斉木栗子と斉木楠雄のΨ難   作:ムラムラ丸

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まだまだ続きます。


第2x Ψ低とΨ悪と始業式 パート5

 そういえば燃堂に振り回されて首が閉まり気絶しているこいつは高橋というらしい。

 こいつが仮病を使って倒れたとき燃堂と熱血以外に二人の男子がこいつを心配して近寄ってきたな。その時「大丈夫か?高橋」と言おうとしたところで燃堂が殴り初めたため絶句していた。しかししばらくすると。

 

 

「なぁ高橋仮病じねぇか?」

「ああ、あんだけ殴られてなんのリアクションもないところを見るにどうしても保健室に行きたいらしいぜ」

「高橋だもんな」

「ああ、高橋だからな」

 

 

 小声で話した後二人は高橋を見捨てた。

 

 

 そんなこんなで保健室に着いた。

 

 

「おっ、お前相棒に似てるなぁ。相棒2号こっからどうすりゃいいんだ?おっ?」

 

 

 大変不満たが文句を言うのも面倒なので私は無言で保健室に備え付けられているベッドを指差した。

 

 

「おっ、そうかサンキュー」

 

 

 燃堂は高橋をベッドに向かって投げた。見事ベッドを通り越し壁に激突した。燃堂の危険性を再認識しつつこれ以上付き合いきれないので体育館に戻ろうとするとどうやら高橋が目を覚ましたようだ。

 そのまま寝てればいいのに。

 

 

「うっ体全体が痛てぇ。その上気分が悪りぃ。ここ保健室か?…あっお前!」

「おっ?なんだお礼か?」

「ちげぇよ!お前さんざん殴ってくれやがって!半目にして見てたんだからな!」

 

 

 どうやら振り回された時の記憶は飛んだらしい。

 

 

「まぁいいや。オレが仮病だってこと言うなよ」

「おっ?ケビョウ?」

「仮病だよ!仮病!!全くお前がーーーー」

 

 

 燃堂と高橋が言い争っているがそんな事よりさっきから気になっているんだが。

 

 

(フレーフレーたっかっはっし!)

(負けんなあぁ高橋ぃ!)

(お米食べろ!!)

(なぁ高橋仮病だよなぁ?)

(いや、自身なくなってきた。)

(あいつ仮病じゃなかったのか?くそっ俺のほうが腰抜けじねぇか!ぅ、うおおおおぉぉ!フレーフレーたっかっはっしぃ!!)

(やかましくてかまわん。おい俺様は帰るぞ!)

 

 

 なんだこれは。

 

 テレパシーでたくさんの声が聞こえてくる。気になって目を寄り目にして千里眼を使うと熱血が主体となってほとんどの生徒が叫んでいる。ほんとなんだこれは。

 

 

(えー皆さんの高橋君を心配する気持ち大変感動しているのであるからして。始業式はまた後日行うのでありまして)

(よしみんな!今すぐ保健室に行くぞ)

(((((うおおおおぉぉ!!!)))))

 

 

 なんなんだ。これは!

 

 今聞こえた情報に半信半疑になっていると。

 

 

「おい!そこの女子!お前も聞いてんのか?!」

 

 

 保健室の出口を向いてつっ立っていた私に声をかける高橋。お前なにのんきにキレてんだ?

 

 

「頭に変なアンテナ着けやがって!そういうのを付けんのはオタクでブスって決まってんだよ!!」

 

 

 高橋はずんずんと近づいて来た。肩に手を置いて振り向かせるつもりのようだ。嫌悪感maxだ。

 

 

(あれっ?合金製金庫?)

 

 

 今そういうのいいから。まじで。

 

 

「お前もオレが仮病だってこと言うんじゃ……」(可愛い…まじタイプだ…)

 

 

 お前ほんとのんきだな。

 

 そんなこんなでタイムアップだ。保健室の外にいる大柄な男の存在に私は気づいている。

 

 

 {続く}




次で終わりです。
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