斉木栗子と斉木楠雄のΨ難   作:ムラムラ丸

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今回で二十話です。めでたいですね。

この「斉木栗子と斉木楠雄のΨ難」は投稿者の自分とほとんど同じ性格でほとんど同じ考え方をする人間が身近にいたら仲良く出来るのかな?嫌いになるのかな?という考えるだけ無駄な発想が元になっています。


二月五日
とうこうしゃのはなつZわざ_Zかんしゃ!_誤字報告ありがとうございます!
慢心が満身になってました。あれですね、某艦隊ゲームで慢心慢心聞いてるうちにこの言葉使いたくなったんだと思います。


第10x もう相ト命にΨ度会うことはないと言ったな? あれは嘘だ パート3

「あー!くりっちー、待っててくれたの?ありがとー!」

 

 

 夢原さんは笑顔で斉木栗子、つまり私に話しかけるが、対照的に相トは微妙な顔だ。

 

 

(サイキっちゃんは超能力者…。なんか前みたいなノリもう無理なんですけど…)「えっと、じゃ三人で帰ろっか…」

 

 

 そんなこんなで女子高生三人で下校中だ。一人は超能力者、もう一人が占い能力者で、最後が死ぬかも知れない人。何の変哲もない日常的風景だな。

 斉木楠雄、彼は遠い離れた位置からのバックアップだ。大抵の事なら超能力者が一人いれば充分だが、命に関わるとなれば慢心は出来ない。死相というものがどれ程に危険なレベルなのか詳しくは聞いていないが超能力者が二人いる以上安心していい。泥舟に乗っても昼寝をしていいくらいに。

 今日死ぬかも知れない夢原さんはお気楽に話しかけてくる。

 

 

「ねー聞いてーくりっちー。くりっちが屋上から出てった後ね、私立ったまま寝てたんたよ~。ちょっとヤバイよね~。それでね、その時夢を見てたんだけどその内容がね、みこちんが私に死相が出てるって言ってきてね、そしたら私屋上から落ちちゃったんだよ!。でもさ、夢の中で死んじゃうのってたしかいい意味があるんだよね。そう考えるとテンション上がっちゃてさ~」

 

 

 ポジティブか!

 

 夢原さんはテンション高いのかも知れないがこの話を聞いてる相トは暗い顔してるぞ。どうすんだこれ。

 

 

「あ~ほんと目の前で寝始めたからまじ仰天したわー」(今もちよぴっびに死相出てるんだろうけど確認出来ねー…大丈夫なのか?不安だわー…)

 

 

 大丈夫だ。私がいる。

 

 

(…それにしても、アイツが運命の相手かー。見た目ボッチ陰キャの冴えねーモブ野郎だけど、なんかSっぽい性格だしMなアタシ的にポイント爆上げ。なきしもあらず…ね♥)

[やめとけ!やめとけ!。斉木楠雄、十六歳、彼女いた歴なし。学校では無口で何事もそつなくこなすが今ひとつ情熱の足りない男。だが内心ではSを通り越えて帝王気取りの男………]

 

「うおお、きもっ!!」

「ええっ!?ど、どうしたの?」ドキッ

「えっと…ゴキブリが走ってたから…。アハハ、ゴメンね」

 

 

 おい、ゴキブリとかいうな。会いたくなくて震える。

 

 なにがキモかったんだ?心を読んだ事か?それともセリフか?それか帝王気取りのとこか?

 そういえばテレパシーについて詳しく説明していなかったな。

 

 

[言っていなかったか?テレパシーは言葉を送るだけではなく相手の心の声を聞くことも出来る]

(ちょっ、それ早く言えよ!…いやまだ良かったか、遠くにいるサイキっくんには聞かれてねーだろーし)

[当然聞こえている]

(うっわまじかよめっちゃハズい。……!)

[あのおっさんが気になるのか?別に構わないが後ろを見ろ]

(気になるっつっても男としてじゃなくて……)「って、ちよぴっび!?どったの!?」

 

 

 夢原さんが倒れた。顔色が悪く腹をおさえている。

 

 

「お…お腹が痛い…多分、お昼に食べた千里っちのグロい魚にあたったかも…」

 

 

 あれか。私もその場にいた。目良さん見事な包丁使いだったが保存や毒抜きについての知識はなかったようだ。私も食べたぞ。グロいわりに美味かったぞ。当然私も目良さんも毒を食べた事になるが私は超人だから大丈夫だとして、目良さんは…うん、大丈夫だな、多分。

 

 

[毒にあたったな。おそらく救急車を呼んでも間に合わないだろう。それに私にも治せないな]

「なにのんきな顔してしゃべってんのさ!アンタにも治せないって…どうすりゃいいんだよ!!」

[大丈夫、私に治せなくても]フッ[僕なら治せる]

「はあ??斉木楠雄??一瞬でサイキっちゃんから入れ替わった…」

[一日に同じリアクションをするんじゃない。それよりもう治したぞ。僕はもう行くからな]ヒュン!

 

「あれもうなんともない」

「えー…?」

 

 

(いや良かったんだけども、なんかあっさりしすぎてるっつーか。そうだ死相どうなった!?もう消えてんじね?)

 

 

クルッ「なんだったんだろ?なんかゴメンねみこちん!」死相

 

 

(駄目だわまだ消えてないわこれ。どうすんだよ、今サイキっくんもサイキっちゃんもいねーよ。まじどうする!?)キョロキョロ

 

 

「どしたの、みこちん?」

「いやなんでもね…うわあトラック!!」

 

 暴走トラック「ブオオオオオ!」バキバキ!

 

 

「なに?トラックが好きなの?」

 

 

(ちよぴっびって結構天然なところある…じゃなくて!。あのトラックの運転手寝てるし!しかもさっきの死相の出てたおっさんじゃん!やばいってこのままじゃ………止まった…なんで?)

 

[お前がおっさんを視たところを僕も見ていたらな。瞬間移動でトラックに乗ってブレーキを踏んだ。だが車は急に止まれない、だから]

[私がサイコキネシスでトラックを少し浮かせた。ったく歩道が空いてるからってそこを行こうとするなよな。車道側に寄せるぞ]スイー

[いいんじゃないか?このへんで]

[OK]ズンッ

 

 

「トラックってあの止まってるやつ?まさか運転手がタイプとか!。そんなわけないよね、おじさんだもん。あれ、みこちん顔赤いよ?え、まさかほんとに!?」

 

(二人とも死相が消えてる…。後トラックにいたサイキっくんも消えてる。あれがアタシの運命の相手…スゲー男だ…これ完成にガチ恋だわ…。斉木楠雄…いや、くすお♥)

 

 

 家に着いて早々、彼は嫌な顔している。愉悦。

 

 

(あ、心の声聞かれてるんだっけ。まいっか!。そだ、くすおとサイキっちゃん後でLINEやろーよ。サイキっちゃんはくすお情報ちょーだい。仲良くしよ?)

 

 

 こうなるから嫌なんだよ。彼に絡むのは。




ご覧になって頂きありがとうごさいます。

それとお気に入りして頂きありがとうごさいます。


最近の楽しみはこの小説もどきのUAとお気に入りが増えていくのを見る事です。次の話も読んで頂けるとうれしいです。
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