やはり私と彼の出会いは間違っている。   作:赤薔薇ミニネコ

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第2話になります。それではどうぞ~


第二話 ハチマンさんと出会う

 それから私は、兄のアルバイト?の採掘をやっていたのだが、ゲームのチャットのやり方を覚えてからはこのゲームの面白さをしり、兄の知り合いのメンバーと会話ができるまでになっていた。

 

ハチマン)タタミさん今日も穴掘りですか?お手伝いしましょうか?

タタミ妹)こんにちは、ハチマンさんタタミ妹です

(ハチマンさんいつも手伝ってくれて優しいな…素材もすぐ集まるし助かりますハチマンさん!)

 

 このハチマンさんというプレイヤーは、同じ時間くらいにログインしてる人で私は学生さんなのかと疑問に思い、いつもはあまり話かけない私だったが、この時はつい聞いてしまった。

 

タタミ妹)私はいま中学生なのですが、ハチマンさん学生さんなのですか?

ハチマン)自分も中学生ですよ~、剣豪もきっと中学生ですね~中二病だし

タタミ妹)ハチマンさんはいつも手伝ってくれてありがとうございます。うちの兄なんて経験値稼ぎや素材集めなど面倒なことばかりやらせてくるんですよ!

ハチマン)タタミさんも装備には拘ってますから、気持ちわからなくもないですね、強い武器は男子の憧れまである!

タタミ妹)ハチマンさんも黒の服装に黒い剣でかっこいいですよね~!

 

 私はギルドリーダーのハチマンさんに愚痴をこぼしつついつものように会話をしていた、しばらくするともう一人のギルドメンバーがやってきた。

 

ケンゴウショウグン)我、剣豪将軍ただいま参上!

ケンゴウショウグン)妹君よ、我も装備には拘りが!

タタミ妹)こんにちは、剣豪さん今日も元気ですね!

(いつもハイテンションだな~この人はきっと中学生だな……)

ハチマン)剣豪お前はいつもレア装備狙いばっかりだろ、あと技打つとき叫ぶな周りに迷惑だ!

ケンゴウショウグン)相棒ハチマンよ!当たり前だ、我には安物の武器など不要!レア装備しかいらぬ!技を出すときには掛け声は必要なのだ!かっこいいし

タタミ妹)素材集まったのでこれでログアウトします~また今度遊んでくださいね

(剣豪さんのコメントはスルーしておこう……)

 

 

 それから私はゲームでハチマンさんと会うごとにいろいろ話すようになり仲良くなっていった……。

 

タタミ妹)私的にはさ、SAOのキバオウさんって根は優しい人だとおもうんだよね~

ハチマン)ええっ!キバオウ押しの人初めて見たよ!普通キリトじゃない?

タタミ妹)まあ、これからの展開次第だね~!

ハチマン)そろそろ、妹に夕飯つくらないといけないからログアウトしますね、あんまり待たせるとゴミぃちゃんってうるさいから……

タタミ妹)妹さんいるんだね

ハチマン)まあ、文句はよく言われるけど、かわいいから許せるな!

タタミ妹)それじゃハチマンさん、また手伝ってください~!おつかれさま~

ハチマン)おつかれさま~

 

 

~~学校~~

 

 

 学校での私は、上位カーストグループの折本かおりちゃんと由紀子のいるグループにいるので、男子には人気があるのかもしれない…。ちなみに由紀子とは小学校からの幼馴染である。

 

「そうえいえばさ~比企谷ってさ~たまに本読んでニヤニヤしてるよね~」

「そうそうなんだかちょっとキモイよね~、なんかきょどってるとことかあるし~」

「ちょっと由紀子!いつも言葉遣いが悪いよ~」

「まあ、でも顔はちょっといいかも?」

「なにそれ~ちょーうける」

 

私達は、教室でおしゃべりしながらいつものように会話をしている。

 

「でも比企谷君、掃除とかもしっかりやってくれるし、ほかのふざけてばっかりの男子よりしっかりしてるよ?あれはぜったい根は優しいタイプだよ」

「でた!ただっちの口癖、根は優しいタイプ!」

「そうだけどさ~たまに何言ってるかよくわかんない時あるよね~ちょーうける」

 

 私がかおりちゃんと由紀子と話していると、クラスの男子から話しかけられた。

 

「畳谷さんちょっと話があるんだけど放課後ちょっと屋上にいいかな?」

「うん…わかった……」

 

由紀子がいつになく、ハイテンションで話しかけてくる。

 

「ただっち、これぜったい告白じゃん!どうするの?」

「うーん、男子とあまり話したことないし、困ったな(ゲームの中ではハチマンさんとよく話すけど)」

「とりあえず放課後行ってみるよ…」

 

 そして、放課後……。

 

「畳谷さん、ずっと前から好きでした、付き合ってください!」

「ごめんなさい…私いま気になる人がいるので……」

 

 そのころ別の場所で……。

 

「好きです、俺と付き合ってください」

「ごめん……気持ちはうれしいけど比企谷とは付き合えない……」

 

 そして次の日なにやらクラスの様子がすこし変だった。昨日比企谷君がかおりちゃんに告白したらしく、それをクラスの女子が見ていて広めたらしい。クラスの女子からはなにやらコソコソ話声が聞こえる……。

 

「かおりかわいそう~比企谷に告白されたらしいよ~」

「え~まじ~比企谷も勘違いもいいとこじゃね」

(比企谷君は告白しただけなのに、みんなちょっとひどいな……)

 

私はコソコソ話をしていた女子達を見つめる。

(あれ…なんか畳谷さん怒ってる……?)

 

 ゲームの中でも変わったことがあった。

 

タタミ妹)こんにちはーハチマンさん、タタミ妹です~!

ハチマン)はぁ…ども

タタミ妹)えっ!どうしたんですか?

(どうしたんだろう昨日まであんなに話も盛り上がってたのに)

ハチマン)いまはちょっと女子が信じられなくなってしまって…告白したらクラスから笑い者にされて……

ケンゴウショウグン)相棒ハチマンよ!そう落ち込むでない、今度【ジュース】を奢ってやろう!

 

 私は学校で同じような事があったことに気が付いた。比企谷君…たしか比企谷八幡……ハチマン!?

 

「もしかして比企谷君なの……?」

 

 それから私は比企谷君がハチマンさんかもしれないということで、私は教室で彼をつい観察してしまっていた。さりげなく彼の横を通るときに、読んでる本などもチェックしてみたがラノベであるのは分かるのだが、なにを読んでるかまではわからなかった。

 

「最近ただっち、比企谷のこと見すぎじゃない~?ちょーうける」

「えっ……!そ…そんなことないよ?」

「なになに比企谷が気になるのか~?ほれほれ言ってみ~」

「ちょっと、由紀子からかわないでよ…」

「いつにもまして目が鋭かったし、比企谷ちょうビビってたよ~」

「気のせいじゃないかな……?」

 

 どうやら私が鋭い目で見ていたらしく、周りの男子も怖がっていたらしい。

 

ハチマン)最近女子にすごい鋭い目で睨まれるんですが、タタミ妹さん的にどうすればいいと思いますかね…妹に言ってもゴミィちゃんはとしか言ってくれないし……

タタミ妹)私からの意見としてはほっとけば、そのうち何もしなくなると思いますよ

(ごめん、それ私かもしれない…)

ハチマン)そうですか…はぁ……

ケンゴウショウグン)相棒ハチマンよ結界を張るのだ!さすれば大丈夫であろう!

 

 

 私は、比企谷君に申し訳ないと思いつつも、兄からのマックスコーヒーとプリンのため採掘を頑張るのだった……。

 




【ジュース】MPを回復できるアイテム。

読んでくれてありがとうございます
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