やはり私と彼の出会いは間違っている。   作:赤薔薇ミニネコ

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第15話です。


第十五話 再び小説と出会う

 私は奉仕部員になったので、教室で雪乃さんを誘って一緒に奉仕部へ向かっている。途中で結衣ちゃんとも合流した、どうやら彼女も奉仕部に入ったようだ。雪乃さんの動きが部室前で止まった。雪乃さんは扉の窓ガラスを覗いている。

 

「畳谷さん、由比ヶ浜さん誰かいるわ。しかも、明らかに怪しい不審な動きをしているわ、ちょっと怖いわね」

「依頼者かな?」

「先生呼ぶ?」

 

 そんなとき、廊下の向こうから八幡がやってくる。どうやら、部室前で待機してる私達に気が付いたようだ。

 

「あら、視姦谷君じゃない」

「やめて…心折れちゃうから……ほんとにやめて」

「ふふっ冗談よ」

「……それでお前達、どしたの?」

「ヒッキー部室に不審人物がいるの」

「は~?」

 

 私は八幡の袖を掴み、後ろからついていく……。私達が部室に入ると、そこには黒の手袋にコートを着た一人の男子生徒が部室に立っていた。そう、私の知っている人物だった。

 

「待ちわびたぞ!比企谷八幡!」

 

 なにやら、腕を交差させてなにやらポーズをとっている。私は知っている、これは中二病だ。

 

「剣豪…じゃなかった、材木座君どうしたの?」

「タタミックス殿ではないか!久しぶりだな」

「材木座君……?畳谷でお願いします……!」

「タタミ?タタミとミックス??」

「この人は何なのかしら?」

「俺と忠絵のちょっとした知り合いだ、まあ動きとかは気にするな。」

「なんだ~ヒッキーとタタミンの知り合いか~!」

 

(えっ!タタミンって私の事?なんかピグ〇ンみたい……?別についてまわったりしません……いや八幡についてまわってるか!タタミンかもしれない!)

 

 私は、材木座君を知らない雪乃さんと由衣ちゃんに中二病の説明をする。

 

「そういえば八幡も昔、【政府報告書】なんて書いてたよね~」

「ちょっと!なに言ってるの忠絵さん!そんなの僕しらないよ?」

(なんで俺の黒歴史知ってるの……?)

「小町ちゃんが、他にも布団叩きもって鏡の前でポーズとってたとか言ってたよ」

(小町……お兄ちゃんもうだめかもしれない……)

「なるほど、彼の中二病という心の病を直すのが依頼ということでいいのかしら?」

「いぁ…別に病気とかじゃないですけど……」

「そ…それで、どうしたんだ材木座。依頼があるんだろう……?」

「うむ……新作の小説の感想を聞きたいと思ってな」

「材木座君?ゲームの中でいいんじゃないの?」

「それが…書く場所を失ってしまってな……」

 

 私達は材木座君から話を聞くことにした。どうやら、こないだのHRM戦の後、ハイテンションのまま小説を書いたらしいのだが、新しい恋愛ジャンルに手をだしたらしい。ギルドには小町ちゃんしかいなく、小町ちゃんに見てもらって感想を聞いたそうだ。

 

「コマチ殿に、見てもらった後の次の日ギルドに行ったら部屋がなくなっていたのだ……コマチ殿に聞いたら、和室レイアウトが人気で調度品が高く売れるとかなんとか言われて全部売ったと言われた……その上日記機能に制限がかかっていて小説を書く場所を失ってしまったのだ……」

「材木座…小町にどんなの読ませたんだよ……」

「材木座君それは自業自得じゃないかな……?」

(よっぽど、ひどい内容だったんだろうな……)

「そういうわけで、奉仕部に小説を読んでもらおうとお願いしにきたのだ」

 

 次の日、材木座君の小説を読んだ私達は、小説のあまりの酷さに頭を痛めるのであった……。

 

 

 

~~ギルド~~

 

タタミックス)ほんとに更地状態になってるね……

ハチマン)まあ、あんなの読まされたらなぁ……そのまま、書き続けてたらギルドハウスにも入れてもらえなくなりそうだし結果的によかったんじゃないのか……?

 

 私達は、ギルドのみんなと一緒にフィールドでいつものようにレベル上げをすることにした。

 

ケンゴウショウグン)ハチマンよ、見よこの天叢雲剣すごいぞ!

 

 天叢雲剣は4~8回攻撃の性能があるため、剣豪さんの動きがすごいことになっていた。1振りのモーションの所に、4~8回の動きがはいる、まるで残像ができているようだった。まさにチートアイテムである

 

タタミックス)剣豪さん、動きが気持ち悪いですよ…

シズカ)ほんとその武器すごいな…

ケンゴウショウグン)ははは!まさにスターバース〇ストリームだ!

(すごい動きで切りまくっている…私もチートアイテムちょっとほしいかも……)

タタミ)いや~すごい火力ですね、自分もアタッカーやってみたくなりますよ~!

ハチマン)まあ、みんなにもこれからジョブに合った武器や防具手にはいるだろう

コマチ)コマチも消費MPを減らせる装備とかが取れるとうれしいですね~

タタミ)それじゃ、今度新しく追加されたコンテンツのバトルフィールド行ってみますか?

ハチマン)いいですね、知り合いの話だと、HRMと同じサイズ敵で6人専用のバトルフィールドらしいから、装備しっかり強化しないとだめだな……

コマチ)ギルド資金はいっぱいあるので大丈夫です!みんな強化してやってみましょう~!

シズカ)私もギルド資金を使って強化させて貰うとしよう

 

材木座「我の書斎…調度品……」

ハチマン・タタミックス(どんまい材木座「君」……)

 




読んでくれてありがとうございました。
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