている事が気に入らず、何を仕出かすか分からない。今出来る手立てと言えばこれくらいなのだ。
「了解した。」
それだけを言うと、一夏は部屋へと戻っていった。
「あぁ、戻っていたのか。」
「箒か。どうした?試合が終わってから随分時間が経っていると思うのだが。」
「あのゲームの宣伝があっただろ。クラスメイトとその事について話していたからな。」
まぁ、あんな唐突な宣伝だ。話題になって当然だな。ゲームを余りプレイしない箒でもその話には参加するだろう。
「一夏は夕飯は食堂で、とるわけが無いな。」
「当たり前だろ。あのバカが大々的に言ってくれたお陰で落ち着いて飯が食えそうに無いからな。」
「そう言うと思って、少しだが食材を買ってきた。お前ほど美味くは作れないがな。」
「それは助かる。悪いが頼めるか?」
「勿論だ。待ってろ」
IS学園で売っている食材ではそこまで豪華な物は作れないが、材料は豊富だ。合わせればいくらでも出来る。箒は疲れている一夏に調度良い料理を作ろうとしていた。
「これなら手軽に食べれるだろう。」
「魚捌けたのか」
魚の茶漬けを作ったようだ。これなら疲れていても食べやすい。
「結構練習したんだぞ。私はお前の様に器用じゃないからな。」
「ん。旨い……」
薄味だが、今の一夏には調度良い様だ。そこに、1人の客が来た。
コンコン
「誰だ?」
「さぁ?」
2人には知らない来客の様だ。寝ている事にして無視しようかと思ったが、明かりがついているので誤魔化すことが出来ず、仕方無く通すことにした。
「……オルコット」
「遅くにすみません。」
「アポなしで来るのはマナー違反だろ。」
「すみません。どうしても聞きたいことがあったので……」
「……入れ」
これ以上廊下で話してれば、周りの人にも迷惑がかかるので、仕方無く部屋にいれた。
「で?聞きたいこととは何だ?正直言ってもう寝たいんだが。」
「……両親についてです。」
「何故今になってだ?」
「父が幻夢コーポレーションに貢献していたそうなので、その話が聞きたいと思ったので……」
それより先に言うことがあるだろ。と思ったが、話が長引きそうなので、あえて無視して話を聞いた。
「まぁ良いだろう。お前の両親。リアン・オルコットとオードリー・オルコット。あの2人が幻夢コーポレーションに協力した理由からだな。これは単にクロトから話を持ち掛けたからだ。当時、いくらゲームを作れても、周りに宣伝する者が居なかった。だから、2人に頼んだ。まぁ、お前が知りたいのは、2人の経営における関係と、父親の働き振りについてだろう。」
「出来れば、そこからお願いします。」
「まず、君の母親のオードリー・オルコット。彼女は自分の経営する会社の社員を第1に考え、多少強引な手を使ってでも会社を拡大しようとした。全ては社員の生活と家族の為に。しかし、リアン・オルコットと比べれば経営のレベルに差がある。彼女の行為は将来的に自分の首を締める事になるとは気付いて無かった。その為、最初は上手く行っていた経営も、憤ってしまった。それを立て直したのがリアン・オルコットだ。彼の力で、憤っていた経営が回復し、彼も経営に本格的に参加するようになった。知らなかったのか?」
「はい……。いつも相手の会社に頭を下げていた。その姿しか、わたくしは知らなかったので……」
「それは自分達の社員の為だ。これ以上繋がっていたら不利益になる。どんなに大きな会社だろうと、守るためならプライドはいくらでも捨てた。それが彼の本当の姿だ。決して情けない男では無かったさ。彼のアイディアは幻夢コーポレーションにも大きな影響を与えるほどに素晴らしい物だった。代表するゲームは大体彼のアイディアだ。彼は時にはストッパー、時にはエンジンとして動いてくれた。過去にもしを言っても仕方無いが、彼が今も居れば、卓越した経営者コンビとして名を馳せていただろう。これぐらいで良いか?もっと詳しいことを聞きたいならクロトに直接聞くんだな。」
「はい。ありがとうございました。」
それを伝えると、オルコットは一夏達の部屋から出ていった。
「終わったか?」
「あぁ。悪いが俺はもう寝る。」
「分かった。私はシャワーを浴びてくる。おやすみ」
一夏は1週間の疲れが出てきたのかすぐに眠り、箒もその数分後に眠りに付いた。
今回はここまで。質問が無いので後書きコーナーはお休みです。いつでも待ってますよ。
次回もお楽しみに!感想、評価、活動報告もよろしくお願いします!!